レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 牛久市立中央図書館 (2310059) | 管理番号 (Control number) | 牛久-1644 | ||||||||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2019/02/17 | 登録日時 (Registration date) | 2020年11月25日 00時30分 | 更新日時 (Last update) | 2020年11月25日 00時30分 | ||||||||||||
質問 (Question) | 避難所にいた人の人数からある程度の避難食の必要数を確認し、避難者の食事の必要数をまとめたいので、阪神淡路大震災以降の地震において避難所にいた避難者の人数を調べたい。 | ||||||||||||||||
回答 (Answer) | ○次の資料を紹介する。 ・『防災白書 平成7年版』(国土庁編/大蔵省印刷局/1995.6)…p50-51 ・『防災白書 平成23年版』(内閣府編集/佐伯印刷/2011.7)…p39 ・『防災白書 平成24年版』(内閣府編集/日経印刷/2012.8)…p11-12 ・『防災白書 平成29年版』(内閣府編集/日経印刷/2017.7)…p3 ○追加調査で次のホームページを確認。 ・復興庁のホームページ「全国の避難者の数(所在都道府県別・所在施設別の数)」 ( https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat2/sub-cat2-1/hinanshasuu.html ) …全国の避難者等の数(所在都道府県別・所在施設別の数)[平成23年度公表分~令和元年度公表分]のPDFと、「避難者数の推移(令和2年7月31日)」のPDFあり。 | ||||||||||||||||
回答プロセス (Answering process) | 1. 防災・災害に関する資料に避難者数があるのではないかと考え、請求記号「R369」の参考図書の棚をブラウジングし、次の図書にあたる。 (1)『地震・噴火災害全史』(災害情報センター編/日外アソシエーツ/2008.2) …p284-337「地震・噴火火災一覧」に被災状況と負傷者等の記載はあるが、避難人数についての記載はなし。 …p106-107に阪神・淡路大震災(1995年(平成7)1月17日)の被害の特徴の記載はあるが、避難人数についての記載はなし。 (2)『災害と防災・防犯統計データ集 2018-2019』(三冬社/2017.10) …p16-36「日本の災害史①地震」に被災状況と被災数の記載はあるが、避難人数の記載はなし。 2. 阪神大震災発生年である平成7年の『防災白書』に参考になるデータはないかと考え、次の資料にあたる。 (3)『防災白書 平成7年版』(国土庁編/大蔵省印刷局/1995.6) …p50-51「生活必需品の供給対策」に農林水産業でおこなった食料等供給の数値あり。 …p52-55「避難所等における生活対策」に避難所等の設置として、兵庫県内と大阪府内のピーク時の避難所件数・被災住民数あり。 (4)『防災白書 平成8年版』(国土庁編/大蔵省印刷局/1996.7) …p6-7に阪神・淡路大震災の府県別と市町村別の死者、行方不明者、負傷者数はあるが、避難人数のデータはなし。 3. 東日本大震災発生年である平成23年の『防災白書』を確認。 (5)『防災白書 平成23年版』(内閣府編集/佐伯印刷/2011.7) …p39に「食料の累積調達量の推移」のグラフあり。また、「避難者数は平成23年3月14日時点で、約47万名で、平成7年の阪神・淡路大震災(最大約32万名)と比較すると約1.5倍。平成23年5月30日時点で約10万人が避難している。」との記述あり。 (6)『防災白書 平成24年版』(内閣府編集/日経印刷/2012.8) …p11に「平成24年5月10日時点で避難所で生活している人は250人に減少。発災直後、避難所では食料等の物質の不足が深刻であったが、物質の調達・輸送を国が開始した4月に入り、物質不足は解消された」との記述あり。 …p12に「図表1-1-10 避難者・応急仮設住宅の状況」あり。 4. フリーワードに「避難食」「避難所」「避難者」をそれぞれ個別で入れて自館資料検索をするがヒットせず。さらに、フリーワードに「非常食」「備蓄食」「保存食」や、一般件名に「災害予防」を入れて検索するが、所蔵する資料で該当はなし。所蔵はなかったが、参考となりそうな資料あり。 (7)『災害時における食とその備蓄』(新潟大学地域連携フードサイエンスセンター編/建帛社/2014.8) (8)『これからの非常食・災害食に求められるもの』(新潟大学地域連携フードサイエンス・センター編/光琳/2006.6) (9)『これからの非常食・災害食に求められるもの 2』(新潟大学地域連携フードサイエンス・センター編/光琳/2008.5) →(7)(8)(9)について県内に所蔵があるので、利用者に相互貸借を依頼するかどうか確認したところ不要とのこと。 5. 「避難者数」「避難所数」をキーワードに入れてGoogle検索。 (10)内閣府ホームページ内、「平成29年版 防災白書 図表1-1-5 熊本地震による熊本県の避難者数と避難所数の推移」のグラフがヒット。 ( http://www.bousai.go.jp/kaigirep/hakusho/h29/zuhyo/zuhyo_t01_01_05.html ) …「平成29年版 防災白書」に掲載されていると判明したので、資料を確認。 (11)『防災白書 平成29年版』(内閣府編集/日経印刷/2017.7) …p3に「図表1-1-5」あり。内閣府作成で、熊本地震の概ね3ヶ月間の対応に関する検証報告。避難所数と避難者数の推移のグラフあり。 →以上の結果から、(3)(5)(6)(11)の資料を紹介。 6. 追加調査で、「避難者数」のキーワードでGoogleで検索し、次を確認。 (12)復興庁のホームページ「全国の避難者の数(所在都道府県別・所在施設別の数)」 ( https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat2/sub-cat2-1/hinanshasuu.html ) …復興庁では、各地方公共団体の協力を得て、避難者の所在都道府県別・所在施設別の数を把握し公表しており、「全国の避難者の数(所在都道府県別・所在施設別の数)」「平成23年度公表分~令和元年度公表分」のPDFと、「避難者数の推移(令和2年7月31日)」のPDFあり。 ※最終アクセスは全て2020年9月4日 | ||||||||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||||||||||
備考 (Notes) | |||||||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 言葉 | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | ||||||||||||
登録番号 (Registration number) | 1000289775 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |