レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 神奈川県学校図書館員研究会 (5000008) | 管理番号 (Control number) | 掲示板-2021-019 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事例作成日 (Creation date) | 2021年07月21日 | 登録日時 (Registration date) | 2021年08月23日 12時10分 | 更新日時 (Last update) | 2022年07月04日 14時31分 | |||||||
質問 (Question) | 神奈川県(できれば相模原市)の寺子屋に関する資料を探している。『神奈川県教育史』に記述があるかどうかも知りたい。 | |||||||||||
回答 (Answer) | 『相模原市史 第二巻』相模原市市史編さん委員会 編 相模原市 1967 *第二章 近世中期の相模原 近世農民の教育(P390~)に相模原市内の寺子屋について少し記述あり。どこの寺なのか、どこの家(医者など)で開かれていたか。利用されていた教科書についても記載あり。 『むかし昔 相模原自治会連合会創立50周年記念』相模原市自治会連合会 広報部会 編 相模原市自治会連合会 2019.3 *「学校の移り変わり」として少し記載がある。「明治六年、橋本宿の中ほど瑞光寺にあった寺子屋が「本然学舎」となり当時の住職安田米斉が教師に任命されて(以下略)」 『わが町の歴史相模原』座間美都治 ほか 文一総合出版, 1984.1 *「村の教育・学問 寺子屋と塾」に記載あり。 『神奈川県教育史』神奈川県立教育センター 編 神奈川県教育委員会, 1978 *通史編の上巻「近世後期の教育」の総説の中で庶民の教育として寺子屋に触れている。 続けて章をもうけて私塾・寺子屋で開廃の動向、師匠と寺子、教科と教材・教科書について記述がある。50pほどの記述。地域と年代別の寺子屋開業の動向の表もあり、地域として高座(相模原など)・津久井が挙がっている。 *通史編上巻に、寺子屋に関する節がある。 「第一編 近世後期の教育 第三章 私塾・寺子屋 第二節 寺子屋」 「第二編 明治前期の教育 第二章 明治維新期の教育 第三節 私塾・寺子屋」 県内全域について述べられている。高座郡磯部村(現在相模原市)の栗山半左衛門が開いた寺子屋についての記述が数か所あり、寺子の在学年数をまとめた表が掲載されている(p164)。 なお、この表の出典は座間美都治『相模原の歴史と文化』となっている。和算の私塾として、「上鶴間村(現在相模原市)で算学者の渋谷広行が開いた塾」が紹介されている(p340)。 | |||||||||||
回答プロセス (Answering process) | ||||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | 『藩校・塾・寺子屋』(神奈川県政地方記者会)は所蔵している。 『神奈川県の寺子屋地図』(神奈川新聞社)は県立図書館に貸出依頼済み。 生徒が住んでいる近くにこんなものがあった、ということを伝えたいようだ。 | |||||||||||
NDC | ||||||||||||
参考資料 (Reference materials) |
| |||||||||||
キーワード (Keywords) | ||||||||||||
照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||||||
備考 (Notes) | ||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | 教員 社会人 | ||||||||
登録番号 (Registration number) | 1000303540 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) |