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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000265470
提供館
(Library)
福岡市総合図書館 (2210003)管理番号
(Control number)
2019.11-4
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2019年11月20日 11時51分更新日時
(Last update)
2019年12月11日 14時18分
質問
(Question)
おでんについて。(歴史や、九州のおでん屋など)
回答
(Answer)
下記の資料を紹介。お店については最新のタウン誌などもご参考下さるよう回答。

①『日本大百科全書 4 2版 おおつ-かき』小学館 1994 (4-09-526104-8)
→“おでん”の項目あり。おでんの名称や語源の説明あり。「…語源は田楽ある。…鷺足の姿が、白い豆腐に色変わりのみそをつけた料理に似ているので、田楽のようだといったのがこの料理の名称となり、…」(p.262) 
現在の形態に至る変化過程の説明もあり。(p.263)

②『たべもの日本史総覧』西山 松之助/ほか著 新人物往来社 1994.4 (4-404-02094-5)
→“おでん”の項目あり。「おでんはもともと豆腐田楽が祖である。南北朝のころに生まれている。…幕末になると江戸ではだしに醤油と砂糖で煮て味つけする「おでん」が登場し、…」とある。(p.62) 
料理関係用語として“おでん(御田)”の項目あり。「…江戸時代前期、焼き豆腐に…、中期にはコンニャクの田楽も作られるようになった。…」(p.393)  
県ごとに郷土料理の紹介があり、おでんは東京都(p.447)と大阪府(p.454)にある。

③『たべもの起源事典』岡田 哲/編 東京堂出版 2003.1 (4-490-10616-5)
→“おでん(御田)”の項目あり。おでん=煮込み田楽の変遷として『紀文鍋白書』(1999 福岡市内所蔵なし)から引用された図が掲載されている。 「・・・江戸初期…にコンニャク田楽が現れる」(p.85)とあり、豆腐田楽については「(おでんは)豆腐田楽の白田が転訛したとする説…もある」との言及あり。  
1923年(大正12)の関東大震災の後に「・・・東京から移住した料理人が売り出す。この関東炊きは、関西風おでんとなり、2年後(大正14)に、神戸から東京に逆輸入する。」(p.86)として、現在の形態に至る説明あり。 
安土桃山期『利休百会』(1587年版)や江戸中期『豆腐百珍』(1782年)等からの引用文あり。

④『日本の味探究事典』岡田 哲/編 東京堂出版 1996.1 (4-490-10410-3)
→“おでん御田(東京)”( p.235)と“かんとうだき関東煮(大阪)”(p.236)の項目あり。それぞれの具材の例が挙げられている。※③と編者・出版社が同じ

⑤『日本の食文化大系 16 とうふ通』 東京書房社 1983.6 (MARK 83-17938)
→①②より、豆腐を祖であるとする記述から“豆腐”を調べる。「…田楽はこの様に豆腐を材料とするのが始まりであるが…(略)なお、…田楽に「お」の字をつけて「お田楽」という言葉が使われるようになったが、下の文字の「楽」を取り去って「おでん」となったのである。」串に刺すよりも鍋で味噌煮にした方が能率が上がる、と続き「更に江戸の後期には、味噌煮から醤油煮にする方法が多くなった。いわゆる煮込みおでんである。」(p.38)とある。

⑥『こんにゃく史料』日本こんにゃく協会 1968 (MARK 92152118)
→③より、“コンニャク”について調査。本資料は古代以後~明治以後の史料等で「こんにゃく」に言及された部分や参考文献等を紹介。おでんに関して二か所あり。いずれも江戸後期、『市隠月令』(村田了阿,江戸の年中行事を日記体で著したもの)から「…おでん売声す、…」(p.142)と『浪花の風』(久須美佐渡守,随筆集)から「…此処にてもこん蒻の田楽を、おしなべておでんと呼故、…」(p.201)など引用あり。

⑦『文化としての食と旅』 周 達生/著 清水書院 1998.1  (4-389-50033-3)
→日本が統治していた時代があった為、韓国・台湾にも日本のおでんがある。韓国では日本語のまま「オデン」、台湾では「黒輪」(オデンを発音しやすく→閔南語/台湾語のオーデン→方言読みの漢字「黒輪」)と表記、その内容も多少紹介されている。(p.11-14)

⑧『とことんおでん紀行』 新井 由己/[著] 光文社 2002.12 (4-334-78198-5)
→北海道~九州沖縄~台湾まで各地の特色を歴史を織り交ぜつつ記載。巻末に著者がおでんを食べた店、取材した店、取材地(九州各地あり)、参考文献(上記②④を含む)、「とことんおすすめ全国おでん屋40店」(九州は長崎2軒、阿蘇1軒)の掲載あり。

⑨『おでん屋さんが書いたおでんの本』 船大工 安行/著 三水社 1989.3(4-915607-33-X)
→「ちょっと一服――おでんの歴史」の「おでんの名前」(p.99-109)のなかで歴史についての言及あり。

⑩『おしゃべり胃袋 マンガ・エッセー』鈴木 義司/著 報知新聞社 1996.10(4-8319-0116-4)
→「おでん、東と西」(p.170-171)と題し、関東と関西の違いについてのイラストあり。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
衣住食の習俗  (383)
農産物製造.加工  (619)
参考資料
(Reference materials)
日本大百科全書 4 2版. 小学館, 1994.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002800288-00 , ISBN 4095261048
西山松之助ほか著 , 西山, 松之助. たべもの日本史総覧 愛蔵保存版. 新人物往来社, 1994.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I010527834-00 , ISBN 4404020945
岡田哲編 , 岡田, 哲. たべもの起源事典. 東京堂出版, 2003.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I009430166-00 , ISBN 4490106165
岡田哲編 , 岡田, 哲. 日本の味探究事典. 東京堂出版, 1996.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I009253580-00 , ISBN 9784490104103
多田鉄之助/著. 日本の食文化大系 : とうふ通 16. 東京書房社, 1983.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I075778133-00
日本こんにゃく協会. こんにゃく史料. 日本こんにゃく協会, 1968.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001110954-00
周達生著 , 周, 達生. 文化としての食と旅. 清水書院, 1998.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I005406517-00 , ISBN 4389500333
新井由己 [著] , 新井, 由己, 1965-. とことんおでん紀行. 光文社, 2002. (知恵の森文庫)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003990068-00 , ISBN 4334781985
キーワード
(Keywords)
おでん
御田
田楽
食文化
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000265470解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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