レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 秋田県立図書館 (2110003) | 管理番号 (Control number) | 秋田-2162 | |||||
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事例作成日 (Creation date) | 2018年01月29日 | 登録日時 (Registration date) | 2019年01月29日 11時55分 | 更新日時 (Last update) | 2019年03月15日 15時41分 | |||
質問 (Question) | 漢字の「龍」と「竜」の使い分けについて。 辞典によっては「竜」の漢字しか載っていない。いつから変化したのか知りたい。 | |||||||
回答 (Answer) | 次の資料を案内。 ①『新潮日本語漢字辞典』(新潮社/編、新潮社、2007.9、813.2/シシ/)資料番号:124462409 | |||||||
回答プロセス (Answering process) | ・813漢字辞典・参考資料棚をブラウジング。 ①『新潮日本語漢字辞典』(新潮社/編、新潮社、2007.9、813.2/シシ/)資料番号:124462409 ⇒P1657 【竜】【龍】旧字 解字 一説に、「竜」は俗字で、旧字の「龍」が形声。 参考 1.昭和二十六年五月に「龍」の字形で人名漢字に選ばれたが、昭和二十九年三月の当用漢字補正案に選ばれた際、「滝」に合わせて「竜」に字体整理された。 変化について記載あり 次の資料も確認したが、変化について記載なし。 ×②『漢字ときあかし辞典』(円満字 二郎/著、研究社、2012.3、R813.2/エカ/)資料番号:123178204 ⇒P627-P628 竜 以前は「龍」と書くのが正式。「竜」はそのくずし字から生まれたもので、略字として古くから使われてきた。現在でも、形がかもしだす雰囲気が好まれて、「龍」と書かれることが多い。なお、「竜」の部首を「立(たつ)」とする辞書もある。 記載あり ×③『大漢語林』(鎌田 正/著、大修館書店、1992.4、R813.2/カダ/)資料番号:120149497 ⇒P1610 龍(竜) 解字 象形。金文は、頭部に辛の飾りをつけたへびの形にかたどり、りゅうの意味を表す。 龍は、その変形であり、常用漢字の竜は、省略体による。 記載あり ×④『広辞苑』(新村 出/編、岩波書店、1998.11、R813.1/シコ/)資料番号:128540309 ⇒P2801 竜の記載あり 龍の記載なし | |||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ・閲覧済み資料 『辞林21』(三省堂編修所/編、三省堂、1993.11、R813.1/サジ/)資料番号:120809496 ⇒P2152 竜* 龍 りゅう【竜(龍)】 凡例【表記欄】1、二つ以上の表記がある場合は、一般的と思われる順に併記した。記載あり 【漢字欄】(3)常用漢字表に掲げられている漢字には*を付した。記載あり | |||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) | ||||||||
キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||
備考 (Notes) | 受付方法:口頭、12/1 | |||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 一般 | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | |||
登録番号 (Registration number) | 1000250758 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |