レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年05月20日
- 登録日時
- 2022/05/24 16:01
- 更新日時
- 2022/05/24 16:12
- 管理番号
- いわき総合-地域661
- 質問
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解決
いわき市の威徳院について、また像について、わかる資料があれば紹介してほしい。
- 回答
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威徳院は、いわき市泉町にあり、廃仏毀釈で廃寺となった玉光山威徳院のことで、像は、その威徳院にあったものといわれる「魔像」のことである。
以下の資料に、威徳院と、像についての記載あり。
威徳院について
【資料①】『泉の風土と歴史』岡部泰寿著(1983)p146に、玉光山威徳院廃寺跡の説明。
【資料②】『玉露の歴史』水沢松次著(1979)p61~65に、威徳院廃寺跡の説明と写真が掲載。
【資料③】『消えた寺院考察』水沢松次著(1989)p6~7に「真言宗」玉光山威徳院跡の説明と写真が掲載。
【資料④】『磐城市史資料集 第3集』磐城市文化財調査委員会(磐城市教育委員会 1965) 玉露村村誌の古跡部分(ページ記載なし)に、威徳院玉光山廃寺跡の記載。
像について
【資料⑤】『古今妖怪累累』湯本豪一著(パイインターナショナル 2017) p206~211に妖怪像のカラー写真と文「妖怪立像」江戸時代 36体の木彫り妖怪立像…言い伝えによるといわき市泉にあった玉光山威徳院にあったものといわれる。」がある。 p212~221に妖怪像がカラー写真と文「妖怪坐像」江戸時代 100体の木彫り妖怪坐像。この像も妖怪立像と同じく威徳院にあったもので、・・・」との記述がある。
【資料⑥】『あはひのクニ あやかしのクニ~ふくしま・東北の妖怪・幽霊・怪異~』福島県立博物館(福島県立博物館 2021) p58~59 湯本豪一記念日本妖怪博物館所蔵の10体の妖怪像カラー写真と「いわき市泉町に伝来したという妖怪群像。」との記述がある。
- 回答プロセス
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キーワード「威徳院」、「廃寺」「泉」「妖怪」で検索し、内容を調査。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 民間信仰.迷信[俗信] (387 9版)
- 参考資料
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- 【資料①】『泉の風土と歴史』 [K/210.1-1/オ・1112026081]
- 【資料②】『玉露の歴史』 [K/182/ミ・1110039201]
- 【資料③】『消えた寺院考察』 [K/210.1/1/イ・1110035191]
- 【資料④】『磐城市史資料集 第3集』 [K/210.1/1/イ・1114605171]
- 【資料⑤】『古今妖怪累累』 [708.7/コ・1115257048]
- 【資料⑥】『あはひのクニ あやかしのクニ~ふくしま・東北の妖怪・幽霊・怪異~』 [K/387/フ・1112233844]
- キーワード
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- 地名
- 威徳院
- 廃寺
- 泉
- 妖怪
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000316508