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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
県立長野図書館 (2110021)管理番号
(Control number)
県立長野-22-041
事例作成日
(Creation date)
2022年5月6日登録日時
(Registration date)
2022年06月04日 11時27分更新日時
(Last update)
2022年06月25日 20時35分
質問
(Question)
平成5(1998)年に行われた長野オリンピックのフィギュアスケート/ショートトラックスピードスケート会場の施設計画の変更の変遷について知りたい。
回答
(Answer)
 当初の予定ではフィギュアスケート会場、ショートトラックスピードスケート会場は個別に新設する予定で計画をたてていたが、予算の関係から開催都市が長野に決まるまでの間に既設の施設を改築すると決定があった。
この後、既設の施設を改築するにあたり、土地の拡幅が困難なことや、既存の施設を残してほしいとの市民の声もあり、フィギュアスケートとショートトラックスピードスケートの会場を同一の会場で行う新設会場を建設するよう計画がまとまった経緯があるようだ。

1. 新設の計画から既設の施設を改修と変更されたことについて
 下記のとおり、計画が新設から既設の施設を改築すると決定するまでの、施設に関わる記載のある『信濃毎日新聞』の記事を紹介した。
・「冬季五輪長野招致を閣議了解 国・県一丸の態勢整う 整備費1200億円に減 岩菅コース見直し、知事ら表明」平成元(1989)年6月6日 夕刊 1面
・「冬季五輪施設計画、長野市が策定へ 「適正な規模」に配慮 当初案見直し 運営システム盛り込み」平成元(1989)年9月5日 朝刊 3面
・「長野市が五輪施設配置見直し 既存施設利用で簡素化」平成2(1990)年8月29日 夕刊 1面
・「長野市の五輪施設見直し 費用の地元負担、焦点に 閣議の了承に沿う」平成2(1990)年8月30日 朝刊 3面
・「アベランジェIOC委員に聞く 長野五輪、整った計画 既存施設利用を評価」平成2(1990)年9月14日 朝刊 22面

2. 既設の施設の改修から新設をすると変更されたことについて
<図書資料>
・『第18回オリンピック冬季競技大会長野市報告書』長野市編・刊 1999【N780/97】
 p.39に長野市内に立地する施設の計画変更について記載がある。
p.349「「長野市冬季オリンピック施設の有効利用に関する市民会議」の報告書」が掲載されている。この報告書の日付は平成4年[1992]9月25日となっており、この報告書によると、同会議の第1回の開催は平成4年5月22日とある。
また、別紙の「ショートトラックスピードスケート会場」の項目に「予定されている『サンマリーンながの』は市民のレクリエーション施設で、利用者も多いことから現状のままの利用形態を保ち、競技会場については別途調整」とある。

・『第18回オリンピック冬季競技大会公式報告書1』信濃毎日新聞社編集 長野オリンピック冬季競技大会組織委員会 1999【N780/95/1-1】
p.57に「競技会場の変更」の項目があり、フィギュアスケート/ショートトラックスピードスケート会場について書かれている部分あり。

<信濃毎日新聞の記事>
 下記のとおり、施設の見直しについて言及されている記事の平成4(1992)年1月22日から、フィギュアスケート及びショートトラックの会場となったホワイトリングが完成した平成8(1996)年3月30日の記事までの記事を紹介した。
・「五輪フィギュア・ショートトラック 長野市、施設計画見直しも 用地確保など問題点浮上」平成4(1992)年1月22日 朝刊 3面
・「出発舞台造り・長野五輪の課題(4)=フィギュア会場 予定地探しは二転三転 地域将来像とどう結び付け」平成4(1992)年5月15日 朝刊 1面
・「長野五輪 フィギュア競技、移転新築の体育館で 市が決定 補正に設計費計上へ」平成4(1992)年8月19日 朝刊 3面
・「五輪ショートトラック競技 長野市がフィギュア会場併用検討」平成4(1992)年9月23日 朝刊 3面
・「長野五輪 フィギュア・ボブスレー・リュージュ会場 市が前倒しで34億円計上 補正予算案に」平成4(1992)年10月31日 朝刊 3面
・「長野五輪ボブスレーなど2会場 市が年度内着工へ フィギュア練習会場併設も検討」平成4(1992)年11月6日 朝刊 3面
・「長野五輪フィギュア会場など建設費 67億円12月補正へ 長野市決定」平成4(1992)年12月2日 朝刊 3面
・「93年度予算案 長野五輪スピード会場に26億 アイスホッケーA会場整備費 「フィギュア」にも回す」平成4(1992)年12月25日 朝刊 3面
・「長野五輪施設補助 新年度予算13億円、フィギュアに アイスホッケーA減額 年度内補助増も」平成5(1993)年1月22日 朝刊 3面
・「長野五輪 フィギュア会場、用地交渉まとまる」平成5(1993)年4月11日 朝刊 2面
・「長野五輪 市と地権者会、フィギュア用地買収で調印」平成5(1993)年4月25日 朝刊 2面
・「長野五輪フィギュア会場 一期工事あす着工」平成5(1993)年10月16日 朝刊 4面
・「長野市の五輪フィギュア会場が起工式」平成5(1993)年10月18日 朝刊 3面
・「五輪フィギュア会場の外観、長野市が公表 屋根のデザイン、水滴をイメージ」平成5(1993)年12月18日 朝刊 4面
・「長野五輪 フィギュアスケート会場、第二期工事で入札」平成6(1994)年1月25日 夕刊 2面
・「五輪2会場予想図など、長野市が公表 ボブスレー・リュージュ、上り坂2カ所 フィギュア、水滴イメージ」平成6(1994)年2月4日 朝刊 4面
・「長野市の五輪競技施設 有効な後利用探る 基本構想策定 29日に検討委設置」平成6(1994)年9月22日 朝刊 4面
・「長野五輪フィギュア会場 リンク存続の可能性残す 施設検討委、条件付き合意 「需要動向を見て」」平成6(1994)年12月3日 朝刊 7面
・「ISUが五輪フィギュア会場視察 音響・放送施設など、今後の検討課題」平成7(1995)年2月18日 朝刊 4面
・「長野五輪ショートトラック 「課題は製氷技術」 国際スケート連盟技術代表」平成7(1995)年4月29日 朝刊 4面
・「[特集]長野五輪あと1000日 フィギュア・ショートトラック会場 愛称「ホワイトリング」 屋根リフトアップ間近」平成7(1995)年5月13日 朝刊 21面
・「五輪フィギュア会場 銀盤の屋根、1400トン上棟式」平成7(1995)年5月19日 夕刊 1面
・「[長野五輪特集]ハイテク五輪へ見えぬ全体像 期待の双方向通信フルネット」平成7(1995)年7月1日 朝刊 31面
・「オンライン=フィンランド大使、五輪施設を視察」平成7(1995)年7月7日 朝刊 37面
・「伊藤みどり、五輪強化指定選手に」平成7(1995)年7月17日 朝刊 12面
・「軽井沢のIOC理事会終了 IIHF、会場の収容人数で協議要望」平成7(1995)年12月7日 夕刊 1面
・「社説=「長野五輪」準備に万全を期せ」平成7(1995)年12月8日 朝刊 5面
・「長野五輪フィギュア観客席にISU会長懸念 「8000席必要」」平成7(1995)年12月8日 朝刊 27面
・「五輪施設の市民型後利用、既存法人で対応 長野市検討」平成7(1995)年12月15日 朝刊 4面
・「[長野五輪特集]競技施設の集客人数問題 詰めの甘さ露呈」平成7(1995)年12月16日 朝刊 15面
・「五輪スピード会場 後利用、既存法人と新会社で管理 長野市検討」平成7(1995)年12月19日 朝刊 3面
・「97年・長野五輪テストイベント日程決定」平成8(1996)年1月17日 朝刊 3面
・「長野五輪時の渋滞対策 あの手この手 道路整備-不用の現道活用」平成8(1996)年1月18日 朝刊 4面
・「社説=あと2年、課題抱える長野五輪」平成8(1996)年2月7日 朝刊 5面
・「長野五輪フィギュア会場 座席6千、立ち見2千確保 ISUに説明」平成8(1996)年3月5日朝刊 4面
・「長野五輪フィギュア会場 座席7351で合意 「立ち見」なし」平成8(1996)年3月6日 朝刊 3面
・「五輪施設、優先利用を JOCが長野に申し入れへ」平成8(1996)年3月6日 朝刊 20面
・「長野市の五輪3施設 正式名称決まる」平成8(1996)年3月27日 朝刊 25面
・「長野五輪フィギュア会場が完成 市内の施設2番目「ホワイトリング」」平成8(1996)年3月30日 朝刊 34面
回答プロセス
(Answering process)
1. 長野オリンピック関連資料を探す
 スポーツに関係する長野県関係の資料が収められている長野県郷土資料分類 N780 の書架で資料を確認し、フィギュアスケート会場およびショートトラックスピードスケート会場に関する記述を探す。

2. 長野県の地元紙『信濃毎日新聞』の記事を探す
 「信濃毎日新聞データベース」の1989年1月から1995年6月までは主な記事の見出し、1995年7月から最新号までの記事を検索できる「記事検索」で記事を探した。
長野五輪 会場」、「長野五輪 施設」、「長野オリンピック 会場」、「長野オリンピック 施設」、「長野五輪 フィギュア」、「長野五輪 ショートトラック」、「長野オリンピックフィギュア」、「長野オリンピック ショートトラック」のキーワードで記事を検索しヒットしたものを紹介した。ただし、この間に開催された別会場でのスポーツ大会に関する記事は記載していない。

<調査資料>
 下記資料を参照したが、回答につながる記述は確認できなかった。
『長野県民の戦後六〇年史』信濃史学会編著 信毎書籍出版センター 2008【N209.7/4】
 p.504-505 第四章バブル崩壊とグローバル化時代  三長野冬季オリンピックとスポーツ界の活躍
『長野冬季オリンピック白書』長野県地方自治研究センター編・刊 2000【N780/106】
『オリンピックは金まみれ』江沢正雄著 雲母書房 1999【N780/88】
『「長野県」調査委員会報告書』「長野県」調査委員会編 長野県 2005【N780/242】
『「長野県」調査委員会報告書 資料編』「長野県」調査委員会編 長野県 2005【N780/242-1】
『わが永遠の長野五輪』鷹野 春彦著 信濃毎日新聞社 1999【N780/87】
『長野オリンピックニュース』長野オリンピック冬季競技大会組織委員会事務局編・刊 1998【N780/82/1】
広報物が製本されたもの。No.1(1995年5月15日発行)からNo.110(1998年1月19日発行)までが収められている。
フィギュアスケートとショートトラックの会場となる施設について見直しが行われた1992年にあたる部分を参照したが、施設計画に関わる記述は確認できなかった。
「信濃毎日新聞データベース」「明治・大正・昭和の検索」
 創刊号(明治6年7月5日)から昭和の終わり(昭和64年1月7日)までの主な出来事や事件の見出しから紙面を探すことができる機能。
「長野五輪 施設」、「長野五輪 招致」などのキーワードで検索したが、長野市内の施設の立地に関する記事は確認できなかった。

<関連調査>
長野市内にあるオリンピック関連施設の配置が各地区に分散されて設置されている理由がわかる資料が見たい。」(県立長野-22-040)
事前調査事項
(Preliminary research)
長野市立長野図書館で行政からの刊行資料、長野市公文書館で文部省と国土交通省との打合せ議事録を中心に調査をしたとのこと。
NDC
スポーツ.体育  (780)
地方自治.地方行政  (318)
参考資料
(Reference materials)
長野市/編 , 長野市 , 長野市. 第18回オリンピック冬季競技大会長野市報告書. 長野市, 1999-03.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I059315934-00
長野オリンピック冬季競技大会組織委員会. 第18回オリンピック冬季競技大会公式報告書. 長野オリンピック冬季競技大会組織委員会, 1999.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002772506-00 , ISBN 4784098240
キーワード
(Keywords)
長野オリンピック
フィギュアスケート
ショートトラックスピードスケート
都市計画
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000316999解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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