レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/06/10
- 登録日時
- 2022/09/27 16:17
- 更新日時
- 2023/03/28 17:25
- 管理番号
- 20220003
- 質問
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解決
広瀬誠氏の著作の出典を確認したい。広瀬誠「猿よもやま話」について実在するのか。『あにまる博物史』(実吉達郎/著)p92記載されている。また、『猫の歴史と奇話』(平岩米吉/著)のp86記載の「広瀬誠氏の報告」について公開された著作はあるか。
- 回答
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「猿よもやま話」は、『動物文学』 176輯 動物文学会 1968年3月に記載されている。
猫の歴史と奇話』(平岩米吉/著)のp86記載の「広瀬誠氏の報告」は、活字かされたものとしては、『山と渓谷374号』(昭和44年11月)掲載の「渓談獣語」を紹介する。
- 回答プロセス
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『廣瀬文庫目録』 富山県立図書館/編 2012 【029.9-307】の「著作目録」のp118に「猿よもやま話」『動物文学』 176輯 動物文学会 1968年3月と記載されています。また、『動物文学』177輯に追記の記載があるようです。当館では、雑誌『動物文学』を所蔵しておりませんので、内容までの確認はできませんでした。国立国会図書館サーチの検索結果から当該論文は『動物文学』34巻1号(176輯)のp26から始まる論文のようです。
また、追記は、34巻2号(177輯)p43から始まる論文になります。
『猫の歴史と奇話』(平岩米吉/著)の記載より「著作目録」の自然分野の昭和44年頃の著作を確認する。『山と渓谷374号』(昭和44年11月) 【Z78-1】
p66~69に「渓談獣語」の掲載があり、p68~69に「猫又伝説と猫又山」の記載があります。この記事には、『猫の歴史と奇話』に掲載の湯浅純孝氏の写真の掲載はありません。付記に湯浅氏から詳細なデータを得たことや平岩米吉氏と文通して意見交換したことなどが記載されています。(「渓談獣語」は、『立山黒部奥山の歴史と伝承』(広瀬誠/著 桂書房 1984 【T210-77】p467~474、「猫又伝説と猫又山」はp470~473)にも掲載されています。
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- 事前調査事項
- NDC
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- 彫刻 (710)
- 参考資料
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実吉達郎 著 , 実吉, 達郎, 1929-. あにまる博物史 : 動物と人間のおもしろヒストリー. ファラオ企画, 1991.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002124489-00 , ISBN 4894090279 -
動物文学会 , 白日荘. 動物文學 34(1)(176);昭和43年3月号. 動物文学会, 1968-03.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I002847769-00 -
動物文学会 , 白日荘. 動物文學 34(2)(177);昭和43年6月号. 動物文学会, 1968-06.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I002839781-00 -
平岩米吉 著 , 平岩, 米吉, 1898-1986. 猫の歴史と奇話. 築地書館, 1992.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002263923-00 , ISBN 4806723398 -
山と渓谷社. 山と渓谷 [(374)]. 山と渓谷社, 1969-11.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I002378961-00 -
広瀬誠 著 , 広瀬, 誠, 1922-2005. 立山黒部奥山の歴史と伝承. 桂書房, 1984.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I002597759-00
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実吉達郎 著 , 実吉, 達郎, 1929-. あにまる博物史 : 動物と人間のおもしろヒストリー. ファラオ企画, 1991.
- キーワード
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- 広瀬誠
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000321774