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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
高崎市立中央図書館 (2310031)管理番号
(Control number)
0131225203
事例作成日
(Creation date)
2020年10月29日登録日時
(Registration date)
2020年11月09日 11時42分更新日時
(Last update)
2021年01月05日 15時01分
質問
(Question)
江戸期の高崎の本町に問屋を務めた梶山という家があり、その敷地内に佐渡から江戸へ運ばれる金を保管する御金蔵があった。この御金蔵の図面や詳細を知りたい。
回答
(Answer)
梶山家は現存せず、御金蔵の図面については発見できませんでした。
御金蔵について詳しく記載されているのは、昭和2年刊『高崎市史 上巻』と昭和49年刊『中山道高崎宿史』で、御金蔵は1692(元禄5)年1月26日に建てられたとあります。(『高崎古代並び諸雑記』等を出典としているものは“14日”とあり。)
また、梶山家は旧和田宿以来からの問屋で、同家には武田家から出された問屋許可の古文書が残されているそうです。


以下、当館所蔵の参考資料になります。
高崎市史 上巻
 第2編変遷 第1章行政 第4節各町ノ変遷 第2各町の沿革
  1、本町 p.135-139
   『大谷氏旧記』を出典として、御金蔵と梶山家について記載あり。
   また、梶山家の子孫について所在不明とも記載あり。

中山道高崎宿史
 高崎村の起源 p.13-16
  梶山与三右衛門に出された問屋許可の古文書について記載あり。
 古き本町 p.52-59
  御金蔵と梶山家について記載あり。

高崎市史 第3巻
 高崎志 中巻
  本町 p.245-247
   御金蔵と梶山家について記載あり。
 高崎寿奈子
  伝馬宿 p.181-
  “本町 長サ四丁八間地子御免許 問屋年寄名主梶山与惣右衛門”と記載あり。(p.181)
  “佐州御金蔵 安藤時代元禄五年に立つ。与惣右衛門裏” と記載あり。(p.183)
 更正高崎旧事記 第1巻
  人物 p.379-382
   梶山与三右衛門について記載あり。(p.379)
 更正高崎旧事記 第2巻
  本町 p.485-489
   梶山家に伝わる文書や『高崎寿奈子』、『高崎志』、『古暦鏡』を出典として、御金蔵と梶山家について記載あり。また、梶山氏古文書と題した文書2点を活字化して掲載している。
   なお、『古暦鏡』を出典として、“元禄五申年正月十四日、佐州御金蔵建(略”と記載あり。

高崎の散歩道 第12集上
 本町 p.26-28
  『高崎寿奈子』、『高崎志』、『高崎古代並び諸雑記』から、御金蔵に関する部分を引用。
  なお、『高崎古代並び諸雑記』引用部分に“元禄五年正月十四日佐州御金蔵建”と記載あり。

高崎の散歩道 第12集下
 遠構えめぐり
  御金蔵と高札場 p.12-14
  『高崎寿奈子』、『高崎旧事記』、『古暦鏡』から、御金蔵に関する部分を引用。
  また“御金蔵は、明治二十一年、成田山の参道拡幅の際、取りこわされてしまった。”と記載あり。
  なお、『古暦鏡』引用部分に“元禄五年正月十四日、佐州御金蔵建”と記載あり。

角川日本地名大辞典 10群馬県
 本町 p.931-932
  御金蔵と梶山家について少し記載あり。

日本歴史地名大系 10群馬県の地名 p.396-397
 本町
  『梶山文書』、『高崎寿奈子』、『高崎志』を出典として、御金蔵と梶山家について記載あり。

藩法集 5
 上野・高崎藩
  町方式
   丗七 本町御金蔵之事 p.418
   六十六 石上寺大般若 p.441-442

高崎史料集 藩記録(大河内)1
 10 町方役所例規集(自寛永7年至文化11年)
  「丗七」 本町御金蔵之事 p.453
  「六十六」 石上寺大般若 p.479-480
  ※『藩法集 5』と同じ内容。
 高崎町方私記

高崎史料集 藩記録(大河内)2
 4 高崎町奉行日記 自寛政4年正月朔日至寛政4年12月晦日
  1月12日と6月27日の日記に“御金蔵”の記載あり。

中山道(群馬県歴史の道調査報告書 第11集)
 3中山道の現状と文化財
  3、倉賀野宿から高崎宿へ p.54-63
   梶山家と御金蔵について記載あり。(p.61)

高崎繁昌記 篠田尚久編纂 高崎市 1991.12
 明治30年刊の復刻。
 16丁目の広告に“本町 運送店諸印紙元売捌所 梶山與三右衛門”と記載あり。

群馬県姓氏家系大辞典(角川日本姓氏歴史人物大辞典 10)
 梶山与惣右衛門(かじやまよそううえもん) p.224
 梶山 p.411
 両項とも、『梶山文書』を出典に解説されている。

高崎産業経済史
 町つくりの変遷
  (A)元禄時代の街づくりp.215-225
   本町一丁目から新町までのメインストリートを表にしたものがあり、現代(昭和39年)、文久2年、元禄16年、それぞれの時代の職業氏名が縦に並んで記載されている。この表に元禄16年“問屋 与総右衛門”、文久2年“十三間五尺 梶山与総右衛門”、現代(昭和39年)“飯島電機店”が並んで記載されていた。(p.217)
  (B)文久二年の高崎宿 p.226-227
   “佐州御金蔵”は明治初年の改正によって失われたと記載あり。

新編高崎市史 通史編2中世
 第1編高崎市域・西毛地域の政治と社会 4戦国の動乱と西毛地域 3和田氏の発展
  和田宿商人梶山 p.264-266

新編高崎市史 資料編4中世2
 第1部 編年資料 戦国時代
  正月二十二日、武田家が梶山与三次郎に信濃の諸関での役銭を免除する。
   324 武田家過所 梶山文書 p.310
    永禄7年の文書を活字化し、解説が添えられている。
  八月二十六日、武田信玄が、梶山与三右衛門尉に地頭和田兵衛大夫の許諾があったことにより、和田問屋を認める p.356-357
   391 武田家朱印状 梶山文書
    元亀元年の文書を活字化し、解説・写真が添えられている。
 資料別目録
  梶山文書 p.527
   “梶山賢次郎氏 神奈川県川崎市”と記載あり。

新編高崎市史 資料編6近世2
 第3章街道と往来 第1節中山道
  177 天保二年二月 高崎宿街並み・間数並び旅籠屋間取り絵図写
  “間口3間、7間板囲 6間問屋年寄輿三右衛門”と記載あり。(p.502)

新編高崎市史 資料編7近世3
 第1章町と村 第1節町村況 解説 1城下町・由緒・古記録
  1 年次不詳 高崎古代並び諸雑記 p.11-123
   田町の問屋年寄を勤めた大谷家に伝わる文書。(p.3)
  “御金蔵”について2か所記載あり。(p.21,89)
   それぞれ“元禄五年正月十四日佐州御金蔵建”、“元禄五年壬申年正月廿六日御金蔵建”となっている。

高崎史帖(史帖シリーズ 12)
 「登録有形文化財」高崎本町の水村園
  1 高崎市本町
  “略)高札と御金蔵のあった梶山与三右衛門家は一三間五尺と最も広く、本町通りで最大である。”と記載あり。

本町今昔物語
 高崎本町のあゆみ
  1、江戸時代の本町p.3-
   高崎の本町の誕生
   交通の要衝
   本町の街並み

高崎の地名
 旧市街地
  本町 p.28-29
   御金蔵と梶山家について記載あり。

高崎城絵図
 No.3 遠御構筋絵図 p.6
 No.3 遠御構筋絵図(部分) p.7
  上の写真図版に御金蔵が記載されている。
 No.3 遠御構筋絵図
  ②四ツ屋町水門から東の方水路 p.79-80
   梶山家と御金蔵について解説あり。
回答プロセス
(Answering process)
当館内の市史担当へ問い合わせたが、梶山家は現存していないとのこと。

次の資料には“御金蔵”の記載があるのみで、解説などはみあたらなかった。
高崎商工会議所100年史 高崎商工会議所100年史刊行委員会編集 高崎商工会議所 1995.11
 城下往還通りの店舗構成 p.6-9
 元禄5年正月に“佐州御金蔵”を建設したとのみ記載あり。

上州の諸藩 上 山田武麿編 上毛新聞社 1981.9
 高崎藩略年表 p.67
 1962(元禄5)年1月 佐渡金山よりの金銀輸送のため、御金蔵を作る。とのみ記載あり。

また、次の資料には梶山家に関する記述はあるが、御金蔵については見当たらず。
高崎市史 下巻 高崎市編纂 国書刊行会 1981
 第8章交通運輸 第2節維新以前 第5駅伝 9伝馬に関する雑件
  2問屋役人 p.55-57

次の資料には質問に該当する内容は見当たらなかった。
上州の旧街道いま・昔 山内種俊著 山内種俊 1985.6
高崎漫歩 土屋喜英著 高崎地方史料普及会 1989.3
事前調査事項
(Preliminary research)
『高崎街づくり変遷図史』の上野国群馬郡高崎本町嘉多町覚法寺絵図面で所在は確認している。
NDC
関東地方  (213 9版)
参考資料
(Reference materials)
高崎市 編纂. 高崎市史 上巻. 高崎市, 1927.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008522975-00  (当館資料番号 111032470)
根岸省三 編 , 根岸省三. 中山道高崎宿史 : 本町・九蔵町・田町・連雀町・新町・八島町. 高崎市社会教育振興会, 1974.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I077336425-00  (当館資料番号 110324928)
高崎市史編さん委員会 編 , 高崎市. 高崎市史. 高崎市, 1970.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001214291-00  (当館資料番号 117294397)
高崎観光協会 編 , 高崎観光協会. 高崎の散歩道 第12集 上. 高崎観光協会, 1980.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I080728212-00  (当館資料番号 110329273)
高崎観光協会 編 , 高崎観光協会. 高崎の散歩道 第12集 下. 高崎観光協会, 1980.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I080655333-00  (当館資料番号 110329257)
「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編纂. 角川日本地名大辞典 10 (群馬県). 角川書店, 1988.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001920928-00 , ISBN 4040011007 (当館資料番号 111211280)
日本歴史地名大系 第10巻 (群馬県の地名). 平凡社, 1987.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001849684-00 , ISBN 4582490107 (当館資料番号 111036851)
藩法研究会 編 , 藩法研究会. 藩法集 第5 (諸藩 吉田藩,郡上藩,上田藩,松代藩,高崎藩,竜野藩). 創文社, 1964.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000860394-00  (当館資料番号 110396488)
高崎市歴史民俗資料調査員会 編 , 高崎市歴史民俗資料調査員会. 高崎史料集 藩記録(大河内) 1. 高崎市教育委員会, 1988.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001925975-00  (当館資料番号 111213328)
高崎市歴史民俗資料調査員会 編 , 高崎市歴史民俗資料調査員会. 高崎史料集 藩記録(大河内) 2. 高崎市教育委員会, 1989.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002018808-00  (当館資料番号 117294371)
群馬県教育委員会文化財保護課 編 , 群馬県教育委員会. 中山道 : 歴史の道調査報告書. 群馬県教育委員会, 1982. (群馬県歴史の道調査報告書 ; 第11集)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001575017-00  (当館資料番号 110351327)
篠田尚久 編纂 , 篠田, 尚久. 高崎繁昌記 復刻. あさを社, 1991.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004384929-00  (当館資料番号 111280723)
竹内理三 [ほか]編纂. 角川日本姓氏歴史人物大辞典 10. 角川書店, 1994.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002438153-00 , ISBN 4040021002 (当館資料番号 117020271)
根岸省三 編 , 根岸省三. 高崎産業経済史. 高崎市社会教育振興会, 1964.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I080759144-00  (当館資料番号 120063011)
高崎市市史編さん委員会 編 , 高崎市. 新編高崎市史 通史編 2 (中世). 高崎市, 2000.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002929058-00  (当館資料番号 117100149)
高崎市市史編さん委員会 編 , 高崎市. 新編高崎市史 資料編 4 (中世 2). 高崎市, 1994.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002328127-00  (当館資料番号 117023762)
高崎市市史編さん委員会 編 , 高崎市. 新編高崎市史 資料編 6 (近世 2). 高崎市, 1997.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002622905-00  (当館資料番号 117054361)
高崎市市史編さん委員会 編 , 高崎市. 新編高崎市史 資料編 7 (近世 3). 高崎市, 1999.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002802639-00  (当館資料番号 117078444)
森田秀策 著 , 森田, 秀策, 1931-. 高崎史帖. みやま文庫, 2002. (みやま文庫 ; 169. 史帖シリーズ ; 12)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003987139-00  (当館資料番号 117123380)
本町今昔フェスティバル実行委員会 編集企画. 本町今昔物語. 高崎市民新聞社, 2004.10. (当館資料番号 117144766)
田島桂男 著 , 田島, 桂男. 高崎の地名 : たかさき町知るべ. ラジオ高崎, 2009.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I080686159-00 , ISBN 9784990470203 (当館資料番号 117211375)
高崎市総務部庶務課市史資料担当 編 , 高崎市. 高崎城絵図 : 「櫻井一雄家文書」を中心に. 高崎市, 2006. (高崎市史資料集 ; 1)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008185736-00  (当館資料番号 117270264)
キーワード
(Keywords)
高崎市-歴史
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
2020.11.12:「高崎城絵図」を回答に追加。
2020.11.13:回答を修正。
2020.12.4:回答「新編高崎市史 資料編7近世3」部分を修正。
2021.1.5:回答プロセスを修正。
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000289270解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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