1.音楽事典
・『ニューグローヴ世界音楽大事典』の「アメリカ合衆国」の項目
「3.大衆音楽の流れと新アメリカ主義の時代 1920年~1950年」には「ニューディール政策」について言及されていなかった。
・『音楽大事典』(平凡社)の「アメリカ」の項目でごく簡単に触れている。
2.OPACのキーワード「ニュー ディール」で検索し、下記の論文がヒット。
『ニュー・ディールの美術行政とアメリカ美術』・・・主題は音楽ではなく美術だが、ニュー・ディール政策について述べられている。
3.OPACの音楽図書分類「762.53 音楽史. 各国の音楽. 音楽家>北アメリカ>アメリカ合衆国」で検索。下記の図書に関連する記述があった。
『アメリカの音楽 : 植民時代から現代まで』・・・p.246-247でニューディール政策について触れている。
4.CiNii Articles をキーワード「ニューディール 音楽」で検索し、1件ヒット。(2020.11.26現在)
『ニューディール時代の文化政策の現代的意義 : 社会資本から文化資本充実の政策への転換』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jace1998/3/4/3_4_19/_pdf/-char/en 1935年に始まる第二期ニューディール政策で、雇用促進局(WPA)を中心に連邦美術プロジェクト、連邦演劇プロジェクト、連邦音楽プロジェクト、連邦作家プロジェクトなどの芸術・文化政策の展開されたことについて紹介されている。連邦音楽プロジェクトについては15行程度。
5.2から4までの文献から、「ニューディール New deal」、「ルーズヴェルト Roosevelt」、「雇用促進局あるいは事業促進局 WPA(Works Progress Administration)」、「連邦音楽計画 Federal Music Project」など、関連する語が確認できた。
再度『ニューグローヴ世界音楽大事典』を確認すると、「連邦公共事業促進局音楽支部(WPA)」の項目があった。
6.英語の文献
・参考図書『Resources of American music history : a directory of source materials from Colonial times to World War II』のindex「WPA」より、関連する資料を所蔵している機関を知ることができる。
・Grove Music Online (Oxford Music Online) 「Works Progress Administration」の項目に参考文献あり。下記の参考文献はデータベース「Proquest Dissertations and Theses」で検索して全文を見ることができる。
『THE FEDERAL MUSIC PROJECT OF THE WORKS PROGRESS ADMINISTRATION: MUSIC IN A DEMOCRACY / Canon, Cornelius Baird』
https://search.proquest.com/docview/302138941/5DD4440DD1384D9BPQ/6?accountid=196832 (2020/11/26確認)
・jstor、RILM等のデータベースを5にあげた言葉で検索すると多数の文献あり。
・アメリカ議会図書館(The Library of Congress)に、「Federal Music Project collection」のページあり。
https://www.loc.gov/item/2006560198/ (2020/11/26確認)