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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
福岡市総合図書館 (2210003)管理番号
(Control number)
2021-2.4
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2021年02月09日 15時46分更新日時
(Last update)
2021年03月06日 16時29分
質問
(Question)
「水引」の語源について。日本の書物で「水引」という単語が書かれている一番古い書物は何か?また、水引の語源や起源は諸説あるようだが、「水引」という名前が呼ばれ始めたのはいつからか。起源とその時代を知りたい。
回答
(Answer)
 当館所蔵資料で調べた結果、「水引」という単語が書かれている一番古い書物について記載または紹介されている資料は見当たりませんでした。また、「水引」という名前が呼ばれ始めたのがいつ頃なのか記載されている資料も見当たりませんでした。質問者へは参考になりそうな資料として以下の資料を紹介しました。

⑴『語源海』(杉本 つとむ/著 東京書籍 2005年)
 P583~584「みずひき【水引】」の項目に、語源の記載と、例として「水引の白糸はへて織るはたは旅の衣にたちやかさねん(後撰集)」等の詩歌が紹介されています。
 P779「主要用例出典一覧」の「後撰集=後撰和歌集」を見ると、「④天暦5(951)成」となっています。

⑵『広辞苑 第7版』(新村 出/編 岩波書店 2018年)
 P2809「みずひき【水引】」の項目①に、資料⑴と同様の後撰集の詩歌が挙げられています。

⑶『結びの文化』(額田 巌/著 東洋経済新報社 1983年)
 P29「さて水引結びは、飛鳥朝の推古天皇の時代に、小野妹子が隋の答礼使を伴って帰朝した折、答礼使が海路の無事を祈って、紅白に染めた麻紐で結んだ貢物を携えてきたのがはじまりといわれている。」との記載があります。

⑷「水引としきたり(岩宮 陽子)」(『紙パ技協誌』60巻8号(2006年8月1日))
 (インターネット「CiNii」より検索)
 P87「紙の縒り糸の水引結びは飛鳥朝に起源し、鎌倉時代に「折紙」の専門職の「城殿(きどの)」と呼ばれた人々によって一般の贈答品に使われ、(以下略)」との記載があります。
 また同著者の「飯田の水引と私」(『紙パ技協誌』57巻8号(2003年))にも同様に、P88「水引の起源は紙渡来の歴史に伴い古く飛鳥時代に遡ることができるようで(以下略)」との記載があります。
回答プロセス
(Answering process)
以下、水引の起源・語源について、確認したが質問内容についての記載はなかった資料。

『世界大百科事典 27』(平凡社 2009年)
 P363~364「みずひき 水引」
『日本大百科全書 9』(小学館 1994年)
 P605「こより〔紙縒〕」
『日本大百科全書 14』(小学館 1994年)
 P99~100「贈答 ぞうとう」
『日本大百科全書 22』(小学館 1994年)
 P331「水引」、P332「水引細工」
『国史大辞典 13』(国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1992年)
 P334「みずひき 水引」
『日本風俗史事典』(日本風俗史学会/編 弘文堂 1980年)
 P618「みずひき 水引」
『日本語源大辞典』(前田 富祺/監修 小学館 2005年)
 P1059「みずひき 【水引】」
『日本語源広辞典』(増井 金典/著 ミネルヴァ書房 2010年)
 P842「みずひき【水引】」
『暮らしのことば新語源辞典』(山口 佳紀/編 講談社 2008年)
 P833「水引」
『新明解語源辞典』(小松 寿雄/編 鈴木 英夫/編 三省堂 2011年)
 P882「みずひき【水引】」
『にほんのかたちをよむ事典 : 図説』(形の文化会/編 工作舎 2011.12)
 P184~185「水引」
『かたちの事典』(高木 隆司/編 丸善 2003.3)
 P767~768「水引」
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
風俗史.民俗誌.民族誌  (382)
衣住食の習俗  (383)
参考資料
(Reference materials)
杉本つとむ著 , 杉本, つとむ. 語源海. 東京書籍, 2005.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I002906168-00 , ISBN 4487797438
新村出編 , 新村, 出(1876-1967) , 新村出記念財団. 広辞苑 : [セット]- 第7版. 岩波書店, 2018-01.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000074-I000700630-00 , ISBN 9784000801317
額田 巌 著 , 額田‖巌. 結びの文化 : −日本人の知恵と心−. 東洋経済新報社, 1983.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I046046979-00
キーワード
(Keywords)
水引
語源
起源
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000293649解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
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