レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 山口県立山口図書館 (2110020) | 管理番号 (Control number) | 0000110974 | |||
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事例作成日 (Creation date) | 2021年03月01日 | 登録日時 (Registration date) | 2022年05月20日 16時42分 | 更新日時 (Last update) | 2022年05月25日 13時11分 | |
質問 (Question) | 本の裏表紙に付されている2段のバーコードと数列(書籍JANコード)の仕組みについて知りたい。 | |||||
回答 (Answer) | 資料1p16によると、当該数列は、上下段あわせて「書籍JANコード」と呼ばれるもの。上段に「国際標準図書番号」(ISBN)(とそのバーコード)、下段に日本独自の「図書分類」と「税抜き本体価格」(とそのバーコード)が記載されている。 うち、下段については以下のとおり。 左3桁は、書籍JANコードの2段目であることを表しているもので、常に「192」。 「192」に続く4桁が「図書分類」に当る。図書分類の各桁の意味は以下のとおり。 1桁目:販売対象(0:一般、1:教養、2:実用、3:専門 など、0‐9まで、以下同じ。) 2桁目:発行形態(0:単行本、1:文庫、2:新書、3:全集・双書 など) 3桁目:大分類(0:総記、1:哲学・心理学・宗教、2:歴史・地理、3:社会科学 など) 4桁目:中分類(大分類に応じて内容が異なる。) 詳細については、資料1p34-42の「分類記号一覧表」に記載がある。 「図書分類」4桁の後は、税抜き本体価格(1円単位、5桁)。 右端の数字1桁は、チェックデジット(誤記・捏造防止のための検算用数字)。 なお、分類記号については、p15に「出版社の責任において正しく作成」されるものであり、「販売管理、売上分析、書店の陳列場所のガイドに役立つもの」であるため、「境界が不明な書籍」についても「その用途を考慮して出版社自身が最も適当と判断する分野を選定して」定める、との記載がある。 資料1については、インターネット上で改訂版を利用することができる。これは、「電子書籍へのISBNの適用」(補追資料)を追加し、届出様式を削除したもので、図書分類等に関する記述は資料1と同様だが、資料1とは頁付けが異なるので注意が必要。 『ISBNコード/日本図書コード/書籍JANコード利用の手引き』(2010年版)ホームページ版(2009年1月改訂)(PDFファイル) 分類記号一覧表については、p42-50 | |||||
回答プロセス (Answering process) | ||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||
備考 (Notes) | ||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | ||
登録番号 (Registration number) | 1000316425 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |