レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年03月21日
- 登録日時
- 2021/05/09 10:16
- 更新日時
- 2022/05/18 18:09
- 管理番号
- 広瀬2020-07
- 質問
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解決
江戸時代に流行ったお伊勢参りの道中の様子(洗濯や入浴などの生活をどうしていたのかなど)を知りたい
- 回答
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(1)『江戸の旅とお伊勢まいり』
--- 全編に渡りお伊勢参りや江戸時代の旅の道中の様子を紹介。
(2)『江戸の旅は道中を知る~』
--- 全編に渡り江戸時代の旅の道中の様子を紹介。
(3)『江戸の旅文化』
--- p26~60 参宮者が道中に宿泊した宿や食事、御師の饗応などについての記述がある。
(4)『江戸の旅人たち』
--- p64~「旅人と旅姿」、p75~「旅の様相」についてそれぞれ記述がある。
(5)『お伊勢参り』
--- p113~ 伊勢参りの旅にかかる費用や移動手段、宿屋が果たした役割(身元の保証、旅土産の国元への発送など)について記述がある。
(6)『絵図に見る伊勢参り』
---『伊勢参宮名所図会』掲載の旅風俗を描いた絵図を中心に伊勢参宮の道中を紹介。
尚、質問の中で特に「洗濯」というキーワードを挙げられていたため、補足資料として下記資料も提供した。
(7)『ヴィジュアル百科江戸事情 第1巻(生活編)』
--- p14~15 江戸時代の1日の生活のうち洗濯や歯磨きについての記述あり
- 回答プロセス
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(1)「タイトル:イセマイリ」や「件名:伊勢神宮」などの条件で書誌検索。分類1門~3門を中心に質問内容に関わる記述のありそうな資料をピックアップして中身を確認した。(回答の(1)~(5))
(2)国立国会図書館のレファレンス協同データベースを「伊勢参り」をキーワードとして検索し、該当した事例に掲載されていた資料のうち仙台市に所蔵のある資料について中身を確認した。(回答の(4)(6))
(3)(2)に同じく「江戸 洗濯」などをキーワードとし検索し、事例に掲載されていた資料のうち自館所蔵資料について中身を確認した。(回答の⑦)
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『江戸の旅とお伊勢まいり』洋泉社MOOK 洋泉社 2017年
- 『江戸の旅は道中を知る~』菅野 俊輔/編著 青春出版社 2009年
- 『江戸の旅文化』神崎 宣武/著 岩波書店 2004年
- 『江戸の旅人たち』深井 甚三/著 吉川弘文館 1997年
- 『お伊勢参り』鎌田 道隆/著 中央公論新社 2013年
- 『絵図に見る伊勢参り』旅の文化研究所/編 河出書房新社 2002年
- 『ヴィジュアル百科江戸事情 第1巻(生活編)』NHKデータ情報部/編 雄山閣出版 1991年
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オンラインデータベース
レファレンス協同データベース(2021年3月21日アクセス)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000161598
(昔の庶民の旅の事情や、客人や旅人を手厚くもてなした江戸時代の人々の心構え、「人に施すと自分に返ってくる」という信仰について書かれた資料が見たい。) -
オンラインデータベース
レファレンス協同データベース(2021年3月21日アクセス)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000021953
(江戸時代、洗濯に石鹸と洗濯板を使用したか。)
- キーワード
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- 伊勢参り
- 伊勢神宮
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000298086