レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/01/27
- 登録日時
- 2022/03/16 00:30
- 更新日時
- 2022/03/16 00:30
- 管理番号
- 6001054594
- 質問
-
解決
人名事典や百科事典以外に、貝原好古について書かれている書物あるいは論文が知りたい。
- 回答
-
貝原好古について、まとまって書かれている書物は見当たらず、人名事典や百科事典以外では、貝原益軒関連資料で貝原好古について、触れられているものがあった。
<図書>
・『家庭に於ける貝原益軒』(伊東尾四郎/著 丸善 1914)
p.38-40 「甥と養子」
好古の性格や業績についての記述あり。
なお、この資料は、国立国会図書館デジタルコレクションでも閲覧可能。(2022/1/27現在)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1185219/42?tocOpened=1
・『黒田家譜 第7巻 中 附録 御家譜出来改正等之覚』(川添昭二[ほか]/校訂 文献出版 1984.3)
p.633-634 (3)筑前国続風土記について
益軒は甥の貝原一之進(好古)を助手として編録を進めさせていたが、その成稿を待たず、好古は37歳の若さで病歿。益軒が好古亡き後の苦労を書いて春庵に送った手紙が引用されている。
・『日本の名著 14 貝原益軒』(貝原益軒/[著] 中央公論社 1974)
p.17 『筑前国続風土記』の制作についての件で好古の名前が見える。
・『貝原益軒 (人物叢書 新装版)』(井上忠/著 吉川弘文館 1989.2)
p.349-363 略年譜の寛文四年から元禄十三年の間に名前が数回見える。
・『益軒全集 1巻』([貝原益軒/著] 益軒会/編 国書刊行会 1973)
「益軒先生年譜」p.14-35の寛文四年から元禄十三年に名前が数回見える。
『続史籍集覧』の「附録 雜書撰者小傳」にも記述があり、国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能。
・『続史籍集覧. 第10冊』(近藤瓶城/編 近藤出版部 1917)「附録 雜書撰者小傳」巻之三 p.30(299コマ)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1920320/299(2022/1/27現在)
・『続史籍集覧. 第10冊』(近藤瓶城/編 近藤出版部 1930)「附録 雜書撰者小傳」巻之三 p.30(299コマ)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1259314/299(2022/1/27現在)
<論文>
白澤 恵一「貝原益軒と宮崎安貞の『農業全書』との関係について:Relations with the "Noogyozensho" of Ekiken Kaibara and Yasusada Miyazaki」『日本産業経済学会産業経済研究』10(日本産業経済学会 2010.3)p.69-78
当館未所蔵資料。中身は未確認だが、CiNii Articlesで「貝原好古」のキーワードで検索すると、ヒット。検索した範囲では、国立国会図書館に所蔵あり。
[事例作成日:2022年1月27日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 10版)
- 参考資料
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- 家庭に於ける貝原益軒 伊東/尾四郎∥著 丸善 1914 (38-40)
- 黒田家譜 第7巻 中 新訂 川添/昭二∥校訂 文献出版 1984.3 (633-634)
- 日本の名著 14 中央公論社 1974 (17)
- 貝原益軒 井上/忠∥著 吉川弘文館 1989.2 (349-363)
- 益軒全集 1巻 [貝原/益軒∥著] 国書刊行会 1973 (14-35)
- https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1185219/42?tocOpened=1 (家庭に於ける貝原益軒(2022/1/27現在))
- https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1920320/299 (続史籍集覧. 第10冊(2022/1/27現在))
- https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1259314/299 (続史籍集覧. 第10冊(2022/1/27現在))
- キーワード
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- 貝原好古(カイバラ ヨシフル)
- 貝原益軒(カイバラ エキケン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物・団体
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000313676