レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20170731
- 登録日時
- 2018/01/28 00:30
- 更新日時
- 2020/04/09 11:04
- 管理番号
- 中央-2017-13
- 質問
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解決
都立高校入試において英語が試験科目になったのはいつか。
- 回答
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雑誌記事を検索できるデータベース「CiNii Articles」(国立情報学研究所)(最終検索日:2017年11月8日)でキーワード<都立高校入試>で検索すると、次の資料がヒットする。
資料1
p.27-38に「都立高校入試制度の改善-個性重視を目指して-」亀井浩明著の論文が掲載されている。その中のp.27-30に「1.今日までの経緯(2)都立高校の入試改革の変遷」があり、p.28の表1の昭和31(1956)年の項目に「英語が加わり、9科目となる。」とある。この論文の参考文献として、『都立高等学校教育要覧』昭和58年3月、平成元年3月が掲載されている。
資料2を調査すると、p.28-30「Ⅳ都立高等学校における生徒の実態 2.都立高等学校入学者選抜制度の変遷の概要」があり、昭和23~57年までの入試制度変遷の表がある。昭和31年の項目に「英語が加わり、9科目となる。」と確認できる。
次に、東京都の教育史を調査した。
資料3
「第二章 学校教育の整備 第四節 高等学校教育 ○高校入試と学区制」のp.306に「注、昭和三十一年度よりは高校進学研究協議会の答申もあり、学力検査に英語が加えられるようになった。」とある。
資料4
「学校教育 高等学校の進学制度」のp.131に「学力検査は、昭和31年2月18・19の両日にわたって(中略)必修8教科(中略)に英語を加えた9教科にわたって(中略)実施した。」とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 幼児.初等.中等教育 (376 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】都市問題 85巻 3号 (1994年3月)
- 【資料2】都立高等学校教育要覧 / 東京都教育庁指導部/編 / 東京都教育庁指導部 , 1983<T/0・376/237/G83>
- 【資料3】東京都教育史稿 戦後学校教育編 / 東京都立教育研究所/編 / 東京都立教育研究所 , 1975.3<T/0・372/3/G>
- 【資料4】東京都の教育 (昭和31年版 1955年年報) / 東京都教育庁総務部教育情報課/編 / 東京都教育庁総務部 , 1956.12<T/0・370/1/G>
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000229283