レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 国立国会図書館(National Diet Library) (1110001) | 管理番号 (Control number) | 11789793 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
事例作成日 (Creation date) | 2022/04/15 | 登録日時 (Registration date) | 2022年05月03日 00時30分 | 更新日時 (Last update) | 2022年05月19日 11時27分 | |
質問 (Question) | 今井宇三郎(1911-2004)の写真が掲載されている資料を知りたい。 | |||||
回答 (Answer) | 今井宇三郎の著書や勤務先に関係する資料を主に調査したところ、資料1に写真が掲載されていましたので、お知らせします。 筑波大学や、前身の東京教育大学等に関するその他の資料にも掲載されている可能性が考えられますが、デジタル化作業中(資料2~5)や当館未所蔵(資料6、7)のため確認できませんでした。 筑波大学図書館で資料1~7を所蔵されているようですので、同館に照会されるのも一法と考えられます。 【 】内は国立国会図書館請求記号、書誌事項末尾に◎を付した資料は国立国会図書館デジタルコレクションの国立国会図書館/図書館送信参加館内公開資料です。 資料1 『筑波大学新聞』【Z85-560】 * 昭和50年6月20日(金)の第5号p.2「退官教官」の項に「今井宇三郎(教授 前哲学思想学系長)」として紹介文と写真が掲載されています。 資料2 筑波大学十年史編集委員会 編『筑波大学その十年 : 開学十周年記念』筑波大学総務部総務課, 1983.10【FB22-1492】 資料3 筑波大学十年史研究会 編『筑波大学十年 : その成果と課題』共栄出版, 1983.10【FB22-1533】 資料4 鈴木博雄 著『東京教育大学百年史』日本図書文化協会, 1978.7【FB22-764】 資料5 東京教育大学文学部 [編]『東京教育大学文学部記念誌』東京教育大学文学部, 1977.3【FB22-549】 資料6 茗溪会百年史編集委員会編『茗溪会百年史』茗溪会, 1982.2 * 茗溪会は筑波大学(その前身も含む)の同窓会です。 一般社団法人 茗溪会ウェブサイトのURL: https://www.meikei.or.jp/ * 書誌情報はCiNii Booksによります( https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN05556292 )。 筑波大学図書館のTulips Search( https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/lib/ )で同館での所蔵も確認できます。 資料7 『速報つくば』 * CiNii Booksで書誌情報や所蔵機関を確認できます( https://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12193610 )。 〔主な調査済み資料・ウェブサイト〕 『新釈漢文大系』明治書院 * 第23巻【082-Si498】(今井宇三郎 著の「易経 上」)、第24巻【082-Si498】(「易経 中」)、第24巻 5版【US1-J42】、第63巻【US1-J23】(「易経 下巻」)を確認しています。 * 第63巻【US1-J23】には『新釈漢文大系 季報 : No.109』が貼付されており、三浦國雄「画前の易」(pp.1-2)、今井修「父の思い出」(pp.3-4)が掲載されています。 『新釈漢文大系 季報 : No.1-97』明治書院, 1960.5-2001.1【Y91-G157】 * 昭和62年7月発行のNo.72に宇野精一「今井博士の『易経』発刊を喜ぶ」(pp.1-2)、平岡武夫「今井博士の『易経』刊行に際して」(pp.3-4)が掲載されています。 * 平成5年12月発行のNo.85に酒井忠夫「今井宇三郎博士の『易経中』を読む」(pp.1-3)、小西甚一「易―ダイナミックな記号体系―」(pp.3-4)が掲載されています。 今井宇三郎 著『菜根譚 (中国古典新書)』明徳出版社, 1967【159-I311s】 今井宇三郎 著『論語・孟子要解 (文法解明叢書 ; 41)』有精堂出版, 1963.7【Y994-L3336】 今井宇三郎 著『宋代易学の研究』明治図書出版, 1958【123.1-I311s】◎ 日外アソシエーツ編集部 編『中国文学専門家事典』日外アソシエーツ, 1980.10【KK62-13】 * 「今井宇三郎」の項があり(p.33)、出身大学(東京文理科大学)、勤務先(追手門学院大学)、所属学会(日本中国学会、日本道教学会、東方学会)等の記載があります。 間嶋 潤一「追悼文 今井宇三郎先生を偲ぶ」(『東方宗教』(106) 2005.11 pp.134-137【Z9-218】) * 今井宇三郎の写真の掲載はありませんでした。 東方学会 編『東方学回想』1~9 刀水書房, 2000【GE41-G18】 * 東方学会の機関誌『東方学』掲載の座談会記事を集めたシリーズで、出席者の写真も多数掲載されていますが、今井宇三郎の写真の掲載はありませんでした。 『追手門学院大学二十年史』追手門学院大学, 1986.10【FB22-H251】 * 「教員異動表」(pp.222-225)のp.224に今井宇三郎についての記載があり、昭和51年10月~昭和57年3月まで教授として在籍したことがわかります。 追手門学院大学 編『創立二十周年記念論集』追手門学院大学, 1987.3【US15-E6】 追手門学院大学 編『創立三十周年記念論集 文学部篇』追手門学院大学, 1997.3【US15-G31】 筑波大学十年史編集委員会 編『筑波大学十年史 回顧篇』筑波大学総務部総務課, 1984.10【FB22-1646】 * 今井宇三郎「哲学・思想学系の創設について」(pp.280-281)が収録されており、「哲学・思想学系長 昭和四九・六・一―五〇・三・三一」の記載があります。 福原直樹, 伊藤純郎 編著『筑波大学新聞で読む筑波大学の40年』筑波大学出版会, 2013.10【FD4-L90】 筑波大学30年史編集委員会 編『筑波大学30年史年表 : 1973-2004』筑波大学総務・企画部広報課, 2008.3【FB22-J72】 『茗渓』【Z71-M550】 * (1046):2005.夏の「謹んでお悔やみ申し上げます」の項(p.21)に、逝去会員氏名として「今井宇三郎」、卒年科・逝去年月日として「昭14大漢 16・11・12」等の記載があります。 * 『茗渓』は茗渓会の季刊誌で、2009年以降は同会ウェブサイトで閲覧できます。 https://www.meikei.or.jp/publication 「昭和二十八年度漢文学会総会次第」(『漢文学会会報』(15) : 1954.6 pp.32-33【Z12-88】◎) * 研究発表者として「東京教育大学助手 今井宇三郎」との記載があります。 家永三郎 著『東京教育大学文学部 : 栄光と受難の三十年』現代史出版会, 1978.2【FB22-643】 『東京文理科大学閉学記念誌』東京文理科大学, 1955【377.21-To4563t】◎ * 「四 教室と研究施設の沿革」の「(八)漢文学教室」の項を確認しています。 山田宣夫 著『旧制東京高等師範学校及び東京文理科大学八〇年のあゆみ : 大学の未来と理想の人間像を求めた人々』東信堂, 2021.8【FD4-M195】 * 「人名索引」(pp.1007-1030)を確認しています。 リサーチ・ナビ 目次データベース( https://rnavi.ndl.go.jp/mokuji/index.php ) リサーチ・ナビ 日本人名情報索引(人文分野)データベース( https://rnavi.ndl.go.jp/jinmei/index.php ) ざっさくプラス ※当館契約データベース 朝日新聞クロスサーチ(朝日新聞) ※当館契約データベース ヨミダス歴史館(読売新聞) ※当館契約データベース ウェブサイトの最終アクセスは2022年4月14日です。 | |||||
回答プロセス (Answering process) | ||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | NDLサーチで調査したところ、雑誌『東方宗教』(The Journal of eastern religions / 日本道敎學會 編 (106) 2005.11)に「追悼文 今井宇三郎先生を偲ぶ」(pp.134~137)という記事があることがわかりましたが、内容が参照できないため、写真の有無についてはわかりませんでした。 | |||||
NDC |
| |||||
参考資料 (Reference materials) | ||||||
キーワード (Keywords) | ||||||
照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||
備考 (Notes) | 人文(レファレンス) | |||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 所蔵機関調査 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | |||
登録番号 (Registration number) | 1000315812 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |