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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
福岡県立図書館 (2110014)管理番号
(Control number)
福郷-182
事例作成日
(Creation date)
2022年03月23日登録日時
(Registration date)
2023年02月08日 13時59分更新日時
(Last update)
2023年02月08日 13時59分
質問
(Question)
福岡市中央区にある「荒戸町」の地名の由来が知りたい。
回答
(Answer)
◆参考資料1『角川日本地名大辞典(40 福岡県)』p.128 「あらと 荒戸 〈中央区〉」の項に以下の記述あり。
「(前略)町名は,荒戸山(荒津山の別称)の山麓にあることに由来する。」
◆参考資料2『福岡町名散歩』p.159 「荒戸町」の項に以下の記述あり。
「荒戸(津)の山のふもとにあるところから町名となる。」
◆参考資料3『福岡・博多の町名誌』p.112 「荒戸町」の項に以下の記述あり。
「荒津山の山麓にあるところからこの町の名がおこった。荒津の津(つ)と荒戸の戸(と)は音韻が通じたので『筑前国続風土記』は「今は転じて荒戸」呼ぶようになった(後略)」

以上のことから、荒戸町の地名は、荒戸(津)山の山麓にあることに由来すると考えられる。

また、◆参考資料4『地形から読む筑前の古地名・小字』p.78「荒戸」の項に以下の荒戸の語源に関する記述がある。
「語源は粗(アラ)・門(ト)。原義は広い入口。西公園の丘と福崎の高台との開いた間を呼ぶ。」
回答プロセス
(Answering process)
町名を調べる基本資料として参考資料1を確認した。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
九州地方  (219 10版)
参考資料
(Reference materials)
角川日本地名大辞典 40 「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1988.3 K293/000/カ (p.128)
福岡町名散歩 井上 精三/著 葦書房 1996.4 K294/260/フ (p.159)
福岡・博多の町名誌 [井上 忠/著] 福岡市 1982.3 K294/260/フ (p.112)
地形から読む筑前の古地名・小字 池田 善朗/著 石風社 2013.2 K294/200/チ (p.78)
キーワード
(Keywords)
荒戸 福岡市 地名
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介 事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000328712解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決

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