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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
神戸市立中央図書館 (2210004)管理番号
(Control number)
神戸図-1395
事例作成日
(Creation date)
2018年07月16日登録日時
(Registration date)
2018年07月16日 14時24分更新日時
(Last update)
2018年11月17日 15時56分
質問
(Question)
イスラム教の「不浄の手」について書いてあるものは何かないか。
回答
(Answer)
『イスラーム世界事典』
P354 「右と左」
「浄・不浄の意識、正邪の区別をすることが宗教には一般的に見られる。正・善・力を右に関連させることもよく見られる現象である。イスラームでも宗教的シンボルとして、浄・正・善を強調するために左右の別が使われている」
「手そのものに浄・不浄の別はないが、概念としてポジティブなものには右で、そうでないものは左で対応する。」など。

『岩波イスラーム辞典』
P943 「右・左」
「イスラームでも、右・左の、優・劣、吉・凶、浄・不浄などとの対応、右の優位性がみられる。」
「日常生活のなかでも、食事の折には右手を使い、排泄時などには左手を使うため、右・左は浄・不浄に対応している」

『新イスラム事典』
P283 「食事」
「不浄な左手を用いてはならず、右手の親指・人差指・中指の3本を用いて食べることがよいとされている。」
P469 「右と左」
「ムスリムの右手優先の思想はコーランによって規定されている」
「左手は用便をする時に用いる不浄な手と考えられている」
回答プロセス
(Answering process)
『イスラーム世界事典』『岩波イスラーム辞典』『新イスラム事典』には「不浄の手」「不浄」で項目なし。
その他宗教事典等でも「不浄の手」では項目なし。
『イスラーム世界事典』の索引で「浄・不浄」から「右と左」の項目が当たったので、他の事典類でも「右と左」「右・左」で調べた。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
イスラム  (167 8版)
参考資料
(Reference materials)
『イスラーム世界事典』明石書店 2002
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003633052-00  (PV:7000065331 167=N2=)
『岩波イスラーム辞典』岩波書店 2002
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003067928-00  (PV:7000057864 167=N2=)
『新イスラム事典』平凡社 2002
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003649303-00  (PV:7000061600 228=N2=)
キーワード
(Keywords)
イスラム教
不浄の手
右左
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000238602解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決

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