レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年03月18日
- 登録日時
- 2021/03/18 18:21
- 更新日時
- 2021/05/08 09:42
- 管理番号
- 名古屋市守-2021-003
- 質問
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解決
『守山市史』に「岡田原」の記述はあるか。それは、現在のどこか。また、そのあたりに「岡田氏」に関する石碑はないか。
- 回答
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『守山区史』によると、「岡田原」は、現在の小幡です。同書「岡田氏とその一族(小幡城主)」の項に、大永寺にある岡田時常の墓と岡田氏の牌の写真が載っています。大永寺の境内には、岡田氏歴代の墓石が並んでいるそうです。
- 回答プロセス
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(1)『守山区史』を調べてみると、「第九章 3.岡田氏とその一族(小幡城主)」p.572に、「岡田与七郎重賢は…(略)…山田庄岡田原に戦った。この岡田原が小幡である。」とありました。また同じ項に「時常(重賢の弟)が小幡に寿昌寺を建てた」「(時常の)小墓碑が大永寺にある」とありました。
(2)次に寿昌寺と大永寺について調べました。『守山区の歴史』p.101に「大永寺と岡田氏」の項があり、大永寺が、もとは「寿昌院」だった(ふたつは同じお寺だった)ことが確認できました。
(3)インターネットで「大永寺」を検索しました。名古屋市守山区のホームページ「大永寺」(https://www.city.nagoya.jp/moriyama/page/0000001651.html)[2021年3月18日最終確認]が見つかり、「境内には岡田氏歴代の墓石が並んでいる」とありました。
(4)大永寺の場所を調べました。『ゼンリン住宅地図 [2020]-13 愛知県 名古屋市守山区』を調べ、名古屋市守山区大永寺町208にあることが確認できました。
- 事前調査事項
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質問者は「岡田氏」の子孫。ゆかりの地をたずねたい、『守山市史』に「岡田氏」の記述があるらしいので、そこに「岡田原」(あるいは「岡田谷」?のような地名)がのっているのではないか。
- NDC
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- 中部地方 (215 9版)
- 参考資料
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守山区史跡散策路. 名古屋市教育委員会.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I076359546-00 -
守山郷土史研究会 著 , 守山郷土史研究会. 守山区の歴史. 愛知県郷土資料刊行会, 1992. (名古屋区史シリーズ ; 12)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002205510-00 , ISBN 4871610543 -
名古屋市守山区 202002. ゼンリン, 2020. (ゼンリン住宅地図. 愛知県)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I030221946-00 , ISBN 9784432488834
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守山区史跡散策路. 名古屋市教育委員会.
- キーワード
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- 守山市
- 名古屋市守山区
- 岡田氏
- 大永寺
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000295389