レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/09/09
- 登録日時
- 2020/10/03 00:30
- 更新日時
- 2020/10/22 13:24
- 管理番号
- 8120706
- 質問
-
解決
「三四一郵便局」の場所など、詳しい情報を探しています。
つきましては、標記資料に「三四一郵便局」についての記述があるか
ご確認いただけますでしょうか。
・前後の番号の郵便局も含め場所がわかる一覧のようなもの
・「三四一郵便局」に関する記述
この2点があれば、掲載ページとその内容をお知らせください。
標記資料の書誌情報は、以下のとおりです。
『野戦郵便局のロケーティング』鈴木孝雄 著 日本郵趣出版 1975.6
請求記号 DK321-H57
国立国会図書館書誌ID 000007885361
- 回答
-
ご指定の資料を確認しました。
太平洋戦争時に、シンガポールに本部があった第17郵便隊の郵便所の中に、341の所番号がありましたのでお知らせします。
所在地が341はアロースター、341-1プライ、341-2不明とありました。
項目名 野戦郵便局のロケーティング(23)
ページ pp.(122)-(126)
*「Ⅻ 太平洋戦争 3.南方軍管下の各野戦郵便隊」の項目があります。
*第17郵便隊についてはpp.(124)-(125)に言及されています。
また、「野戦郵便局のロケーティング(22)」(pp.(118)-(121))中の「表1 南方軍管下の野戦郵便隊」(p.(120))に、南方方面の郵便隊の概要表が掲載されています(隊番号、局番号、所属、本部所在地などが記載されています)。
そのほか、341の番号はありませんでしたが、満州国末期の軍事郵便所にも300番台がありましたので関連箇所をお知らせします。
項目名 野戦郵便局のロケーティング(17)
ページ pp.(94)-(96)
*「Ⅹ満州事変」の項目があります。
*「新京中央郵政局管内には301~400」の番号が割り振られていたとあります。ただし、「最も番号の大きい軍郵所は第899所(饒河)だが、実際には記録で見る限り105所(所在地不明も含む。実際にはさらに多数存在した可能性がある)しか存在しなかった」とあります(p.(94))。pp.(95)-(96)に満州軍郵所の一覧表があり、302や350はありますが、341はありませんでした。
『野戦郵便局のロケーティング』鈴木孝雄 著. 日本郵趣出版, 1975.6 【当館請求記号:DK321-H57】
URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000007885361
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- NDLサービス企画課(レファレンス承認者)
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000287729