レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 熊本県立図書館 (2110023) | 管理番号 (Control number) | 0401003925 | ||||||
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事例作成日 (Creation date) | 20220121 | 登録日時 (Registration date) | 2022年07月05日 00時30分 | 更新日時 (Last update) | 2022年10月03日 14時34分 | ||||
質問 (Question) | 熊本市立健軍小学校の校歌には、歌詞に「平和」という語がある。健軍には昔、飛行場があり特攻隊が飛び立ったこともあったというが、そのことと歌詞に関連があるのかどうか知りたい。 | ||||||||
回答 (Answer) | 健軍小学校の校歌の歌詞の「平和」と健軍飛行場、戦争、特攻隊との関連があるという資料は確認できなかった。 | ||||||||
回答プロセス (Answering process) | 自館検索で「健軍小」「健軍」「飛行場」「校歌」「空港」のキーワードで検索し、資料を確認した。 健軍飛行場は沖縄特攻の出撃基地となっており、義烈空挺隊が飛び立っている。 健軍小学校の創立100周年記念誌『けんぐん』(1975年発行)に、校歌の由来として、昭和二十七年に創立七十七周年の記念として新しく作られ、歌詞と曲を作成したのは当時の先生方であると書かれてる。特に健軍飛行場や戦争との関りは書かれていなかった。 また、熊本日日新聞に「校歌のこころ」という、熊本市内の小学校の校歌の由来等が書かれた連載記事があり、その中の健軍小学校の記事(No.9 2017.9.6)にも飛行場や戦争との関りは書かれていなかった。 ただ、健軍小学校から派生した小学校である、尾ノ上小学校の校歌の記事(No.44 2018.7.6)には、歌詞に「平和」とともに「空港」の語があり、戦時中は陸軍が使い熊本空港(当時)となったことに対し、”空港の移り変わりと日本の平和への歩みを重ねているのでは”という校長の話が載っていた。 なお、尾ノ上小学校の校歌の成り立ちについては、『創立20周年記念誌 尾ノ上』に、昭和41年に作成され、学校経営の理想に基づいて作詞されたことが書かれていた。 熊本日日新聞記事データベースでは、ほかに有力な記事はヒットしなかった。 | ||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | 校歌は昭和27年に作られている。 尾ノ上小学校の校歌にも同じく「平和」の語がある。 健軍小学校の戦後にできた校歌にある「平和のしるし 身にうけて」という一節は、戦時中使用された健軍飛行場の存在やそこから飛び立った特攻兵たちがいることと関係があるのか。作者の意図はあったのかを知りたい。 | ||||||||
NDC | |||||||||
参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||
備考 (Notes) | |||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 郷土 | 質問者区分 (Category of questioner) | 学生 | ||||
登録番号 (Registration number) | 1000318194 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 未解決 |