レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 宮城県図書館 (2110032) | 管理番号 (Control number) | MYG-REF-200410 | ||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2020/12/06 | 登録日時 (Registration date) | 2021年01月14日 00時30分 | 更新日時 (Last update) | 2021年01月14日 00時30分 | ||||||
質問 (Question) | 寛永頃の1両は現在どれ程に相当するか。 | ||||||||||
回答 (Answer) | 以下を案内した。 ○当館所蔵資料 ・『大江戸歴史百科』 p.152「296 小判一両を現代に換算すると」の項 「(前略)江戸時代には天災などがあるとすぐに米不足となり,それが引き金となって物価が高騰した。加えて,金・銀・銭の三貨体制であるため,物価が安定していても小判などの金貨と丁銀などの銀貨との交換比率が乱高下する傾向があった。この関係で金(小判)一両は現代の五万円から四〇万円の間を行き来するといった状況で,厳密な算定は難しい。ただ時代によって異なるものの,平均的な米穀の価格,武士の棒録などから強いて換算すると,一〇万円から二〇万円の間ということになるものと思われる。(後略)」 ○Webサイト ・「日本銀行金融研究所 貨幣博物館」ウェブサイト https://www.imes.boj.or.jp/cm/history/historyfaq/ (最終アクセス日:2018/04/18) 「お金の歴史に関するFAQ」項中「5.江戸時代の一両の現在価値はどのくらいですか?」の項 「(前略)江戸時代における貨幣の価値がいくらに当たるかという問題は、大変難しい問題です。世の中の仕組みや人々の暮らしが現在とは全く異なり、現在と同じ名称の商品やサービスが江戸時代に存在していたとしても、その内容に違いがみられるからです。ただし、1つの目安として、いくつかの事例をもとに当時のモノの値段を現在と比べてみると、18世紀においては、米価で換算すると約6万円、大工の賃金で換算すると約35万円となります。なお、江戸時代の各時期においても差がみられ、米価から計算した金1両の価値は、江戸初期で約10万円前後、中~後期で4~6万円、幕末で約4千円~1万円ほどになります。」 ○レファレンス協同データベース事例 ・「江戸時代の1両は,現在のお金にするとどれくらいの価値なのか。」宮城県図書館 https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000164425 ・「江戸時代の貨幣価値について知りたい。」千葉市中央図書館 https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000100692 | ||||||||||
回答プロセス (Answering process) | |||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||||
備考 (Notes) | |||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | その他 | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | ||||||
登録番号 (Registration number) | 1000292305 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |