レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 蒲郡市立図書館 (2310237) | 管理番号 (Control number) | 蒲郡-2023-03251-般 | ||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2023年03月25日 | 登録日時 (Registration date) | 2023年03月25日 14時24分 | 更新日時 (Last update) | 2023年03月25日 14時32分 | ||||||
質問 (Question) | 豆腐1丁とは何グラムのことか。 | ||||||||||
回答 (Answer) | 「丁」ははかる基準の「単位」ではなく、数える基準の「助数詞」のため、決まった数値はない。 | ||||||||||
回答プロセス (Answering process) | 1.『広辞苑 [2]』第7版p1897「ちょう【丁】⑤豆腐を数える語。」とあったが、グラムまでは載っていない。 2.書架より『単位と法則大百科 科学の理解に欠かせない43の単位と44の重要法則』を見るが、掲載なし。同様に『単位と法則大図鑑』を見てみるが、こちらにも掲載はない。ただしp022の「数量をあらわす「助数詞」」にて、 「助数詞とは、1「回」、1「杯」などのように、数量をあらわす語につける接尾語のことだ。単位とは別に、日本語のものの数え方には、たくさんの助数詞がある。」 とあり、「丁」はこの助数詞のことだと思われる。 3.数え方の本を見てみる。 『日本語が面白い!数え方の絵本』p36 「豆腐 偶数という意味の「丁」を使った数え方 豆腐二個分で「一丁」豆腐一個分で「半丁」 もともと「豆腐一丁」で二個分を指していました。一個買う場合は「豆腐半丁」といいました。現代では豆腐一パックを「一丁」とも数えます。」 『数え方の辞典』p210 「丁、パック 現在では「豆腐1丁というと1個分のことですが、「丁」に偶数の意味があることから、かつては「豆腐1丁」で2個分を指しました。豆腐を1個分買う場合は、「豆腐半丁」といいました。この「丁」は用具を数える「挺(ちょう・丁)とは別の語です。現在の小売り単位は「パック」なども用い、1パック分を「1丁」ということが多いようです。」 『知ってるようで知らないものの数えかた』p42 「豆腐・俎(まないた) 一丁 「丁」は直角という意味を表す字です。豆腐や俎、書物の一枚、どれも直角でできています。豆腐は、いまでは丸くても一丁ですが、書籍でページが抜けてしまっていることを落丁といいます。」 「丁」のもつ意味はいろいろあるようだが、数え方だということが分かった。 4.以上を利用者に報告。 | ||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||||
備考 (Notes) | |||||||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 言葉 | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | ||||||
登録番号 (Registration number) | 1000330974 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |