このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
伊丹市立図書館 本館「ことば蔵」 (2300062)管理番号
(Control number)
1626
事例作成日
(Creation date)
2018年02月16日登録日時
(Registration date)
2018年02月16日 17時58分更新日時
(Last update)
2021年01月27日 11時20分
質問
(Question)
江戸時代(明暦元年頃)の武庫川が描かれた絵図が見たい。
回答
(Answer)
一番近い年代のものは西宮デジタルアーカイブの「鳴尾村絵図」です。
https://archives.nishi.or.jp/04_entry.php?mkey=7986 (更新日:2018.1.30)
但しこちらは、研究過程の資料であり、まだ作成された時期が正確にはわからないとのこと。
(西宮市立図書館から西宮市立郷土資料館に確認いただきました。)

『西宮市史 第2巻』(魚澄惣五郎/編集 西宮市役所 1960年)の図版第11「寛延元年摂津名所大絵図(部分)」も年代が近い地図で枝川の記載あり。
申川とおぼしき川が描かれていますがが、申川とは書かれていません。

参考として、
『研究報告 第七集』(西宮市立郷土資料館/編集 西宮市立郷土資料館 2005年)
p.5-6に質問者が探されていた明暦元年頃の申川についての記述あり。
「支所文書の絵図中には、枝川から分かれた川筋が二筋描かれ、そのうち一筋に「さる川」と書かれている。
十七世紀前半(寛永八年(一六三一)以降)と思われる絵図にも枝川から分かれた川筋が二筋描かれている。」
この件に関して詳細なことをお調べでしたら西宮市立郷土資料館にお尋ねください。調べていただけるようです。
回答プロセス
(Answering process)
■何かの文書で天保頃?(記憶があいまい)の今津村と鳴尾村の紛争について読んだ。そこに、武庫川の下流が二つ三つにわかれていると書かれていたので、川の形がわかるものを見てみたいとのこと。

図書館システムで「武庫川」をキーワード検索
・『伊丹古絵図集成 絵図集』(八木哲浩/編集・解説 伊丹市役所 1982年)
 武庫川が載っているものはあるが、質問者の探していた下流まで載っているものがない。
・『地域研究 いたみ 第15号』(伊丹市立博物館 伊丹市役所 1985年)
 「慶応2年武庫川筋洪水関係資料」 
 「慶応二年昆陽井取樋口決壊洪水絵図」に武庫川の図があるが下流まで載っていない。
・『地域学としての摂津文化を学ぶ講座記録集:武庫川流域圏を学ぶ』
 (河内厚郎事務所/編 地域学としての摂津文化を学ぶ講座実行委員会 2007年)
 記載なし。

図書館システムで「今津」をキーワード検索
『今津物語』(今津小学校百周年記念事業委員会 1973年)がヒット。
記載なし。

図書館システムで「鳴尾村」をキーワード検索
『鳴尾村誌:1889-1951』(鳴尾村誌編纂員会/編集 西宮市鳴尾区有財産管理委員会 2005年)がヒット。
年代が明治以降だが口絵に武庫川下流が載っている地図あり。

『尼崎市史 第13巻』(尼崎市立地域研究史料館/編集 尼崎市役所 1988年)の索引で「武庫川」を確認。第2巻が近世の歴史。
2巻の武庫川に関するページを提示。
特にp.413~p.418に記載の「尼崎藩の治水事業」について興味があるとのこと。
但し地図については「慶応元年武庫川水害絵図」しか掲載がない。

一度、家の資料と合わせてみて年代などを確認して、また気になるところがあれば来ますとのこと。

■2018.2.16
再度来館
明暦元年(1655年)の古文書のコピーがあり今津村と鳴尾村の間の水争いのことが書かれている。
そこに武庫川の枝川の支流である申川の記載があるのでそれが描かれた地図を見たいとのこと。

『西宮市史 第2巻』(魚澄惣五郎/編集 西宮市役所 1960年) 
・図版第11「寛延元年摂津名所大絵図(部分)」に枝川の記載はあり。申川はなし。(寛延元年は1748年)
・p.150 39図の新田開発図に申川の記載あり。地図自体は新しいもののように見える。

『研究報告 第七集』(西宮市立郷土資料館/編集 西宮市立郷土資料館 2005年) 
p.5-6に申川の由来の記述あり。
「今津村との境にある申川は、元文四年申年に起こった近世西宮では最大級の洪水で枝川が決壊してできた(中略)元文四年以前の資料にすでに申川の名が書かれている」
「支所文書の絵図中には、枝川から分かれた川筋が二筋描かれ、そのうち一筋に「さる川」と書かれている。十七世紀前半(寛永八年(一六三一)以降)と思われる絵図にも枝川から分かれた川筋が二筋描かれている。」

「にしのみやデジタルアーカイブ」で鳴尾村を検索
・「摂津国武庫郡鳴尾村砂浜新開場絵図」(1733年の裏書)
・「鳴尾村絵図」(1769年に作成されたと思われる地図)申川の記載あり。

西宮市立図書館に確認。

一番近い年代のものは西宮デジタルアーカイブの「鳴尾村絵図」
https://archives.nishi.or.jp/04_entry.php?mkey=7986
但しこちらは、研究過程の資料であり、まだ作成された時期が正確にはわからないとのこと。

『研究報告 第七集』に記載されている文書については論考執筆者が来週まで不在とのこと。
ご希望でしたら郷土資料館にお尋ねいただければお調べいただけるとのこと。

※URL最終確認日:2021.1.24
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
近畿地方  (216)
日本  (291)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
西宮市立図書館
(西宮市立郷土資料館)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介 所蔵機関調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000230835解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決