このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
武蔵野市立中央図書館 (2300113)管理番号
(Control number)
武蔵野市立図書館ー002
事例作成日
(Creation date)
2020年11月16日登録日時
(Registration date)
2020年11月16日 15時29分更新日時
(Last update)
2020年11月25日 14時30分
質問
(Question)
吉祥寺駅前の「ハモニカ横丁」の呼び名の由来を知りたい
回答
(Answer)
昭和37年の市政講座で、吉祥寺在住だった評論家の亀井勝一郎氏が、小さな店の並ぶさまをハーモニカの吹き口にたとえたので、そう呼ばれるようになったという説、呑み屋で亀井勝一郎氏がつぶやいたその言葉を、横丁の商店会会長などが聞いていて名付けたとか、また、誰いうともなくハモニカ横丁とか、ハーモニカ横丁とか言うようになったとか、諸説ありということがわかった。
現在5つの商店会(新仲見世商店会・吉祥寺北口駅前中央会・朝日通り商店会・祥和会物販部・吉祥寺祥和会飲食部)で構成される商店街だが、「ハモニカ横丁」のほうが正式名称よりなじまれている。

市の資料から
【資料1】『市報むさしの縮刷版 №1 昭和23年~38年』 
 昭和37年の市政講座「都市美について」の公開講演会記録が、昭和37年11月15日号から昭和38年3月1日号に渡り掲載されている。3月1日号の第7章結論に「駅前に戦後のバラックの店が並び~」という記述があるが、「ハモニカ横丁」の文字はない。
【資料2】『21世紀への基盤づくり 吉祥寺駅周辺再開発事業誌』 
 P.75 「呑み屋横丁の楽しさ」に亀井勝一郎氏の講演記録の一部、「駅前に戦後のバラックの店が並び~」の記述があり、「ハモニカ横丁」の文字はない。
【資料3】『ハーモニカ横丁ガイドマップ』 武蔵野市
  「ハーモニカ横丁の名前の由来」に、「亀井勝一郎が市政講座で横丁に並ぶ小さな店をハーモニカの吹き口にたとえたので、「ハーモニカ横丁」の名が一気に広まった。以後「ハーモニカ横丁」というユニークな呼び名は、子どもにまで浸透」との記述あり。

その他の資料から
【資料4】『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』
  P.56~57 「吉祥寺の一帯をハモニカ横丁と初めて呼んだのは、吉祥寺に住んでいた文芸評論家、亀井勝一郎である。~」との記述あり。
【資料5】『うつりゆく吉祥寺 鈴木育男写真集』
 P.152 「ハモニカ横丁」の項に、「狭い地域に90件あまりの小さな店が並んでいて、それがハーモニカの吹き口のようだと誰いうともなくハモニカ横丁とか、ハーモニカ横丁とか言うようになった。正式名称ではなく、言い伝え・通称なので、ハモニカ・ハーモニカのどちらでも間違いではないだろう」の記述あり。
【資料6】 『東京人』2004年7月号
 P.92 特集記事「新世代、吉祥寺ハモニカ横丁」に「「ハモニカ横丁」という名は、ちっぽけな店々が肩を寄せ合う用に並ぶ姿が、ハーモニカの吹き口に似ているからつけられたという。誰がつけたか諸説はあるが、懐かしさをかもし出す」とあり。
【資料7】『吉祥寺今昔写真集』
 P.95 「よく呑みに来ていた~亀井勝一郎氏が~「まるでハーモニカの吹き口のようだなあ」とつぶやいたと聞いています。その名言を覚えていた当時の横丁の商店会役員たちが~この名前をつけたと聞いています~」(父親が横丁の商店会役員をしていた小松由美さんの談話)との記述あり。
【資料8】『たまら・び №103』2019年4月号
 P.30~31  特集記事「ハーモニカ横丁」に、元商店会会長が、「土地の図面を見るとハーモニカの吹き口みたいに店が並んでいる。だからハーモニカ横丁だって言い出したんだよね」と当時の状況を語る記述あり。
回答プロセス
(Answering process)
ハモニカ横丁は、商店会の正式名は知らなくても、皆に浸透している名称で、雑誌でも吉祥寺特集があれば、必ず掲載されているし、横丁をテーマとした資料でも名が出てくるものではあるが、「なぜ?」「誰が名付けた?」となると、現在の特集記事ではなかなか見つけることはできなかった。
調べていくと諸説あることがわかり、決定的な回答とはならず、諸説を紹介することとなった。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
【資料1】『市報むさしの縮刷版』 武蔵野市役所企画部広報課 [編]. 東京都武蔵野市, 1957.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I011668140-00
【資料2】『21世紀への基盤づくり 吉祥寺駅周辺再開発事業誌』吉祥寺駅周辺再開発事業誌編集委員会編 , 武蔵野市.1989.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I010860184-00
【資料3】『ハーモニカ横丁ガイドマップ』武蔵野市
【資料4】『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』井上健一郎 著 , 国書刊行会, 2015.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026373391-00 , ISBN 9784336058997
【資料5】『うつりゆく吉祥寺 鈴木育男写真集』鈴木育男 著 , 鈴木, 育男, ぶんしん出版, 2014.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025816998-00 , ISBN 9784893901118
【資料6】『東京人』2004年7月号  東京人 19(7) (204) p. 92~97
https://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I6976013-00
【資料7】『吉祥寺今昔写真集』 ぶんしん出版, 2018.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I011973376-00 , ISBN 9784893901422
【資料8】『たまら・び №103』2019年4月号 けやき出版 編 , けやき出版.多摩情報メディア, 1999.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000105507-00
キーワード
(Keywords)
ハモニカ横丁
吉祥寺
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介 事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人 図書館
登録番号
(Registration number)
1000289566解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!