レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年09月13日
- 登録日時
- 2021/09/29 09:27
- 更新日時
- 2022/08/10 15:24
- 管理番号
- いわき総合-地域641
- 質問
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解決
日本オリンピック委員会(JOC)本部ビル前にある、クーベルタン男爵のブロンズ像の制作者はいわき市在住の彫刻家、湯川隆氏と聞いたが、湯川氏が制作するようになった経緯などが知りたい。
- 回答
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日本オリンピック委員会(JOC)と日本スポーツ協会(JSPO)の本部ビルである「JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE」(東京都新宿区霞ヶ丘町)は、2019年4月30日に竣工、5月16日に完工式が執り行われました。
1・2階には、日本オリンピックミュージアムがあり、公式サイトのフロアマップで「ピエール・ド・クーベルタン像」が確認できましたが、制作者などの情報は掲載されていませんでした。
https://japan-olympicmuseum.jp/jp/floor_map/3f.html [最終アクセス2021.9.13]
湯川隆氏が制作するに至った経緯などについては、【資料①】「いわき民報」(2019(令和元)年5月16日1面)に詳しく書かれおり、これによると、東京五輪を復興五輪と銘打っている背景から、平豊間の震災復興祈願モニュメントなどを手がけ、戦後日本を代表する彫刻家・故舟越保武氏の薫陶を受けた本市在住の湯川氏に依頼したことなどがわかりました。同記事には、制作風景などの写真も掲載されています。
また、湯川氏のオフィシャルサイトでも写真が掲載されています。
http://www.takashi-yukawa.com/news/pierre-de-coubertin-in-japan-sport-olympic-square.html [最終アクセス2021.9.13]
【追記】2022年8月10日
湯川隆∥編 『Sculptures of Takashi Yukawa 2021』p.75に「ピエール・ド・クーベルタン像」の写真が掲載されています。
- 回答プロセス
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1.資料を調査
上記回答のとおり。
東京オリンピック2020関連資料や、商用データベースで新聞記事検索を行うがヒットなし。
また当館では、2005年にいわき市立美術館で開催した『湯川隆展』[K/708/ユ]のパンフレットを所蔵している。
- 事前調査事項
- NDC
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- 彫刻 (710 10版)
- 参考資料
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- 【資料①】「いわき民報」2019(令和元)年5月16日[出納書庫・1170927238]
- キーワード
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- 東京オリンピック2020
- ピエール・ド・クーベルタン
- 湯川隆
- 彫刻
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000305216