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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
豊中市立図書館 (2310050)管理番号
(Control number)
6000053141
事例作成日
(Creation date)
2020/04/16登録日時
(Registration date)
2020年06月21日 00時30分更新日時
(Last update)
2020年07月15日 15時53分
質問
(Question)
阪急電鉄服部天神駅には大きな木があり、かつては服部天神宮境内であったと聞いた。このことについて詳しくわかる本はあるか。能勢街道との関係性もわかればなおよい。
回答
(Answer)
以下の本を提供した。

【服部天神駅について】
『阪急全線古地図さんぽ』(フォト・パブリッシング)
『阪急電鉄のすべて』(天夢人)
『大阪府謎解き散歩』(中経出版)
『阪急沿線各駅さんぽ 神戸 宝塚 北大阪』(創元社)
『阪急電車宝塚線沿線まちあるき手帖』(阪急アドエージェンシー)
『阪急宝塚線・能勢電鉄』(彩流社)

【服部天神宮について】
『豊中の史跡たずね描き』(豊中市立教育研究所)
『とよなかの史跡巡り』(瀧健三)
『大阪府の歴史散歩 上』(山川出版社)
『大阪府神社史資料 下巻』(大阪府神社庁)
『能勢街道の風景』(ドニエプル出版)
『各駅停車 全国歴史散歩 28 大阪府』(河出書房新社)
『大阪府全志 巻之3』(清文堂)
『大阪府誌 第5編』(大阪府)

【服部地域の歴史について】
『角川日本地名大辞典 27 大阪府』(角川書店)
『日本歴史地名大系 28‐[1] 大阪府の地名 1』(平凡社)

【過去の地図について】
『新修豊中市史 第1巻』(豊中市)
『とよなか歴史・文化財ガイドブック』(豊中市教育委員会事務局地域教育振興室)
『日本図誌大系 [4‐1] 近畿 1』(朝倉書店)
『旧版地形図1/2万』(大阪人文社出版センター)
回答プロセス
(Answering process)
過去の事例 https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000180444 (2020/04/16確認)を参照し、さらに地域資料、神社(175)、大阪の歴史(216)、交通(686)の書架を調べ、関連資料の内容を確認。

『新修豊中市史』(豊中市)については事前調査済とのことだが当館でも内容を確認。『新修豊中市史第1巻 通史1』p698 能勢街道について解説あり。上方落語「池田の猪買い」に「服部の天神さん」の賑わいが語られているとの記載あり。付図1「豊中市大字小字図 7」が服部天神駅周辺。同駅周辺の小字が「神ノ木」となっている。6巻・7巻については後述。

『とよなか歴史・文化財ガイドブック』(豊中市教育委員会事務局地域教育振興室)も同様に確認。服部天神宮についての記載はP57。能勢街道の地図があり、上記「豊中市大字小字図 7」と合わせると、現在の服部天神駅と服部天神宮の間を能勢街道が通っていたことがわかる。

当時の地図が掲載されている資料を探し、『旧版地形図1/2万 (正式)吹田・大阪東北部・伊丹・大阪西北部・池田 (仮製)池田村・伊丹町・尼崎・吹田村』(大阪人文社出版センター)に、明治18年測量の現在の阪急電鉄の路線(当時の箕面有馬電気軌道)の開通前の地形図と、明治42年測量の開通後の地形図があるのを確認。『日本図誌大系 近畿 1』(朝倉書店)にも明治18年測量の地形図の該当部分の掲載があり。

次いで服部地域・服部天神宮に関する資料を確認。
『角川日本地名大辞典27 大阪府』(角川書店)p980-981「服部」には、中世(鎌倉時代)からの服部地域の歴史があり。「地内に左大臣魚名の墓と伝承のある神木塚がある」との記載があるが、小字との関係がわかる記載、神社境内についての記載はなし。近世(江戸時代)の項目に、鎮守は天神社とあり。

『大阪府全志 巻之三』(清文堂)p1252「天神社」には、天神社が大字服部の南方、字天神にあること、境内は114坪で、樹木が鬱蒼として社殿を覆っていることなどの記載があり。神木については触れていない。またp1253「神木塚」に、大字服部の西方、田圃の間にある、文字のない石の置かれた塚について、左大臣魚名の墓として崇敬されているとの記載があり。

『大阪府史』(大阪府)p444「服部天神社」には、社域は広くはないが、樹木が社頭を覆っているとの記載があり。神木があるとの記載はない。また同じく「神の木の塚」には、『大阪府全志』と同様の記載があり。

『大阪府神社史資料 下巻』(大阪府神社庁)には、大阪府史・大阪府全志、大阪府史跡名勝天然記念物からの引用があり。

『各駅停車 全国歴史散歩 28大阪府』(河出書房新社)p154「脚気と天神様 服部・曽根・岡町・豊中・蛍池」には、能勢街道随一の賑わいの地として、服部天神門前町である服部天神駅周辺の紹介があり。脚気の神様である服部天神社の境内の描写と藤原不比等の孫である藤原魚名の墓と言われる石塔、魚名と菅原道真・服部天神宮のゆかりなどの記載があり。

『能勢街道の風景 史跡をたずねて』(ドニエプル出版)p92には、藤原魚名の略歴と魚名の墓と言われる石塔の写真があり。

『とよなかの史跡巡り 岡町・豊中・刀根山・熊野田・曽根・服部・庄内方面』(瀧 健三)p109「服部天神宮」には、神社の由緒からの引用として、允恭天皇の時代(412年)に織部司に任じられた服部連の本拠地であったという服部の地名の由来や、この氏族が敬っていた医薬の神・少名彦名命を祀るこの地域の小さな祠に、大宰府に左遷される菅原道真が詣でたところ脚の病が治ったという逸話、能勢街道を通ってくる参詣者で江戸時代中期から終わりごろに賑わっていたことなどが紹介されている。

さらに、服部天神駅についての資料を探す。
『阪急電鉄のすべて』(天夢人)p41に、阪急宝塚線開業時の状況があり、服部天神駅について、駅の写真と、天神宮の敷地内に設けられ、ご神木のクスノキを残して開業したとの記載があり。

『阪急全線 古地図さんぽ』(フォト・パブリッシング)p24-25「宝塚線 庄内、服部天神」には、昭和4年・昭和42年の服部天神駅付近(当時の駅名は「服部 はっとり」)の地図や、開業当時は服部天神宮の境内であったこと、菅原道真や藤原魚名の逸話などの紹介があり。服部天神宮と服部駅(服部天神駅)の間に能勢街道があることが見て取れる。

その他、『大阪府謎解き散歩 大阪城・通天閣・八百八橋から、食いだおれ・だんじり祭まで』(中経出版)、『阪急沿線各駅さんぽ 神戸 宝塚 北大阪』(創元社)、『阪急電車宝塚線沿線まちあるき手帖』(阪急アドエージェンシー)、『阪急宝塚線・能勢電鉄 街と駅の1世紀 懐かしい沿線写真で訪ねる』(彩流社)にも服部天神駅の写真等があり。これらもあわせてご紹介した。

上記の他、服部天神宮・服部天神駅関連の記載があったが、今回は使用しなかった資料は以下。
『新修豊中市史 第7巻 民俗』p720には服部天神宮の由来と夏天神祭についての記載があるが、夏天神祭については祈祷大祭の記載のみで、服部天神駅での安全祈願については触れていない。p356には、箕面有馬電気軌道開通時の状況について、神社仏閣のある服部には当初より駅を設置したとあり。

『新修豊中市史 第9巻 集落・都市』p40-46に、豊島郡の古市場として、服部天神宮の南東にあった古来からの市場の解説があり。服部天神宮の本殿が能勢街道の東にありながら東向きで街道に背を向けていることについて、この市場とのかかわりがあるのではないかとの記載あり。服部天神駅とは服部天神宮をはさんで反対側にあたる。

『写真アルバム 豊中市の昭和』p200には、昭和30年の服部天神宮の境内の写真あり。

『保存版 ふるさと豊中』p15には、阪急電車開業時の服部天神駅前について、「神社周辺の服部村の賑わいを除けばさびしい農村」とあり。p60の「服部えびす祭」福娘のパレードの写真に、昭和62年の服部駅(現服部天神駅)と駅東側が写っている。P72-73には服部天神駅と国道176号線の間の再開発時の写真があり。p108-109に服部天神のえびす祭りの写真、p172に近隣店舗の写真あり。

『阪急電車駅めぐり 宝塚線の巻』p15-16の服部駅(現在の服部天神駅)の項目には、明治43年の服部天神宮の写真があり。

『服部天神社の洋算算額と井村剛治先生の生涯』p1には、大阪府史と同様の記載があり。

なお、下記の本には服部天神宮および服部天神駅前地域についての記載はなし。
『保存版 豊中・吹田今昔写真帖』(郷土出版社)
『目で見る豊中・吹田の100年』(郷土出版社)
『阪急沿線 謎解き散歩』(中経出版)
『図説 北摂の歴史』(郷土出版社)
事前調査事項
(Preliminary research)
『新修豊中市史』『とよなか歴史・文化財ガイドブック』本文は確認済。
NDC 
参考資料
(Reference materials)
『阪急全線古地図さんぽ』 生田 誠/著 フォト・パブリッシング
『阪急電鉄のすべて』 「旅と鉄道」編集部/編 天夢人
『大阪府謎解き散歩』 橋爪 紳也/編著 中経出版
『阪急沿線各駅さんぽ神戸 宝塚 北大阪』 永井 ひろし/著 創元社
『阪急電車宝塚線沿線まちあるき手帖』 阪急電鉄運輸部/監修 阪急アドエージェンシー
『阪急宝塚線・能勢電鉄』 山下 ルミコ/著 彩流社
『豊中の史跡たずね描き』 福西 茂/著 豊中市立教育研究所
『大阪府の歴史散歩 上』 大阪府の歴史散歩編集委員会/編 山川出版社
『とよなかの史跡巡り』 瀧 健三/編集 瀧 健三
『大阪府神社史資料 下巻』 大阪府神社庁
『能勢街道の風景』 瀧 健三/編著 ドニエプル出版
『各駅停車 全国歴史散歩 28』 河出書房新社
『大阪府全志 巻之3』 井上 正雄/著 清文堂
『大阪府誌 第5編』 大阪府/編纂 思文閣
『角川日本地名大辞典 27』 「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店
『日本歴史地名大系 28‐[1]』 平凡社
『新修豊中市史 第1巻』 豊中市史編さん委員会/編集 豊中市
『とよなか歴史・文化財ガイドブック』 豊中市教育委員会事務局地域教育振興室/編集 豊中市教育委員会事務局地域教育振興室
『日本図誌大系 [4‐1]』 山口 恵一郎/[ほか]編 朝倉書店
『旧版地形図1/2万』 大阪人文社出版センター
キーワード
(Keywords)
豊中市(トヨナカシ)
歴史(レキシ)
服部天神宮(ハットリテンジングウ)
服部天神駅(ハットリ テンジン エキ)
神社(ジンジャ)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
庁内
登録番号
(Registration number)
1000283317解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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