レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 県立長野図書館 (2110021) | 管理番号 (Control number) | 県立長野-23-090 | ||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2023年09月10日 | 登録日時 (Registration date) | 2023年09月14日 14時48分 | 更新日時 (Last update) | 2023年09月21日 21時56分 | ||||
質問 (Question) | 昭和25年から昭和45年にかけて、長野県内で採択されていた国語科教科書がわかるか。特に、信濃教育会が出版した教科書について知りたい。 | ||||||||
回答 (Answer) | 現在の長野県においては、12の採択地区で小学校・中学校の教科書を共同採択している。(出典:長野県教育委員会ホームページ 教科書Q&A) 『教育年報』長野県教育委員会【N370/15】に、採択された教科書の展示会記録は毎年掲載されているが、教科書そのものについての記述はない。 長野県教育委員会で教科書事務を行う課に照会したが、昭和期の採択教科書に関する行政資料はほとんど記録が残っていないとの回答を得た。 長野県の公文書館にあたる「長野県立歴史館」に残った資料は移管されているが、残念ながら採択状況がわかるものはない。 ただ、長野県の教科書展示常設場所である「長野県総合教育センター」に、昭和期からの採択された教科書が保管されていることが確認できた。 国語科については、昭和31年からの採択教科書が所蔵されている。 なお、一般的な教科書の採択状況の調べ方については、レファレンス共同データベースの調べ方マニュアル「教科書の採択状況(採択冊数・占有率)の調べ方」を参考に紹介した。<最終確認日:2023/9/14> | ||||||||
回答プロセス (Answering process) | 1 県教育委員会が発行している『教育年報』『教育要覧』を見るが、回答の教科書展示会開催記録があるのみで、実際に採択された教科書の記述はない。 2 『雑誌信濃教育総目次』信濃教育会1971【N370/3a】を確認するが、採択された教科書に関する内容は見当たらない。 3 県教育委員会で教科書事務を担当する課に直接照会をしてみるが、昭和期の記録はほとんどない旨回答。長野県立歴史館の文献史料検索で、キーワード「教科書」資料種類「行政文書」で調べるが、昭和60年代のものが一番古いものだった。 4 県の教科書常設展示場所である長野県総合教育センター資料室に照会したところ、地区別の採択状況はわからないが、県内で採択された教科書が保管されているということが確認できた。 | ||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | 信濃教育会 信濃教育博物館に確認したがわからなかった。 | ||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) | |||||||||
キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||
備考 (Notes) | |||||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 郷土 | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | ||||
登録番号 (Registration number) | 1000338668 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |