レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20200805
- 登録日時
- 2020/11/29 00:30
- 更新日時
- 2021/01/23 11:04
- 管理番号
- 201476
- 質問
-
解決
「佐賀空襲」に関する資料はありますか。
- 回答
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次の資料に記載がありました。
(1)『佐賀空襲 第三版』 佐賀空襲を記録する会/編 佐賀空襲を記録する会 2012
見返し(表) 「佐賀空襲当時の被爆の村々の地図」(川副村、新北村付近)
目次 「佐賀空襲における爆弾投下地点」(『佐賀市史』から)の図あり。
見返し(裏)折込 「佐賀空襲の被害状況」の図あり(市町村・字別の死者、負傷者、家焼失の数)
P2 終戦10日前の昭和20(1945)年8月5日午後11時半頃から翌6日の午前1時頃までの約1時間半の間、米空軍のB29爆撃機の30機編隊による絨毯爆撃は凄いものでした。
P8 「8月5日・6日の米軍機爆撃の記録」(作戦任務第312号) 目標:佐賀市街地、参加部隊:第58航空団、出撃機数:65機。
(2)『語り伝える空襲 ビジュアルブック 第5巻』 安斎 育郎/文・監修 新日本出版社 2008
P24 昭和20(1945)年5日の夜半、佐賀市に初の焼夷弾攻撃が加えられ、63機のB29が2196発、439トンの爆弾を投下、死者2人、重傷者1人を含む約400人が被災、68戸の家が全焼しました。さらに夜中の11時50分頃から1時間あまりにわたって、佐賀市南部、東川副村、新北村、川副町、久保田村などの地域に爆弾と焼夷弾が投下され、50人が犠牲になりました。
(3)『写真集明治大正昭和佐賀』 福岡博/編 国書刊行会 1979
P145 「空襲の目的地になっていた佐賀」 8月5日佐賀市水ケ江や西与賀方面が空襲を受け、小學校と民家500戸が被災した。
(4)『女性が綴る戦争体験記苦難のみち』 佐賀市地域婦人連絡協議会/編 佐賀市教育委員会 1993
写真P2 「焼夷弾投下」(佐賀新聞社提供)
(5)『川副今昔物語.』 川副地区地域文化活用事業実行委員会/編 佐賀市教育委員会川副出張所教育課 2011
P83 「佐賀空襲」 昭和20年8月5日21時30分から8月6日午後午前1時頃まで3時間30分にわたり焼夷弾爆撃を受けた。
P84 銃弾の後の写真あり。
(6)『佐賀県警察史 下巻』 佐賀県警察史編さん委員会/編 佐賀県警察本部 1977
P400-403 「佐賀空襲を語る 元警防課長」 佐賀県下の空襲中最も大規模のものは8月5日の夜である。当日午後11時50分頃から翌6日午前1時頃までの間に波状的に佐賀市南部と佐賀郡東川副村、新北村(現諸富町)、現川副町、久保田町と3派に分かれて小型爆弾と油脂焼い弾で攻撃を加えたのである。機種はB29で先ず電波妨害のために錫箔と照明弾を投下し、同時に油脂弾などを投下した。
(7)『佐賀県災異誌 下巻』 佐賀測候所/編 佐賀県農林部 1952
P316-317 「昭和20(1945)年8月5日23時より6日1時まで 空襲被害報告」 表あり(全焼、半焼、全潰、半潰)。
(8)『佐賀市史 第4巻』 佐賀市史編さん委員会/編 佐賀市 1979
P934 昭和20(1945)年8月5~6日 佐賀市空襲(水ケ江、高木瀬町)
(9)『栖 №22~№27』 鳥栖郷土研究会/編 鳥栖郷土研究会 1993
「栖 №25 1994.10月号」
P26 「県下の空襲と終戦まで」 8月5日 夜半、佐賀市の空襲(県下初の焼夷弾爆撃で63機が2196発、439トン投下)久保田村久冨では、全焼68戸罹災者400人(死者2、重症1)
(2021.1.23 国立国会図書館より以下の情報提供があり追記)
Nos. 312 through 314, 316, Saga, Maebashi, Nishinomiya-Mikage and Imabari, 5-6 August 1945. Report No. 2-b(70), USSBS Index; Section 7
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/4002574
※上記URLから画像をご覧いただけます。
これは、国立国会図書館の日本占領期関係資料である「米国戦略爆撃調査団文書」の中の一資料で、佐賀ほか各地の状況が掲載されています。
「米国戦略爆撃調査団文書」は、米軍の行った戦略爆撃の影響について、米国戦略爆撃調査団(USSBS)が調査したものです。同文書につきましては、次のページで解説してあります。
https://rnavi.ndl.go.jp/kensei/entry/USB.php
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 九州地方 (219)
- 参考資料
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(1)佐賀空襲を記録する会/編. 佐賀空襲 第三版. 佐賀空襲を記録する会, 2012.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I070744988-00 -
(2)安斎育郎 文・監修 , 安斎, 育郎, 1940-. 語り伝える空襲 : ビジュアルブック 第5巻. 新日本出版社, 2008.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009430254-00 , ISBN 9784406051538 -
(3)福岡博 編 , 福岡, 博, 1931-2013. 写真集明治大正昭和佐賀 : ふるさとの想い出95. 国書刊行会, 1979.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001442535-00 -
(4)佐賀市地域婦人連絡協議会/編. 女性が綴る戦争体験記苦難のみち. 佐賀市教育委員会, 1993.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I070960791-00 -
(5)川副地区地域文化活用事業実行委員会/編. 川副今昔物語. 佐賀市教育委員会川副出張所教育課, 2011.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I070836575-00 -
(6)佐賀県警察史編さん委員会 編 , 佐賀県警察本部. 佐賀県警察史 下巻. 佐賀県警察本部, 1977.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001328358-00 -
(7)佐賀測候所 編集 , 佐賀測候所. 佐賀県災異誌 下巻. 佐賀県農林部, 1952.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I053978510-00 -
(8)佐賀市史編さん委員会/編 , 佐賀市. 佐賀市史 第4巻. 佐賀市, 1979.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I005091219-00 -
(9)鳥栖郷土研究会/編. 栖 〓22〜〓27. 鳥栖郷土研究会, 1993.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I071060793-00
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(1)佐賀空襲を記録する会/編. 佐賀空襲 第三版. 佐賀空襲を記録する会, 2012.
- キーワード
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- 佐賀空襲
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000289953