レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年09月19日
- 登録日時
- 2021/09/20 12:37
- 更新日時
- 2021/10/15 18:52
- 管理番号
- 神戸図-1584
- 質問
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高浜虚子の俳句「彼一語我一語秋深みかも」の解説が見たい。
- 回答
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次の資料に解説があった。
『名歌名句大事典 歳時・人・自然』
p.225
「秋深む=秋。「秋深みかも」は秋がいよいよ深まってきたなあ、という意。「彼」が一語言えば、「我」も一語だけ返す、という対話の「間」に流れる静かな時間に秋の深まりが感じられる、という句意。(後略)」
『虚子百句』
p.222-224「彼一語我一語秋深みかも 『六百五十句』」
解説あり。
『現代名句評釈 俳句講座6』
p.46に解説あり。
『子どもと楽しむ俳句教室 豊かな感性と国語力を育てる』
p.104-105「体験したことを具体的に詠む」
体験したことを詠んだ句として紹介されている。
「「彼一語我一語」とは、彼と我が対話していて、彼がぽつりと言い、私がぽつりと言うという意味。そんな会話を通して、秋の深まりを感じているという句です。」とある。
文法的な解説は見つけられなかった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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久保田淳, 長島弘明 編 , 久保田, 淳, 1933- , 長島, 弘明, 1954-. 『名歌名句大事典 : 歳時 人 自然』 予約版. 明治書院, 2012.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023639566-00 , ISBN 9784625404023 (当館ID PV:7200253246) -
稲畑汀子 著 , 稲畑, 汀子, 1931-. 『虚子百句』. 富士見書房, 2006.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008304983-00 , ISBN 4829176229 (当館ID PV:7000360064) -
『現代名句評釈』. 明治書院, 1958. (俳句講座, 6)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I006351184-00 (当館ID PV:0000190231) -
金子兜太 監修 , 金子, 兜太, 1919-2018. 『子どもと楽しむ俳句教室 : 豊かな感性と国語力を育てる』. 誠文堂新光社, 2014.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025486760-00 , ISBN 9784416614440 (当館ID PV:7200386987)
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久保田淳, 長島弘明 編 , 久保田, 淳, 1933- , 長島, 弘明, 1954-. 『名歌名句大事典 : 歳時 人 自然』 予約版. 明治書院, 2012.
- キーワード
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- 高濱 虛子
- 昭和
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000304889