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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
練馬区立練馬図書館 (2300093)管理番号
(Control number)
R1004467-71
事例作成日
(Creation date)
2021年07月17日登録日時
(Registration date)
2021年07月28日 10時39分更新日時
(Last update)
2021年07月28日 10時39分
質問
(Question)
木製の蒸し器(蒸籠)を購入したら、「江戸曲物」と書いたシールが貼ってあった。「曲物」の読みを知りたい。また、曲物について知りたいので、書籍を紹介してほしい。
回答
(Answer)
【読み】
・『新潮日本語漢字辞典』 新潮社/編 新潮社 2007.9 ISBN:978-4-10-730215-1
 *p.1060 【曲(げ)物】まげもの 檜(ひのき)・杉などで作る円い容器。綰物(わげもの)。
・『三省堂難読漢字辞典』 三省堂編修所/編 三省堂 2009.6 ISBN:978-4-385-13592-2
 *p.175 曲物 わげもの
 *p.297 綰物 わげもの〔曲物〕材をまげて作る木製容器。
 
【曲物に関する資料】
●百科事典
・『日本大百科全書 21』 小学館 1988.5 ISBN:4-09-526021-1
 *p.856 曲物 まげもの ヒノキやスギなどの薄板を円形、楕円形に曲げて、これに底板を取り付けた容器。綰物、檜物ともいう。日本では、その存在は弥生時代から認められているが、とくに中世の絵巻物などをみると、日常生活において、広く木製容器が用いられており、それらは刳物以外は、ほとんど曲物が使われていて、箍締めの桶や樽が普及する近世以前には、水やしょうゆなどを入れるにも、刳物か曲物が使われていた。
 曲物の製法は、薄く剥いだヒノキなどの板を熱湯に浸したり、火にあぶって柔らかくなったところで曲げ、飯粒を練ってつくったソクイという糊ではり、箍は使わずに、継ぎ目をサクラやカバなどの皮を細かく裂いたもので綴じ、底板をつけたもので、多くは蓋がある。製品には、ワッパやメンパ、メンツウとよばれる弁当入れをはじめ、三方(三宝)、柄杓、篩、麻小笥、蒸籠、飯櫃などがあり、曲物はいろいろの容器をつくるのに用いられた手法で、山村の手仕事としても多く行われた。なお、曲物を製作する職人を檜物師とよぶ。曲物は、現在、茶道具や雑器の一部にわずかに使用されているにすぎない。
 
●木工品
・『曲物・箍物』 成田寿一郎/著 理工学社 1996.12 ISBN:4-8445-8572-X
 *曲物の歴史、材料、技法などを解説。
・『民藝の教科書 3』久野恵一/監修 グラフィック社 2012.12 ISBN:978-4-7661-2443-9
 *木と漆の基礎知識、木工職人の紹介や製作工程などを掲載。
 *p.38 大館曲げわっぱ、p.87 木曽漆器、p.130 博多曲物
 *p.144 「大館曲げわっぱ」と「中国製曲げわっぱ」両者の見た目と手触り、香り、細部の処理、実際に食べ物を詰めて一定時間おいたときの様子などを比較。
・『日本の手道具』 秋岡芳夫/著 創元社 1980
 *木工職人が使う道具を紹介。
・『日本の手仕事をつなぐ旅 いろいろ1』 久野恵一/著 グラフィック社 2016.11 ISBN:978-4-7661-2851-2
 *p.149 ネズコの曲物
 *手仕事用語集 p.310 曲物(まげもの)
・『日本の森と木の職人』 西川栄明/著 ダイヤモンド・ビッグ社 2007.5 ISBN:978-4-478-07786-3
 *p.96 秋田スギと柴田慶信の曲げわっぱ
・『茶の湯の曲物』 橋村萬象/著 淡交社 2013.1 ISBN:978-4-473-03851-7
 *茶の湯の道具として使われる曲物の基本と仕事を紹介。
・『木工のはなし』 早川謙之輔/著 新潮社 2002.6 ISBN:4-10-138031-7
 *曲物の職人ではないが、曲物にも使われる檜のことや木工の道具について語っている。

●民具
・『民具学事典』 日本民具学会/編 丸善出版 2020.4 ISBN:978-4-621-30465-5
・『食の民俗事典』 野本寛一/編 柊風舎 2011.7 ISBN:978-4-903530-51-2
・『絵引民具の事典』 岩井宏實/監修 河出書房新社 2008.9 ISBN:978-4-309-22487-9
・『日本民具辞典』 日本民具学会/編集 ぎょうせい 1997.5 ISBN:4-324-03912-7
・『曲物』岩井宏実/著 法政大学出版局 1994.4 ISBN:4-588-20751-2
 *曲物の加工技術と機能・利用形態の変遷を解説。
・『日本歴史民俗論集 2』 吉川弘文館 1993.4 ISBN:4-642-07372-8
 *p.356~ 第六 三 曲物について
・『民具の世相史』 岩井宏實/編 河出書房新社 1998.3 ISBN:4-309-24204-9
 *p.79 蒸籠
・『民具の博物誌』 岩井宏実/著 河出書房新社 1990.4 ISBN:4-309-24115-8
 *p.36 弁当箱
・『暮らしの和道具』 遠藤ケイ/著 筑摩書房 2006.6 ISBN:4-480-06308-0
 *p.83 メンパ
 
●料理道具
・『よくわかる日本料理用語事典』 遠藤十士夫/監修 旭屋出版 2018.2 ISBN:978-4-7511-1311-0
・『理論と実際の調理学辞典』 吉松藤子/[ほか]編集 朝倉書店 1987.12 ISBN:4-254-61017-3
・『和食の料理用語事典』 中村昌次/著 旭屋出版 2001.8 ISBN:4-7511-0265-6
 *第1章 調理道具の用語 p.19 漉し器、p.26 せいろ
・『家庭でつくる基本の料理大事典』 ナヴィ インターナショナル/編著 ナツメ社 2006.1 ISBN:4-8163-4047-5
 *p.14 蒸籠(セイロ)
・『台所道具の本』 主婦の友社/編 主婦の友社 2012.10 596.9 ISBN:978-4-07-284612-4
 *p.58 蒸し器 せいろ
・『和の台所道具おいしい料理帖』 小島喜和/著 日東書院本社 2015.11 ISBN:978-4-528-02061-0
 *p.36~p.45 4 蒸し料理が得意になる p.40中華せいろ、p.和せいろ
・『まるごと日本の道具』 面矢慎介/監修 学研教育出版 2012.11 ISBN:978-4-05-203577-7
 *p.37 蒸籠
 *p.31 裏漉し器
 *p.58~p.59 蕎麦の蒸籠・篩
  
●伝統工芸
・『伝統工芸ってなに?』 日本工芸会東日本支部/編 芸艸堂 2013.7 ISBN:978-4-7538-0271-5
 *p.46 木工芸ってなんだろう?
 *p.49 曲物
・『東北のテマヒマ』 21_21 DESIGN SIGHT/著 マガジンハウス 2012.12 ISBN:978-4-8387-2497-0
 *p.90~p.91 35まげわっぱ
・『伝統工芸を継ぐ男たち』 関根由子/著 論創社 2017.7 ISBN:978-4-8460-1601-2
 *p.37~p.44 本当の豊かさを知ってほしい 大館曲げわっぱ 柴田昌正
・『LEDと曲げわっぱ』 橋本夕紀夫/著 六耀社 2013.12 ISBN:978-4-89737-761-2
 *伝統技術や伝統文化と現代の技術の融合によって生まれる新しいデザインのあり方を伝統の技から生まれる「進工芸」や、職人の語りなどから浮き彫りにした本。
 *p.34 木工技術‐ハイテクとローテクの共存
 *p.112 曲げわっぱ‐伝承でなく伝統であること 栗盛俊二
 
●職人史
・『江戸の生業事典』 渡辺信一郎/著 東京堂出版 1997.5 ISBN:4-490-10453-7
 *p.313 曲物屋
・『日本職人辞典』 鈴木棠三/編 東京堂出版 1985.10
 *p.254~p.256 檜物師
 *p.27 檜物師
・『ヴィジュアル史料日本職人史 1』 遠藤元男/著 雄山閣出版 1991.6 ISBN:4-639-01033-8
 *p.38 桧物師、p.39 曲物
・『ヴィジュアル史料日本職人史 2』 遠藤元男/著 雄山閣出版 1991.8 ISBN:4-639-01046-X
 *p.45~p.46 桧物師、桧物屋
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
言葉
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000302284解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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