レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/08/12
- 登録日時
- 2021/09/02 00:30
- 更新日時
- 2021/09/24 11:27
- 管理番号
- 10202373
- 質問
-
解決
タイトル:廣林外先生遺稿
著者: [廣瀬林外] [著]
出版年月日等:[1---] [写]
請求記号:211-284
国立国会図書館書誌ID:028503651
この資料の、以下の項目についてご教示ください。
・誰がかいた資料なのか
・いつごろ所蔵したのか
・どのような経緯で貴館に所蔵することになったのか(納本・寄贈・購入等)
- 回答
-
『廣林外先生遺稿』【当館請求記号:211-284】に関してご照会の事項につき、以下の通り回答します。
①誰がかいた資料なのか
「誰がかいた」は書写者の意味として回答します。当該資料には、明確に書写者を示すと思われる情報源は見当たりませんでした。
なお、本文は総計38丁で3つの部分から成り、その各部分に書写に関わる奥書があります。第31丁裏に「明治乙亥仲冬下旬於水流雲在義校南局第十六番寮東南隅之窓下写 波多野氏蔵書」、第33丁表に「己巳十月朔録示 長瀬渓舎主翁」、第38丁表に「治亥仲冬下旬於水雲舎写 矢野氏蔵書(「矢野氏蔵書」は、墨で数文字を塗りつぶした右に朱字で記載)」とあります。ただし、同書に合綴などを窺わせる形跡は見当たりませんでした。また、各部分の奥書は、底本の記載をそのまま書写した可能性があります。
②いつごろ所蔵したのか
③どのような経緯で所蔵することになったのか
当該資料の巻頭に帝国図書館の蔵書印と「明治三三・三・三〇購求」という受入印があります。このことから、当館の前身である帝国図書館が明治33年3月30日に購入したものと思われます。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 古典籍(レファレンス)
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000304013