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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
大阪市立中央図書館 (2210006)管理番号
(Control number)
1E21008557
事例作成日
(Creation date)
2022年09月26日登録日時
(Registration date)
2022年11月22日 00時31分更新日時
(Last update)
2022年12月05日 00時30分
質問
(Question)
糸電話は昔は紙コップじゃなかったと思う。竹でつくった記憶がある。そのことが書いてある本をみたい。
回答
(Answer)
以下の資料に竹筒を使用した糸電話の作り方などの記述がありました。

(1) 『理科十二ケ月 第1月 新風船』 (石井 研堂/著 クレス出版 2004.1) 
明治34年発行の雑誌の復刻版です。p.29-31「第七回 弟の送話器」に糸電話についての記述があり、「竹筒の片ッ方に厚紙を張り、それから長い糸を出して其さきに又同じい[原文ママ]竹筒をつけたのでありました。」とあります。

(2) 国立国会図書館デジタルコレクション『私たちのたのしい工作教室』 (国友秀夫 著 日本書房 昭和41) (国立国会図書館/図書館・個人送信限定)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1654271/34  (2022.11.21確認)
p.63-66(コマ番号34-35)に「糸でんわ」の項があり、p.63に「まず直径が四センチ、長さが十センチぐらいの竹筒かボール紙で、つつを2つつくります」とあります。

(3) 国立国会図書館デジタルコレクション『やさしい学校工作』(山川岩五郎 著[他]  誠文堂新光社 昭和36) (国立国会図書館/図書館・個人送信限定)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1630283/35  (2022.11.21確認)
p.65(コマ番号35)に「糸でんわ」の項があり、「材料」として「ジュースのあきかんまたは竹づつ、ボール紙でまいたつつ」とあります。

(4) 国立国会図書館デジタルコレクション『自然科学指導の実践記録 : 体験十五年』 (栗山重 著 啓文社 昭11) (国立国会図書館/図書館・個人送信限定)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1113927/32  (2022.11.21確認)
「一、尋常科第一学年」のp.48-50(コマ番号32-33)に「第十六、糸電話遊び」の項があり、p.48「三、準備と注意点」に「竹筒で上級生に作らせたものでも、セルロイド製のものでもよい」とあります。
回答プロセス
(Answering process)
1.当館所蔵検索システムにて、学習件名を“糸電話”で検索。2001年発行のものが一番古い。
2.「レファレンス協同データベース」をキーワード“糸電話”で検索。レファレンス事例「石井研堂の「理科十二ケ月」の中に竹で作る糸電話について書いてあったと思うが」( https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000282973 2022.11.17確認)の紹介資料を確認、資料(1)が見つかる。
3.当館所蔵検索システムにて、フリーワード“いとでんわ”“糸電話”“糸でんわ”で検索、1969年発行の『いとでんわ(かがくのとも 7)』(福音館書店)が一番古く、出版年の古いものを中心に確認するが、いずれも紙コップを使った作り方。タイトルから昔の遊びとして紹介されてると思われる本の内容を確認。『こども遊び大全 : 懐かしの昭和児童遊戯集』(遠藤 ケイ/絵と文 新宿書房 1991.7)では空き缶が使用されていたが、竹についての記述はなし。
4.「国立国会図書館サーチ」にて、“糸電話 竹” “糸でんわ 竹”で検索。資料(2)(3)(4)が見つかる。
5.当館所蔵検索で、タイトル“科学”、出版年:1960年以前、対象を子ども向けの本として検索。『たのしい工作 二年生(学年別工作図鑑)』(岡登 貞治/著 ポプラ社 1960.8)に竹が使用されているが、竹の糸電話でなく、竹などに巻いて画用紙で筒を作るとあり。
6.糸電話の材料が紙コップが主流になったのは、紙コップの普及と関係するのではないかと考え、商用データベース「JapanKnowledge」および「Google」にて“紙コップ 歴史”“紙コップ 普及”で検索。「JapanKnowledge」では普及の時期や歴史についての記述なし。「Google」にて大阪税関の資料「紙コップ・紙皿の輸入 平成30年10月18日 大阪税関」( https://www.customs.go.jp/osaka/toukei/02_tokushu.html )が見つかる。「日本における飲料用紙コップは1950年代以降、劇場・野球場・遊園地などに広まり、1964年の東京オリンピックや1970年の日本万国博覧会(大阪万博)の会場で使用されたことによってさらに普及していったようです。」とあり。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
自然科学  (400 9版)
参考資料
(Reference materials)
当館書誌ID <0010689037>  理科十二ケ月 第1月 新風船 石井 研堂/著 クレス出版 2004.1  資料(1)
国立国会図書館デジタルコレクション『私たちのたのしい工作教室』 (国友秀夫 著 日本書房 昭和41) (国立国会図書館/図書館・個人送信限定)  https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1654271  資料(2) (2022.11.21確認)
国立国会図書館デジタルコレクション『やさしい学校工作』(山川岩五郎 著[他]  誠文堂新光社 昭和36)  (国立国会図書館/図書館・個人送信限定)  https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1630283  資料(3) (2022.11.21確認)
国立国会図書館デジタルコレクション「自然科学指導の実践記録 : 体験十五年」 (栗山重 著 啓文社 昭11)(国立国会図書館/図書館・個人送信限定)  https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1113927  資料(4) (2022.11.21確認)
キーワード
(Keywords)
糸電話
いとでんわ
糸電でんわ
紙コップ
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
こども
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000324469解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決

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