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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000252509
提供館
(Library)
国立国会図書館(National Diet Library) (1110001)管理番号
(Control number)
3981577
事例作成日
(Creation date)
2019/02/27登録日時
(Registration date)
2019年03月02日 00時30分更新日時
(Last update)
2019年03月20日 13時32分
質問
(Question)
以下の新聞の記事掲載確認をお願いします。
--------------
浪花新聞(マイクロフィルム)
東京本館:新聞資料室 書庫
http://id.ndl.go.jp/bib/000000057384
--------------

具体的な調査ご依頼内容は以下のとおりです。

■調査していただきたい時期
1877年(明治10年)2月1日~2月28日

■内容
1876年~1877年にかけて来日した、英国のChristopher Dresserが1877年(明治10年)2月に大阪の寺院を訪ねていて、その寺院を特定したいと考えています。具体的には、Dresserの以下の著書の中で言及されている寺院です。
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『Japan : its architecture, art, and art manufactures』
https://archive.org/embed/japanitsarchitec00dres

p.139の上から2段目からの「In one that」で始まる文章
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Dresserは国賓級の待遇で全国の寺社や手工業を視察していたので、大阪を訪れた際に、それが新聞記事として掲載されている可能性があるかもしれない、と考えております。
そこで当時の『浪花日報』にDresserの視察についての記事の掲載が無いか、ご確認いただけませんでしょうか。
掲載されていたとすると、以下のようなキーワードがあり得るかと考えておりますので、これらのキーワードが含まれている記事が無いか、という点をご確認いただけますと幸いです。

〇Dresserの表記ゆれ
以下のような表記の可能性があります。
ドレッサー / ドレッサ /ドレッセル / Dresser / 獨列設 / 土列査
また、単に「英国人」「英国博士」というような記載になっている可能性もあるかと思われます。

〇旅の同行者
公式に同行している人物として以下の人物がいますので、これらの人物名が含まれる可能性があります。

石田為武 案内・会計・報告書作成
坂田春雄 通訳
ジェームズ・サモレー(James Saumarez) 英国公使館2等書記官


■旅程についての情報
旅程については、Dresser自身の記述や、研究文献等によって少し異なりますが、以下のような情報があります。大阪に滞在していたのは、2月3日以降から15日までの一時期と、18日以降の2日間程度ですので、記事掲載があるとしたらその周辺の日付であると考えられます。
記述個所や記述内容から推定するに、四天王寺の可能性があると考えていますが、具体的な寺院名を記録から見つけることができておらず、決め手に欠けている状況でして、今回『浪花新聞』の記事確認をご依頼しております次第です。


〇Dresser自身の記録
『Japan : its architecture, art, and art manufactures / Christopher
Dresser』p.118~140
旅の流れ:奈良⇒京都⇒大阪⇒堺⇒和歌山⇒高野山周辺⇒大阪

1回目の大阪の箇所
自由亭ホテル(西区の川口居留地)に逗留。約10日間滞在し、大阪の手工業を視察。

2回目の大阪の箇所
2日間大阪に滞在。兵庫の近くの陶器製造所に数時間出かけたりもした。
※捜している寺院の言及があるのはこの時期にあたる個所。ただ、この2回目の大阪滞在時に訪れた寺院のことを指して記述しているのか、それとも1回目も含めて大阪全体を振り返って記述しているのか確実には分からない。

また、p.213に旅の移動距離の表がある。
これによると、p.118~p.140の箇所と対応する部分は以下のルートとなっている。
奈良⇒京都⇒大阪⇒和歌山⇒クロエ村⇒和歌山⇒オオタ村⇒和歌山⇒高野山⇒奥の院⇒高野山⇒橋本村⇒大阪⇒神戸⇒兵庫⇒神戸⇒天王寺⇒京都

p.118~140とp.213の記述を総合すると、以下のように推測されます。
・1回目の大阪滞在時は、自由亭ホテルを拠点として視察。
・2回目の大阪滞在時には、天王寺エリアも訪れている。


〇研究文献等の記述
『「クリストファー・ドレッサーと日本」展カタログ』
http://id.ndl.go.jp/bib/000004053671
「2月3日 奈良の興福寺諸堂、東大寺大仏殿、春日大社、正倉院の御物を見る。…大阪に滞在し金属器や寄木細工などを見る。
2月15日 和歌山県黒江村の漆産業を視察。
2月18日 高野山全域を訪ねる。…大阪経由で京都に入り、(後略)」

『Christopher Dresserと日本』
https://doi.org/10.3130/aijsaxx.226.0_85
「2 月3 日奈良で興福寺諸堂,東大寺大仏殿,正倉院(御物), 春日大社, 若宮を見物。このあとで大阪にある五重塔(寺院名不明)
見物。2 月15 日紀三井寺,2 月18
日高野山全域をそれぞれ見物。このあと京都およびその周辺で,」
回答
(Answer)
ご照会の記事について当館所蔵の紙面を調査しましたが、お探しの記事は見つかりませんでした。

調査範囲
当館請求記号:YB-137
タイトル:浪花新聞
形態:マイクロフィルム
調査期間:1877(明治10年)年2月1日-2月28日
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
『大阪日報』明治10年2月3日から28日については、他機関にレファレンス依頼をし、以下のような回答をいただいています。
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原本の傷みがひどく欠号や落丁、判読できない箇所が相当数ありますが、明治10年2月3日から28日までの紙面について、もしドレッサーの動静が伝えられるとすれば可能性が高いと思われた「雑報」の部分を中心に確認しましたが、ドレッサーに関する記述は見つけられませんでした。
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NDC 
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
新聞(レファレンス)
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000252509解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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