レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/7/13
- 登録日時
- 2018/11/29 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:33
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000671
- 質問
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解決
【金沢市の新産業都市指定計画について】 『金沢市史 通史編3 近代』p.741にかつて金沢市が新産業都市指定を目指していたことが記されているが、どのような事業が目指されていたかについてや、経緯について知りたい。
- 回答
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『金沢市史 通史編3 近代』で引用元となっている『金沢市議会史 下』や『金沢市史 現代編 続編』に記述がある。概略は以下の通り。
・昭和36年(1961)3月に石川県は『県勢白書 昭和35年』で、金沢市-小松市を結ぶ地方基幹都市建設計画及び金沢における工業港の新設と臨海工業地帯建設の必要性を唱える。
・同年5月に「石川県地方開発基幹都市建設計画(第一次案)」で、金沢工業港の建設、臨海工業地帯の造成、火力発電所、石油・ソーダ・ガラス・化学工業、紙パルプ・木材加工場の誘致を発表。当館所蔵資料では、『県勢ハンドブック』(119522497)p.138~p.141に概要が載せられている。
同計画は、そのまま「石川県新産業都市建設計画」となって、37年2月に自治省に提出されている。
・金沢市でも同年9月に新産業都市建設計画第一次案を策定している(補整案の概要は『金沢市総合建設計画概要』(119501030)で確認できる)。
・なお、金沢-小松地区は昭和38年7月に新産業都市指定から洩れている。
・金沢市では、指定洩れの後、「長期計画」の策定に動いている。内容は『金沢市長期計画書 昭和39年』(11903548)で確認できる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000246527