レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 九州大学附属図書館 (3110021) | 管理番号 (Control number) | KYUA-0117 | |||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2019年12月11日 | 登録日時 (Registration date) | 2022年03月10日 10時14分 | 更新日時 (Last update) | 2022年03月10日 14時39分 | |||||||
質問 (Question) | 文章作法について、読みやすく、かつ、一義的な文章を作成するために、知っておくべきルールをまとめた本(一冊でなくてもよい)があれば紹介してほしい。 ※質問経緯・詳細 句読点の上手な打ち方や、改段落のタイミング、括弧の使い分け、全角・半角の使い分け、一字下げの要否の基準、引用文献の記載方法、「受付」「受付け」「受け付け」の違い等文書作成に関する普遍的ルールについて解説した本があれば知りたい。 もし分野によってルールが異なっており普遍的なルールは存在しないということならば、法律分野に関するものを知りたい。 また、法律分野に特化したルール本があればそれも知りたい。なお、【資料1】は既に所持している。 | |||||||||||
回答 (Answer) | 普遍的という意味合いで言えば、我が国には、国策として定められた国語表記のよりどころがありまして、ひととおり下記にまとめられております。 〇文化庁 > 国語施策・日本語教育 > 国語施策情報 > 国語表記の基準 https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/index.html (2022/3/8確認) この国の基準をふまえた便覧として、九州大学図書館では【資料2】【資料3】が便利かと思います。(ただ、本が古いのが難点です。) また、読みやすく、正確という点で言えば、物書きのプロたる新聞社各社が出している指針【資料4】~【資料7】が参考になります。 さて、ここからがとても重要です。 そもそも、「読みやすく、かつ、一義的な文章を作成するために」とのことでしたが、その対象は、法学関係のレポートや論文、あるいは、法律文書でしょうか? もし、そうであれば、上に紹介した参考文献はいったん忘れてください。 ルールはそれぞれの専門分野において異なります。 日本語の普遍的なルールよりも、その分野のルールが優先されることが往々にしてあります。 その専門分野のルールを逸脱した場合、不完全・無作法として、せっかく良い内容なのに低く評価されてしまいますので、必ず法律・法学分野に特化したルールに依拠してください。 そこで、法律・法学分野に特化した書き方の参考図書です。 もちろんたくさんのものが出版されていますし、本学でもいくつか所蔵がありますが今回はあえて書名を挙げないことにします。 「論文作法」「法律」といったキーワードで九州大学の蔵書目録を検索してみてください。 もし中央図書館カウンターにお越しいただけるのであれば、細かなニーズに合わせた調査ノウハウを余すところなくお伝えできます。 ご来館が難しいということであれば、引き続きご相談をメールベースで承りますので、その際にはあらためてご連絡ください。 | |||||||||||
回答プロセス (Answering process) | ||||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||||||
備考 (Notes) | ||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 言葉 | 質問者区分 (Category of questioner) | 学生 | |||||||
登録番号 (Registration number) | 1000313311 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |