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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
練馬区立練馬図書館 (2300093)管理番号
(Control number)
R1004462-66
事例作成日
(Creation date)
2021年06月16日登録日時
(Registration date)
2021年06月20日 15時44分更新日時
(Last update)
2021年07月08日 16時27分
質問
(Question)
花魁(遊女)はなぜ帯を前に結んでいたのか。
回答
(Answer)
●帯結びに関する資料
・『日本衣服史』 増田美子/編 吉川弘文館 2010.2 383.1 ISBN:978-4-642-08031-6
 *P250 帯の変遷 「帯を結ぶ位置は、装飾的な結び方が広まるにつれて若い女性を中心に後結びが多くなり、後期には遊女や年配の女性のみ前結びで、・・・・」
・『図説着物の歴史』 橋本澄子/編 河出書房新社 2005.8 383.1 ISBN:4-309-76070-8
 *P24コラム 帯 「江戸時代中期に入ると、未婚の若い女性は帯を背後に結び、中年以降の既婚女性には前帯が多い」 P25 「とはいえ、広く行われた前帯姿は、当時の生活状態からすれば、われわれが現在考えるほど活動の不自由さを感じなかったに違いない。」
・『江戸衣装図鑑』 菊地ひと美/著画 東京堂出版 2011.11 383.1 ISBN:978-4-490-10798-2
 *P185 江戸中期の帯 「そして結ぶ位置は初期にはどこでも自由でしたが、中期には婦人と老女は「前結び」が多く、若い娘は「後ろ結び」が多くなり混在しています。」P242~243 鳥居清長「当世遊里美人合」「浮世七小町」「風俗東之錦」などから江戸後期の女性の風俗がわかる。町方の娘が「高雄結び」の帯を前帯に締めている姿や更紗帯の文庫結びの前帯姿など。
・『江戸のきものと衣生活』 丸山伸彦/編著 小学館 2007.6 383.1 ISBN:978-4-09-626241-2
 *P150 帯と帯地 「当代(近世初頭まで)の絵画に描かれている小袖を見ると、帯を結ぶ位置も後ろや脇などさまざまで、自由度の高かったことが知られる。」同じぺージに「向島の三囲神社へ詣でる女房」として遠州緞子柄の豪華な帯を前帯に締めている絵がある。
・『江戸服飾史』 金沢康隆/著 青蛙房 2016.2 383.1 ISBN:978-4-7905-0887-8
 *P331 帯 「この時代に大きな特色となったのは、女帯がほとんど後ろ結びになったことであり、のちの和服の帯風俗はこのときに決まったといえる。」 
・『日本服飾史』 女性編 井筒雅風/著 光村推古書院 2015.4 383.1 ISBN:978-4-8381-0524-3
 *P110「民衆婦人姿」平安時代 小袖に細帯を横に締めている。P196「島原太夫晴れ姿」江戸時代 幅広の帯を前でのし結びにしている。P234「町方女房前帯姿」江戸時代文化頃の中年妻女の外出姿。薄茶地縮緬に藤の裾文様の紋付綿入小袖を着て、前帯をつけ、腰でからげている。P236「前で帯をするということは、衣服をまとめる紐であるのが本来とすれば当然のことであり・・・(略)・・・帯幅が広くなってからも、西川祐信の絵に見るように前帯が見られ、島原の遊女等にはその風が今日も伝承されている」
・『江戸風俗図絵』 黒川真道/編 柏美術出版 1993.11 382.1 ISBN:4-906443-39-7
 *西川祐信、菱川師宣、北尾重政などの絵師による江戸風俗図絵。様々な階層の女たちの前帯姿多数。
・『江戸Tokyoストリートファッション』 遠藤雅弘/著 ギャップ出版 1999.10 383.1 ISBN:4-88357-057-6
 *P196 大江戸ファッションダイジェストの年表にて。1696(元禄九)「後帯流行」(『女重宝記』)。P199 1764(明和元)「女性の帯の結び方はほとんど後ろになる」
                                       
●その他参考資料
・『図説吉原事典』 永井義男/著 朝日新聞出版 2015.9 384.9 ISBN:978-4-02-264791-7
・『嬉遊笑覧』 上巻 日本随筆大成編集部 成光館出版部 1932
・『嬉遊笑覧』 下巻 日本随筆大成編集部 成光館出版部 1932
・『遊女の生活』 中野栄三/著 雄山閣 1969 384.9 ISBN:4-639-00046-4
・『吉原風俗資料』 蘇武 緑郎 太平社 1930
・『元吉原考』 石崎芳男/著 近代文芸社 1994.11 384.9 ISBN:4-7733-3643-9
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
日本衣服史 増田美子/編 吉川弘文館 2010.2 383.1, ISBN 978-4-642-08031-6
図説着物の歴史 橋本澄子/編 河出書房新社 2005.8 383.1, ISBN 4-309-76070-8
江戸衣装図鑑 菊地ひと美/著画 東京堂出版 2011.11 383.1, ISBN 978-4-490-10798-2
江戸のきものと衣生活 丸山伸彦/編著 小学館 2007.6 383.1, ISBN 978-4-09-626241-2
江戸服飾史 金沢康隆/著 青蛙房 2016.2 383.1, ISBN 978-4-7905-0887-8
日本服飾史 女性編 井筒雅風/著 光村推古書院 2015.4 383.1, ISBN 978-4-8381-0524-3
江戸風俗図絵 黒川真道/編 柏美術出版 1993.11 382.1, ISBN 4-906443-39-7
図説吉原事典 永井義男/著 朝日新聞出版 2015.9 384.9, ISBN 978-4-02-264791-7
嬉遊笑覧 上巻 日本随筆大成編集部 成光館出版部 1932
嬉遊笑覧 下巻 日本随筆大成編集部 成光館出版部 1932
遊女の生活 中野栄三/著 雄山閣 1969 384.9, ISBN 4-639-00046-4
吉原風俗資料 蘇武 緑郎 太平社 1930
元吉原考 石崎芳男/著 近代文芸社 1994.11 384.9, ISBN 4-7733-3643-9
江戸Tokyoストリートファッション 遠藤雅弘/著 ギャップ出版 1999.10 383.1, ISBN 4-88357-057-6
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000300531解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決