レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 大阪府立中之島図書館 (2120002) | 管理番号 (Control number) | 6001059072 | |||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2023/01/07 | 登録日時 (Registration date) | 2023年02月01日 00時30分 | 更新日時 (Last update) | 2023年02月01日 00時30分 | |||||
質問 (Question) | 岸和田藩主岡部長著(おかべながあきら)について知りたい。 | |||||||||
回答 (Answer) | 岡部長著については、次の資料に記載がある。 ■『評伝岡部長職:明治を生きた最後の藩主』(小川原正道/著 慶應義塾大学出版会 2006.7) p.343「岡部家系図」があり、5番目に「長著」の名前がある。 ■『岸和田藩志』(落合保/著 東洋書院 1977.7) 「美濃守長著公」(p.54-60)に詳細な記載がある。 ■『岸和田市史 第3巻 近世編』(岸和田市史編さん委員会/編集 岸和田市 2000.9)【216.3/245N/3(3)】 ・「第七章 近世の美術工芸品 第八節 岡部氏関係の美術工芸品」(p.600-606) 「泉光寺に伝わる歴代藩主による絵画では、岡部長著が描いた『絹本著色 十六羅漢像』(対幅)がある。」として作品の説明があり、「長著に関しては後世『就中能曲と絵画とは、余技的天才であった』(落合保『岸和田藩志』)と評価されるが、まさに本作品は職業絵師に勝るとも劣らない彼の筆技を伝えるものである。」(p.604) ●永野仁「十輪寺略史」(『岸和田市史紀要』<1> 特集記事:岡部長著と十輪寺 岸和田市 1970.12)p.[1]-20 「近世のなかごろ享保九年(一七二四)の九月に父長敬から家督をついで藩主となった岡部長著は、仏教への傾心あつく、のちにこの東光寺の跡に堂宇を建立した。これが十輪寺である。長著は、当時妙心寺派の著名な僧であった廬山を招いて、これを十輪寺の開山の祖とした。」(p.4)とある。 ●大越勝秋「十輪寺とその周辺」(『岸和田市史紀要』<1> 特集記事:岡部長著と十輪寺 岸和田市 1970.12)p.[53]-80 「1 岡部長著と十輪寺」(p.55-62)に「岡部長著と十輪寺」の項(p.55-59)があり、長著について記載されている。 ●井上薫「岡部長著墓誌」」(『岸和田市史紀要』<1> 特集記事:岡部長著と十輪寺 岸和田市 1970.12)p.[21]-51 略注の「(1)〔公〕」(p.28)など、長著について記載されている。 ■『岸和田藩志 下』(野上榮/編 村田宜寛 1917.5) 「第十四章 君佳臣話」(p.128-147)に「本章に於ては岡部家代々の君臣の佳話を、世徳私纂の記事中より抄録せんとす。」(p.128-129)とあり、p.132-133に「十輪公」(おそらく長著のことかと思われる。)について記載がある。 [事例作成日:2023年1月7日] | |||||||||
回答プロセス (Answering process) | ||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) | ||||||||||
照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||||
備考 (Notes) | ||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 大阪,人物・団体 | 質問者区分 (Category of questioner) | 個人 | |||||
登録番号 (Registration number) | 1000328289 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |