レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年04月24日
- 登録日時
- 2018/12/08 00:30
- 更新日時
- 2020/04/07 00:30
- 管理番号
- 3A18004903
- 質問
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未解決
十三大橋南詰にある往来安全燈の北の碑文で読み取れない文字があります。読み取れない文字について書かれた本はありますか。
- 回答
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十三大橋南詰にある往来安全燈の碑文について記載のある当館所蔵資料をを確認しましたが、お尋ねの読み取れない文字についての記述は見つかりませんでした。
『大阪史蹟辞典』(三善 貞司/編 清文堂出版 1986.7)
p.70「往来安全燈」の項に以下の記述がありました。
「「往来安全 池田四里 伊丹二里半 高麗橋一里 長柄二十町 伝法一里」等と刻まれ、藤沢南岳の文で「明治十八年(一八八五)淀川の堤防決壊して大水氾濫ありてより、同川改修の議起り、廿九年来大土功を開始し、同卅二年町民は立退を命ぜられ、同卅五年十三橋完成す。川幅一百間なりしを、三百八十五間に改められ、同四十二年六月本川改修の竣工式を毛馬閘門に挙げらる」などどある。」
すでにご覧になっている『大阪市内における建碑』 (川端 直正/編 大阪市役所行政局 1960)とほぼ同じ内容です。
読み取れない文字部分についての記述はありません。
『中津町史』(中津共励会,1939)
p.416とp.417の間にある図版ページに「十三橋南詰親友會往來安全燈」のキャプションで往来安全燈の写真がありますが、碑文は写っていません。
- 回答プロセス
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1.利用者が事前に調査された調査参考図書である資料1を確認
2.建碑に関する索引資料である資料2を確認
3.大阪の橋に関する資料である資料3、資料4を確認
4.大阪の史蹟に関する資料である資料5を確認
5.「大阪文献データベース」及び「大阪関係資料目次」で、”十三橋”、”十三大橋”で該当した資料『十三大橋竣工記念写真帖』資料6を確認
- 事前調査事項
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『大阪市内における建碑』 (川端直正/編 大阪市役所行政局 1960)を確認。北の碑文として「明治十八年淀川堤防決潰して大水氾濫ありてより同川改修の議起り其廿九年来大土功を開始し、同三十二年十三町民は立退を命ぜられ同丗五年十三橋完成す。其川幅一百間なりしを三百八十五間に改められ而して同四十二年六月本川改修の竣功式を毛馬閘門に挙げらる。茲に本家町の親友会諸氏(以下読み取れず)往来安全(以下読み取れず)浪華南岳識(以下読み取れず)書」とあります。
- NDC
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- 日本 (281 9版)
- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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- 当館書誌ID <0000322889> 大阪市内における建碑 川端 直正/編 大阪市役所行政局 1960 (資料1)
- 当館書誌ID <0070030505> 大阪市内の史跡(記念碑等)索引 大阪市立中央図書館/編集 大阪市立中央図書館 1981 (資料2)
- 当館書誌ID <0000164468> 大阪の橋 松村 博/著 松籟社 1987 9784879840820 (資料3)
- 当館書誌ID <0000639234> 大阪の橋 -大阪市における橋梁技術のあゆみ- 大阪市土木技術協会 1997 (資料4)
- 当館書誌ID <0000214926> 大阪史蹟辞典 三善 貞司/編 清文堂 1986.7 9784792423414 (資料5)
- 当館書誌ID <0000468216> 十三大橋竣功記念写真帖 大阪府 1932 (資料6)
- キーワード
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- 大阪府大阪市北区
- 十三大橋南詰
- 往来安全燈
- 碑文
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000247620