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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
足立区立中央図書館 (2300109)管理番号
(Control number)
202211-13
事例作成日
(Creation date)
2022年11月15日登録日時
(Registration date)
2022年11月20日 14時43分更新日時
(Last update)
2022年12月05日 12時34分
質問
(Question)
秋の夕方、荒川河川敷の道で踏みつぶしそうなほどの大量のカニが出てきているところに遭遇した。そのカニの種類と行動の理由・生態を知りたい。
回答
(Answer)
カニの種類、生態についての記載がある資料【資料1】~【資料5】と荒川のカニについての記述があるネットの情報を紹介。
(1)「カニなんだけど水って好きじゃないんだよね~クロベンケイガニ~」荒川グリーンエイド・フォーラム https://cleanaid.jp/diary/2011/05/1760.html
(2)「荒川と人のかかわり」足立区荒川ビジターセンター https://www.ces-net.jp/ara-vc/database/arakawa_memories.html
回答プロセス
(Answering process)
1 足立区資料を見る。
『川の生き物たち』2(東京都足立区都市環境部環境課 1989)
p.189に「クロベンケイガニ捕獲」とあり。昭和63年5月25日の調査。調査地点は荒川右岸西新井橋~扇大橋間の河川敷。
p.190には「(前略)クロベンケイガニは主にヨシ原などに多く特に西新井橋~扇大橋(右岸)、江北橋~熊の木水門(左岸)のヨシ原にかなり高密度に生息しているのが認められた」とあり。
別冊付録p.12「水辺の動物」には「水辺のヨシ原にはたくさんのクロベンケイガニがすんでいます。これを食べにサギ類がよくヨシ原に来ています(後略)」の記述あり。

『隅田川・荒川』(建設省関東地方建設局荒川下流工事事務所著 学芸出版社 2000)
「荒川の自然を知ろう」p.95荒川の魚貝類に「(前略)甲殻類のクロベンケイガニ、テナガエビなどもおり(後略)」とあり。

【資料1】
「荒川下流のそのほかの生きもの」p.71にモズクガニ・チゴガニ・コツメガニ・ヤマトオオガニ・クロベンケイガニのカラー写真と共に住んでいる場所の説明あり。

2 インターネットで検索(最終アクセス日2022年11月20日)
荒川に関する足立区施設「足立区荒川ビジターセンター」のホームページ
「活動紹介」から「荒川ビジターセンター活動報告書」令和3年度PDFを見る。( https://www.ces-net.jp/ara-vc/_src/69626131/%E4%BB%A4%E5%92%8C3%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E8%8D%92%E5%B7%9D%E3%83%93%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8.pdf?v=1666165617307)

資料2「令和3年度荒川ビジターセンター自然調査結果」の一覧表「両生類・爬虫類・哺乳類・魚類・その他」にクロベンケイガニ・アカテガ二・ベンケイガニあり。

「荒川情報」から「荒川と人との関わり」に「カニとりの思い出」( https://www.ces-net.jp/ara-vc/database/arakawa_memories.html)に「ベンケイガニ」と「クロベンケイガニ」の記述あり。

〈荒川河川敷/カニ/蟹〉で検索
あらかわクリーンエイド・フォーラム「カニなんだけど水って好きじゃないんだよね~クロベンケイガニ~」( https://cleanaid.jp/diary/2011/05/1760.html)に「荒川河川敷で極々、普通に見れるカニは?そう、ベンケイガニの仲間の「クロベンケイガニ」です。ヨシ原の中や草むらでゴソゴソと動く彼らです。」とあり。

赤羽経済新聞の記事「荒川知水資料館アモアで「大図鑑あらかわのカニ」展 3種のカニの展示も」( https://akabane.keizai.biz/headline/196/)には、北区周辺で見られる3種類のカニとしてサワガニ、クロベンケイガニ、ベンケイガニの名前が紹介されている。

3 一般図書で調べる
【資料2】
「クロベンケイガニ」p.209生息地「(前略)主に河口から下流の草地、湿地、土手に巣穴を掘って生息(中略)夜間は活発に動き回り、海から数㎞離れた所に出現することがある(後略)」とあり。

「モズクガニ」p.283生息地「(前略)河口域や河川の下流から上流まで広く生息する(後略)」とあり。

【資料3】
「モズクガニの生態」p.137「(前略)水際の干出域でも徘徊することは可能であり、増水時に水から出て陸域部に避難していることも考えられる(後略)」とあり。

【資料4】
「川と海を往来するモズクガニの生態」
p.111「(前略)雄ガニと雌ガニは、秋に産卵のために河川を下り河口付近で交尾、抱卵し(後略)」とあり、p.112「モズクガニが時折、河川近くの陸上を歩いていることが観察されているが、短時間であれば陸上での歩行は十分に可能である」とある。

【資料5】
p.27~p.30「雨とか夏の満潮時になると、カニたちが道端に出てくることがあるのはどうして?」にベンケイガニの仲間が出てくる理由として「呼吸のための水分補給」「脱皮のための給水」があり、更に夏の大潮の満潮時に海辺に大挙して集まってくるのは「卵を産みに送り出すために山からやってきた」とあり。

他にあたった資料
『川の生きもの』(東京都足立区環境課調査係 1993)
『川の生き物たち』(東京都足立区都市環境部環境保全課 1985)
『川の生き物たち』3(東京都足立区環境課調査係 1993)
『荒川わくわくブック』(国土交通省荒川下流工事事務所 2001)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
生物地理.生物誌  (462 10版)
河海工学.河川工学  (517 10版)
節足動物  (485 10版)
参考資料
(Reference materials)
【資料1】『まわってめぐってみんなの荒川』(野村圭佑著 あらかわ学会(自然環境委員会) 2000)
【資料2】『日本産淡水魚・汽水性 エビ・カニ図鑑』(豊田幸詞著 緑書房 2019)
【資料3】『日本のカニ学』(和田恵久著 東海大学出版部 2017)
【資料4】『エビはすごい、カニもすごい』(矢野勲著 中央公論新社 2021)
【資料5】『エビ・カニの疑問50』(日本甲殻類学会編 成山堂書店 2017)
キーワード
(Keywords)
荒川河川敷
カニ
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000324367解決/未解決
(Resolved / Unresolved)

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