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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
国立ハンセン病資料館図書室 (4100012)管理番号
(Control number)
2022-001
事例作成日
(Creation date)
2023年02月25日登録日時
(Registration date)
2023年02月25日 10時04分更新日時
(Last update)
2023年03月02日 08時55分
質問
(Question)
昔、多磨全生園への道標として使用されていた石碑について調べてほしい。
回答
(Answer)
当館所蔵の療養所機関誌『多磨 昭和47年2月号』(全生互恵会、1972年2月刊)の「写真風土記」コーナーに、当該石碑に関する記述があった。

『恩多町三丁目五ツ辻(写真)と秋津町一丁目地蔵辻には昔から、そんな人たちのために「全生村へ」という石の道しるべが置かれていた ~中略~ 今回、この記念碑的な石を引き取ることにした。』

また、当館所蔵の『ハンセン病図書館旧蔵書目録』のカラーページに、「全生村へ」と書かれた石碑の写真が掲載されていた。
以上から、当該石碑は1972年前後までは恩多町と秋津町に存在しており、現在は国立ハンセン病資料館常設展示室と国立療養所多磨全生園内ハンセン病図書館の敷地内に存在することが判明した。
回答プロセス
(Answering process)
・蔵書検索システムにて「石碑」でキーワード検索。目ぼしい成果なし。

・ハンセン病療養所機関誌アーカイブにて「石碑」でキーワード検索。目ぼしい成果なし。

・「全生園 石碑」のキーワードでgoogle検索。目ぼしい成果なし。

・石碑の一つが国立ハンセン病資料館の常設展示室に展示されているとの前情報があったため、常設展示室にて実物を確認。「全生村へ」と書かれた石碑だった。

・蔵書検索システムにて「全生村」でキーワード検索。検索結果一覧のブラウジングから坂田勝彦『ハンセン病者の生活史』(青弓社、2012年5月刊)の内容注記の中に「全生村という呼称の奥行きをめぐって」との記述を発見し、当該資料を閲覧。49pに石碑の写真が掲載されており、出典が「多磨 1972年2月号」と「ハンセン病図書館旧蔵書目録」であることを確認し、当館所蔵の資料を確認したところ、石碑に関する記述を発見。
事前調査事項
(Preliminary research)
石碑は2つ存在し、1つは国立ハンセン病資料館の常設展示室に展示されている。
NDC 
参考資料
(Reference materials)
ハンセン病者の生活史
キーワード
(Keywords)
ハンセン病
全生村
多磨全生園
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介 事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000329349解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決

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