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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000262552
提供館
(Library)
神奈川県立図書館 (2110018)管理番号
(Control number)
地-190003
事例作成日
(Creation date)
2019年04月05日登録日時
(Registration date)
2019年10月11日 17時25分更新日時
(Last update)
2019年10月23日 15時32分
質問
(Question)
鎌倉市の安国論寺には尾張徳川家によって建てられた堂があるようですが、このことについて詳しく知りたいです。
回答
(Answer)
・『安国論寺資料輯 鎌倉名越松葉谷 安国論寺誌 第1輯』新倉日立 監修 山田泰弘編
安国論寺 1999<K18.4/275/1 常置>(60264413) 
p37に「御小庵」の扁額の写真が掲載されていて、「もとは、尾張徳川家第8代藩主宗勝公が、延享3年(1746)に作らせた鬼子母神堂〔今はない〕の扁額であったが、(中略)」と書かれています。
p350-p369「Ⅲ 書跡の部」のp351-p354に「三、旧鬼子母神堂扁額 六、現『御小庵』扁額」があります。その中のp351-p352に「もとは、延享三年(一七四六)八月八日に作られた鬼子母尊神堂〔今亡〕の扁額であったが、(中略)旧額を製作した二十八世の見明院日全は、二十七世の再住であり、当山中興の祖でもある。尾張徳川家第八代藩主宗勝の帰依を得て、多くの事業を円成(成就)した。」と書かれています。
p499-p517「Ⅵ 建造物の部」のp501-p506に「三、御小庵」があります。その中のp502-p503に、「総じて、唐様を基調とした堂で、向拝の細部手法からは、棟札の弘化二年落成は妥当であるといえよう。因に当山では、現存の御小庵建立年代として、元禄年間(一六八八~九六)を伝承している。(中略)天保十一年再建については、棟札に、『槻木(欅材)口一式諸懸リ共造作向』の大半を、東都小松町に住む大願主の橋倉佐満が寄附、「東都本願世話人信者講中」および(中略)によって、再興されたことが記されている。(中略)大願主の橋倉佐満に関しては、大正十年の『寺院由緒沿革書』(中略)に、『御小庵(中略)三、沿革』として、『(上略)四十世日住ノ代ニ当リ尾州家ノ老女信仰シ嘉永年間(一八四八~五四)改築ス』とある記録が注目される。この『老女』に該当する人物は、橋倉佐満以外に考えられない。とすれば、尾州徳川家(当山との関係からは江戸上屋敷)ゆかりの女性であったと思われる。」と書かれています。
p518-p553「Ⅶ 石造物の部」のp527に「一七、御小庵再建施主供養塔」があり、「御小庵左脇に所在し、(中略)二基の供養塔が建っている。(中略)向かって右は橋倉佐満家、(中略)このうち、橋倉佐満は、東都(江戸)日本橋小松町居住であったことがわかり、(中略)大正十年の『寺院由緒申告書』(中略)に所収される『宗勢調査申告書第一号、寺院由緒沿革書』の『御小庵』部に、「(前略)其後四十世日住ノ代ニ当リ尾州家ノ老女信仰シ嘉永年間(一八四八~五四)改築ス」とある記録が注目される(中略)。原典などの、基本史料ではないので検討を要するものの、もとは、同家上屋敷(市ヶ谷御殿)ゆかりの女性(奥女中など)であった可能性が考えられる。」と書かれています。
なお、p10、p36-p42、p58-p59に御小庵に関する写真が掲載されています。
回答プロセス
(Answering process)
当館OPACで「安国論寺」をキーワードに検索し、質問に該当する資料を調査した。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
各宗  (188 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
安国論寺
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000262552解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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