このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼久-2019-121
事例作成日
(Creation date)
2018年08月24日登録日時
(Registration date)
2020年03月10日 16時56分更新日時
(Last update)
2020年10月29日 11時53分
質問
(Question)
沖縄の家の雨樋の有無とその理由を知りたい。
回答
(Answer)
下記の資料と情報を紹介した。

1 図書
『南西諸島の民家』(野村孝文著 相模書房 1976)
 p38「主屋々根から天水を引き、水槽に導く。」との記述あり。
 p46奄美大島や鹿児島県で見られる、樋により連結した住宅様式について記述あり。
『オキナワの家 くうねるところにすむところ 子どもたちに伝えたい家の本 03』(伊礼智著 インデックス・コミュニケーションズ 2004)
 p28-29「天水」に「雨樋をそこへつないで天水を溜めて使っていました。」とあり。(注)伝統的な沖縄の住まい

2 インターネット情報
《J-STAGE》( https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/  科学技術振興機構)福島駿介[ほか]著「沖縄における木工系技術及びその伝承に関する研究」(『住宅建築研究所報1986年12巻』p385-394 住総研 1986.8  https://www.jstage.jst.go.jp/article/jusokenjo/12/0/12_8421/_article/-char/ja
 p387-388雨樋により軒を接する住宅様式について記述あり。
《J-STAGE》( https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/  科学技術振興機構)太田静六著「南西諸島と九州南部の二棟造 : 二棟造民家と八幡造 (上)」(『日本建築学会論文報告集323巻』p134-141 日本建築学会 1983.1  https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijsaxx/323/0/323_KJ00003750701/_article/-char/ja
 p138九州南部に見られる、雨樋により軒を接する住宅様式について記述あり。
《J-STAGE》( https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/  科学技術振興機構)兼子和彦[ほか]著「沖縄における節水型社会の形成と伝統的水利用」(『土木計画学研究・論文集1巻』p171-178 土木学会 1984.1  https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalip1984/1/0/1_0_171/_article/-char/ja
 p171「雨が降ると家中大騒ぎで孟宗竹の長い樋を屋根から縦横に架け渡して天水をためた。」とあり。
《J-STAGE》( https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/  科学技術振興機構)杉本尚次著「西日本における民家の地理学的考察」(『人文地理9巻6号』p445-460 人文地理学会 1958.1  https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjhg1948/9/6/9_6_445/_article/-char/ja
 p457沖縄県と鹿児島県に見られる、樋により連結した住宅様式について記述あり。
《J-STAGE》( https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/  科学技術振興機構)杉本尚次著「西日本における民家間取型の地域性」(『地理学評論34巻5号』p279-294 日本地理学会 1961.4  https://www.jstage.jst.go.jp/article/grj1925/34/5/34_5_279/_article/-char/ja
 p287-289「5)二棟造(釜屋と主屋の分離した型)」の項に前項と同様の記述あり。
《琉球大学学術リポジトリ》( http://ir.lib.u-ryukyu.ac.jp/ir/repo_top.htm  琉球大学)小倉暢之著「沖縄の外人住宅に関する研究-その歴史的展開及び計画内容を中心として-」(『研究報告書』 第一住宅建設協会地域社会研究所 1993.6  http://ir.lib.u-ryukyu.ac.jp/bitstream/20.500.12000/28477/14/%E7%AC%AC4%E7%AB%A0.pdf
 p65「雨水を受ける雨樋を付けないスタイルも伝統的木造民家でもなかったものであるが(中略)雨樋については近年の住宅では多く見られる(後略)」とあり。
《J-STAGE》( https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/  科学技術振興機構)知念良之[ほか]著「沖縄における住宅構造材の歴史的変遷に関する一考察」(『日本森林学会誌97(3)』p143-152 日本森林学会 2015.6  https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjfs/97/3/97_143/_pdf
 p151「考察」の項に、沖縄は歴史的に用材となる森林資源が欠乏していた、「住宅や集落景観は、沖縄戦まで琉球王国時代のものを引き継ぐかたちで発展していったものと推測される。」との記述あり。
《雨といなるほど大百科》( https://sumai.panasonic.jp/amatoi/naruhodo/  パナソニック株式会社)
 「雨といの歴史」のページに、明治時代に金属製の雨樋が普及するまでは、木・竹製が主流だったとの記述あり。
回答プロセス
(Answering process)
1 自館目録を〈沖縄 & 建築〉で検索する。

2 NDC分類〈521〉〈524〉〈527〉の棚を確認する。

3 《国会図書館レファレンス協同データベース》( http://crd.ndl.go.jp/reference/  国会図書館)を〈沖縄 & 建築〉で検索する。
「沖縄の民家の伝統的な建築様式の利点等に関する研究者とその著作が知りたい。」(沖縄県立図書館  http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000085400
 参考資料に『琉球の住まい』(福島 駿介、丸善、1993年)あり。
「沖縄県の民家などの屋根に使われる「赤瓦」について書かれている資料を紹介してほしい。」(山梨県立図書館  http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000090385
 参考資料に『写真でみる民家大事典』(日本民俗建築学会編 柏書房 2005年) あり。

4 3の情報の参考資料を確認する。

5 《Google》( http://www.google.co.jp/  Google)を〈八重山諸島 & 建築物〉〈沖縄 & 雨樋 & 歴史〉で検索する。

6 《J-STAGE》( https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/  科学技術振興機構)を〈沖縄 & 雨端〉〈沖縄 & 雨樋〉〈沖縄 & 屋根 & 二棟〉〈沖縄 & 天水 & 屋根〉〈モウソウチク & 雨樋〉〈モウソウチク & 雨どい〉〈モウソウチク & 民家〉で検索する。
福島駿介[ほか]著「沖縄における木工系技術及びその伝承に関する研究」(『住宅建築研究所報1986年12巻』p385-394 住総研 1986.8)
参考文献に『南西諸島の民家』(野村孝文著 相模書房 1976)あり。
杉本尚次著「西日本における民家間取型の地域性」(『地理学評論 34巻5号』p279-294 日本地理学会 1961.4)

7 6の情報の参考文献を確認する。

8 自館目録を〈杉本尚次〉で検索する。

9 《ウィキペディア》( https://ja.wikipedia.org/wiki/  ウィキメディア財団)で沖縄県と雨樋の情報を調べる。
《中村家住宅(沖縄県)》( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E5%AE%B6%E4%BD%8F%E5%AE%85_(%E6%B2%96%E7%B8%84%E7%9C%8C)  ウィキメディア財団)
 参考文献に『日本民家の造形 ふるさと・すまい・美の継承』(川村善之著 淡交社 2000)あり。

10 9の情報の参考文献を確認する。
『日本民家の造形 ふるさと・すまい・美の継承』の参考文献に『日本の民家』(今和次郎著 相模書房 1943)あり。

11 10の情報の参考文献を確認する。

12 《国会図書館オンライン》( https://ndlonline.ndl.go.jp/  国会図書館)を〈沖縄 & 雨端〉〈雨樋〉で検索する。
《国立国会図書館デジタルコレクション》( https://dl.ndl.go.jp/  国立国会図書館)
鈴木雅夫著「沖縄の住宅における戸外及び半戸外空間-1-ヒンプンと前庭の機能について」(『琉球大学教育学部紀要第一部・第二部(39)』p357-363 184-187コマ ( https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2310964 国立国会図書館)国立国会図書館/図書館送信参加館内公開
 p358脚注に宮良当壮著「琉球諸島における民家の構造及び風習」(『考古学雑誌第23巻5号』 日本考古学会 1933.8)あり。

13 12の情報の文献を確認する。

ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2018年8月24日。
事前調査事項
(Preliminary research)
《東筋 八重山民家の標本箱》( http://machinokatachi.main.jp/47/47_agarisuji.html  URANO)
NDC
日本の建築  (521 9版)
住宅建築  (527 9版)
参考資料
(Reference materials)
『南西諸島の民家』(野村孝文著 相模書房 1976)
『オキナワの家 くうねるところにすむところ 子どもたちに伝えたい家の本 03』(伊礼智著 インデックス・コミュニケーションズ 2004), ISBN 4-7573-0276-2
キーワード
(Keywords)
建築-沖縄県
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
建築
質問者区分
(Category of questioner)
図書館
登録番号
(Registration number)
1000275705解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!