レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/12/12
- 登録日時
- 2021/01/05 00:30
- 更新日時
- 2021/01/21 14:55
- 管理番号
- 8742376
- 質問
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解決
現『南日本新聞』の前身である『鹿児島新聞』の昭和15年1月頃の記事で、野球に関する座談会について書かれた記事はあるか。
南日本新聞社編『郷土人系(中)』の中に、「町田は、昭和十五年正月、鹿児島新聞での座談会で「鹿児島は昔からハマ打ちの盛んなところ。おかげでバッティングは最初から自信があった」と述懐している。」という記載がある。
この座談会について掲載されている記事を全て確認したい。
- 回答
-
当館所蔵の資料を調査したところ、ご照会の記事と思われる連載記事が見つかりましたので、以下に書誌事項と掲載箇所をお知らせします。
当館請求記号:YB-1941
タイトル:鹿児島新聞
形態:マイクロフィルム
掲載日・掲載箇所・記事見出し:
・1940(昭和15)年1月11日・夕刊・2面「今昔球界座談の夕(一) 砂を噛む猛ゴロは 袴で発止と受止た頃 ”カーブ”は切支丹の魔法扱ひ」
・1940(昭和15)年1月13日・朝刊・3面「今昔球界座談の夕(二) 溜池クラブを破つて 一高野球の擡頭 ボールもバツトも手製時代」
・1940(昭和15)年1月16日・朝刊・3面「今昔球界座談の夕(二) 血達磨となつて生還 駒場の獰猛町田 野球振興の恩人中馬庚氏」※連載は第3回目ですが、見出しでは「(二)」となっています。
・1940(昭和15)年1月17日・朝刊・[4]面「今昔球界座談の夕(四) 破魔投げの呼吸が 打球に役立つた 鹿児島出身の強打者」※面数は第4面ですが、「三」と誤植されています。
・1940(昭和15)年1月19日・朝刊・4面「今昔球界座談の夕(五) 型に嵌めるは考へ物 バツトは選手の魂 サインと投捕の気合」
・1940(昭和15)年1月20日・朝刊・3面「今昔球界座談の夕(六) 投手の暴投、外野手の 美技に救はる! 七高黄金時代の思出」
・1940(昭和15)年1月21日・朝刊・6面「今昔球界座談の夕(七) 山口高商との優勝戦 延長十八回に及ぶ 七高黄金時代の思出」※末尾に「(終り)」とあります。
このうち、連載第4回目の記事中に、町田一郎の「とにかく打つことの上手な人は鹿児島の人に多かつたようです。これは昔から鹿児島では『ハマ投げ』をやつてゐた関係上、比較的『球』を打つといふ呼吸を呑み込んでゐたものと思ひます」という発言があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 新聞(レファレンス)
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000291874