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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2022-039
事例作成日
(Creation date)
2020年10月17日登録日時
(Registration date)
2022年10月19日 11時27分更新日時
(Last update)
2023年02月03日 11時46分
質問
(Question)
建武式目(追加法を除く)の原文の古文書の所在、解説や論考が記載されている資料の書誌情報を知りたい。
回答
(Answer)
以下の資料と情報を提供した。

1 原文が載っている資料、古文書についての情報のある資料について
(1)図書
『中世法制史料集 第2巻 補訂版』(佐藤進一[ほか]編 岩波書店 1974)
 p3-10「建武式目」原文の記載あり。
 p462「補訂後記」の項「資料の閲覽利用については、國立國會圖書館、東京國立博物館、東京大學資料編纂所、内閣文庫各位の高配を仰いだ。」とあり。

『日本思想大系 21』(家永三郎[ほか]編 岩波書店 1972)
 p146-154「建武式目」原文、書き下し文、単語の説明あり。

『群書類従 巻401』(塙保己一集 温故学会 1915)
 原文の記載あり。

『群書類従 第22輯 武家部』(塙保己一編 続群書類従完成会 1986)
 p33-36「建武式目條々」原文あり。

『群書解題 第十六 下』(続群書類従完成会編 続群書類従完成会 1963)
 p14-16「諸本」の項に(イ)-(ヲ)まで写本・刊本の所在情報あり。注釈本は「建武式目注」のみ記載あり。

(2) インターネット情報
《国立国会図書館デジタルコレクション》『建武式目』(二階堂是円著 宮内清原朝臣写 1563)( https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2532258  国立国会図書館)国立国会図書館/インターネット公開
 宮内清原朝臣写の和装本。原文記載あり。

2 解説・論考が記載されている資料について
(1)図書
『中世法制史料集 第2巻 補訂版』(佐藤進一[ほか]著 岩波書店 1974)
 p3-10「第一部 建武式目」の項、補注あり。
 p399-432「解題」の項あり。文中に引用・参考文献の紹介あり。

『群書解題 第十六 下』(続群書類従完成会編 続群書類従完成会 1963)
 p13-16「建武式目條々」解説あり。
 p135-136「建武式目抄」解説あり。

『古典大系日本の指導理念 4』 (源了円[ほか]編 第一法規出版 1983)
 p73-112「建武式目」
 解説、書き下し文、現代語訳、語句の説明あり。
   
(2)インターネット情報
《国立国会図書館デジタルコレクション》『建武式目解』(1837)( https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2539339  国立国会図書館)国立国会図書館/インターネット公開
 建武式目の注釈あり。

《国立国会図書館デジタルコレクション》『建武式目注』(1---)[写]( https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2539260  国立国会図書館)国立国会図書館/インターネット公開
 建武式目の注釈あり。

《J-STAGE》( https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/  科学技術振興機構)
水戸部正男著「建武式目について」(『法制史研究 1965巻15号』p1-30 法制史学会 1965)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jalha1951/1965/15/1965_15_1/_pdf/-char/ja
 建武式目の各条の検討において「建武式目注」の引用あり。その他参考文献あり。
回答プロセス
(Answering process)
1 参考図書を調査する。
『国史大辞典 5 け-こほ』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1985)
p229「建武式目」
「『中世法制史料集』二、また笠松宏至校注のものが、『中世政治社会思想』上(『日本思想大系』21)に収めてある。注釈書には古く清原業賢の『建武式目注』(『続々郡書類従』法制部)がある」とあり。参考文献あり。

2 1に記載のあった資料を確認する。

3 《国立国会図書館レファレンス協同データベース》( http://crd.ndl.go.jp/reference/  国立国会図書館)を〈建武式目〉で検索する。
「「建武式目」の原文、口語訳を探している。」(近畿大学中央図書館 https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000108102
「『群書類従』、『中世法制史料集』(第2巻)、『中世政治社会思想』(上)などに所収。」とあり。

4 3に記載のあった資料を確認する。

5 《国立国会図書館サーチ》( http://iss.ndl.go.jp/  国立国会図書館)を〈建武式目〉で検索する。

6 《CiNii Articles》( http://ci.nii.ac.jp/  国立情報学研究所)を〈建武式目〉で検索する。

〈その他調査済み資料〉
『中世公武新制の研究』(佐々木文昭著 吉川弘文館 2008)
『日本法制史のなかの国家と宗教』(小島信泰著 創文社 2016)
『法制史料集』(陽明文庫編 近衛通隆監修 思文閣出版 2014)
『法が生まれるとき』(林信夫[ほか]編 創文社 2008)
『日本中世法書の研究』(長又高夫著 汲古書院 2004)
『日本中世社会成立史の研究』(泉谷康夫著 高科書店 1992)
『日本中世の都市と法』(佐々木銀弥著  吉川弘文館 1994)
『日本中世法体系成立史論』(上杉和彦著 校倉書房 1996)
『日本中世の法と経済』(下村効著 続群書類従完成会 1998)

ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2020年10月17日。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
法制史  (322 9版)
参考資料
(Reference materials)
『中世法制史料集 第2巻 補訂版』(佐藤進一[ほか]著 岩波書店 1974)
『日本思想大系 21』(家永三郎[ほか]編 岩波書店 1972)
『群書類従 巻401』(塙保己一集 温故学会 1915)
『群書類従 第22輯 武家部』(塙保己一編 続群書類従完成会 1986)
『群書解題 第十六 下』(続群書類従完成会編 続群書類従完成会 1963)
『古典大系日本の指導理念 4』 (源了円[ほか]編 第一法規出版 1983)
キーワード
(Keywords)
建武式目
法律-日本
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
法律
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000322767解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決

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