レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 茨城県立図書館 (2110017) | 管理番号 (Control number) | 茨城-2018-052 | |||||
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事例作成日 (Creation date) | 2018/04/26 | 登録日時 (Registration date) | 2019年03月27日 00時30分 | 更新日時 (Last update) | 2019年03月27日 15時29分 | |||
質問 (Question) | 山川菊栄の著書(後ろの方)に,青山家の資料を茨城県立図書館で青山文庫として預かったとあった。その資料(日記類)が見たい。 | |||||||
回答 (Answer) | 山川菊栄著『覚書幕末の水戸藩』を確認→「あとがき」に次の記述あり。 p.441 祖父・青山延寿の資料として,「天保一四年からの日記,維新に近く,時事急を告げたころのおふれや書簡などを筆写した資料「時事記」三冊,その他個人の手紙類」があった。 p.442 祖父・青山延寿の資料について, 「昭和一七年、戦争のため、兄の一家が疎開するときの大片つけの際発見して、いらないものだから屑屋にやるというのを私がもらっておきました。 そのうち書籍と手紙は大かた茨城県立図書館に寄附しましたが、のちに戦災にかかったと聞きました。」 「 戦前のその図書館には、当時の館長蔭山秋穂氏が青山本家、延光の家から出た多くの図書、資料類を一括して「青山文庫」と名づけて保存しておいて下さったものですが,全部戦災にかかったと聞きました。」 ⇒「青山文庫」は戦前の茨城県立図書館に山川氏が寄贈した文庫で,戦災により焼失した。 茨城県立歴史館に「水戸徳川家中青山家文書」(写真版・山川菊栄氏所蔵)あり。 青山家文書についての簡易解説「史料利用の手引」に,「天保14年(1843)から明治9年(1876)までの日記29冊」とあり。また,文献名で検索すると「時事記」も同文書群にあり。 | |||||||
回答プロセス (Answering process) | (1) OPACを検索→なし (2) 図書を確認→県立図書館の資料は戦災により焼失 (3) 茨城県立歴史館を検索→青山家文書あり | |||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||
備考 (Notes) | クイックレファレンス | |||||||
調査種別 (Type of search) | 所蔵機関調査 | 内容種別 (Type of subject) | 郷土 | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | |||
登録番号 (Registration number) | 1000253841 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |