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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
国立国会図書館(National Diet Library) (1110001)管理番号
(Control number)
6119464
事例作成日
(Creation date)
2019/10/18登録日時
(Registration date)
2019年11月02日 00時30分更新日時
(Last update)
2023年06月02日 13時56分
質問
(Question)
江戸幕府の役職の「御鷹餌耳掛」の読みを、辞書やインターネットで調べてもわからない。どう読むのか。
江戸町奉行所の役職で「御肴青物御鷹餌耳掛与力」という役職があるようだが、やはり読み方がわからない。
回答
(Answer)
ご照会の役職について、読みがわかる資料は見当りませんでした。

幕府の町奉行所の与力に関する資料では、ご照会のとおり「御鷹餌耳掛」とある資料もありましたが(資料1、2)、「御鷹餌鳥掛」とする資料も多いようでした(資料3~8)ので、参考までにお知らせします。

【 】内は当館請求記号です。

資料1
・笹間良彦 著『江戸幕府役職集成. 新装版』雄山閣出版, 1999.11【GB364-G45】
* p.192、p.198に「御鷹餌耳掛与力」の記載があり、p.198には説明もありますが、読みがわかる記載はありません。

資料2
・笹間良彦 著『下級武士足軽の生活. 新装増補版』雄山閣出版, 1991.1【GB374-E6】
* p.228に「御肴青物御鷹餌耳掛与力」とありますが、読みの記載はありません。

資料3
・三田村鳶魚 [原著] ; 稲垣史生 編『江戸武家事典. 新装版』青蛙房, 2007.7【GB8-H77】
* p.276に「<御肴、青物、御鷹餌鳥掛> 名称の事務を掌るものにして南町奉行の年番方兼掌す」とあります。

資料4
・南和男 著『幕末都市社会の研究』塙書房, 1999.2【GB371-G23】
* p.47に慶応2(1866)年12月に廃止となった役職として御肴青物御鷹餌鳥掛が挙げられており、当該箇所の註に「「諸事留帳」慶応九ノ四一(旧幕府引継書)」の記載があります(p.55)。
* 当館所蔵の旧幕府引継書は、国立国会図書館デジタルコレクションでインターネット公開しており、以下の箇所にp.47で言及された「御肴青物御鷹餌鳥掛」の記載があるようです。
  該当箇所のURL:
      http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2549010/10
      http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2549010/15
* 当館所蔵の旧幕府引継書については、以下をご覧ください。
  調べ方案内「旧幕府引継書」
  https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-304013.php

資料5
・南和男 著『江戸の社会構造』塙書房, 1969.7(3刷:1997.6)【GB341-G36】
* p.37に「御鷹餌鳥掛」が天保12(1841)年に新設されたとあるほか、p.38、p.43にも「御鷹餌鳥掛」の記載があります。

資料6
・石井良助 編『江戸町方の制度. 増補新訂版』新人物往来社, 1995.8【AZ-145-G1】
* p.11に「御肴青物御鷹餌鳥掛」の記載があります。

資料7
・四谷区 編『四谷区史』四谷区, 昭和9【669-127】
* p.320に「御肴、靑物、御鷹餌鳥掛」の記載があります。
* 国立国会図書館デジタルコレクションでインターネット公開しています。
  該当箇所のURL: http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1235783/220

資料8
・後藤新平 著『江戸の自治制』二松堂書店, 大正11【502-161】
* p.74に「御肴靑物御鷹餌鳥掛」の記載があります。
* 国立国会図書館デジタルコレクションでインターネット公開しています。
  該当箇所のURL: http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/968651/47


〔主な調査済み資料・ウェブサイト〕
・千代田区立四番町歴史民俗資料館 編『江戸町与力の世界 : 原胤昭が語る幕末 : 平成19年度特別展』千代田区立四番町歴史民俗資料館, 2007.10【AZ-145-H46】
* p.016の「幕末町奉行所の役職」という表の役職名の項に「御肴・青物・御鷹餌取調」の記載があります。

・『市中取締類集. 4』東京大学出版会, 1999.9【AZ-145-G45】
* 「懸勤方等之部」の「三七 弘化二年三月 北町奉行上申書」に「一 御肴靑物」、「一 御鷹餌鳥」の記載があります(p.210)。
* 原本を国立国会図書館デジタルコレクションでインターネット公開しています。
  該当箇所のURL: http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2572159/46

・新人物往来社 編『江戸役人役職大事典』新人物往来社, 1995.4【GB8-E93】

・Japan Knowledge Lib ※当館契約データベース
* 日本国語大辞典 第2版、国史大辞典、新編 日本古典文学全集、古事類苑等の全文検索が可能です。「餌耳」で全文検索してみましたが、「餌耳」という単語は見当りませんでした。

ウェブサイトの最終アクセスは2019年10月18日です。


(2023年6月2日追記)-----------

「御肴、青物、御鷹餌鳥掛」(※参考として回答した資料3等での表記)の読み方について、以下の情報提供をいただきましたので、追記します。

三田村鳶魚 著『捕物の話 (江戸叢書 ; 第4)』早稲田大学出版部, 昭和9【629-41】
* p.147「御肴、靑物、御鷹餌鳥掛」の読み(ルビ)として、「おさかな、あをもの、おたかゑどりがゝり」とあります。
* 国立国会図書館デジタルコレクション(インターネット公開)資料
  https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/1216580/1/86

ウェブサイト最終アクセス:2023年6月2日
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
江戸幕府大事典(大石学編、吉川弘文館)、徳川幕府事典(竹内誠編、東京堂出版)、その他の国史辞典類。
NDC 
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
人文(レファレンス)
調査種別
(Type of search)
文献紹介 事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000263485解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決

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