レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年03月06日
- 登録日時
- 2021/03/06 19:11
- 更新日時
- 2021/05/08 09:48
- 管理番号
- 名古屋市東-2021-001
- 質問
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解決
大須演芸場近くの古墳について知りたい。
- 回答
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『名古屋市中区史』などによると、お尋ねの古墳の名前は、那古野山古墳のようです。
- 回答プロセス
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(1)区史を調べました。『名古屋市中区史』p.6に、大須演芸場の裏に前方後円墳「那古野山(なごややま)古墳」があり、後円部のこんもりとした姿をとどめているという記述があり、写真も掲載されています。同書p.67-68によると、那古野山古墳の前方部から出土した須恵器、有蓋脚付短頸壺によって、五世紀後半の古墳と考えられているとのことで、須恵器の写真も掲載されています。江戸時代は見世物小屋などがかけられた清寿院境内の一角にあり、現在は那古野山公園として整備されています。那古野山古墳の築造を契機に熱田大地で前方後円墳が多数築かれ、富士浅間神社古墳、大須二子山古墳、日出神社古墳とともに「大須古墳群」と呼ばれる一群をなしています。
(2)史跡の本を調べました。『名古屋の史跡と文化財』p.94に那古野山古墳(こちらではヨミを「なごのやま」と記載)についての解説が、須恵器、有蓋脚付短頸壺の写真とともに載っていました。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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名古屋市中区制施行100周年記念事業実行委員会 , 林, 董一. 名古屋市中区誌. 中区制一〇〇周年記念事業実行委員会, 2010.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I007953865-00 -
名古屋市教育委員会 編 , 名古屋市教育委員会. 名古屋の史跡と文化財 新訂版. 名古屋市教育委員会, 1990.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002062868-00
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名古屋市中区制施行100周年記念事業実行委員会 , 林, 董一. 名古屋市中区誌. 中区制一〇〇周年記念事業実行委員会, 2010.
- キーワード
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- 那古野山古墳
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000294790