レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 蒲郡市立図書館 (2310237) | 管理番号 (Control number) | 蒲郡-2004-10111-般 | ||||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2004年10月11日 | 登録日時 (Registration date) | 2017年04月14日 14時39分 | 更新日時 (Last update) | 2017年04月26日 17時36分 | ||||||||
質問 (Question) | 世界遺産になっている中国の双林寺について知りたい。 | ||||||||||||
回答 (Answer) | 双林寺は平遥古城(山西省)の西南6kmの橋頭村にある彩塑で有名な古刹。もとは中都寺と呼ばれていた。北魏初期の建築とされている。城の建築様式を踏襲し、三重の塀の中に天王殿、釈迦殿などが中軸に並び、両脇には羅漢殿や地蔵殿などが、内側の塀の中には千仏殿と菩薩殿が建つ。境内の建物には彩塑2052体が残り、多様な形式の像が安置されており、高い歴史的、芸術的価値を誇っている。 (『地球の歩き方D1 '15-'16』P186、『中国(ブルーガイドわがまま歩き19)』p111-112より抜粋) 世界遺産は寺自体でなく、平遥古城一帯で、1997年に登録された。 | ||||||||||||
回答プロセス (Answering process) | 1.「世界遺産」で調べる。『ユネスコ世界遺産年報 1997-1998』P43、『ユネスコ世界遺産年報 No.4(1999)』P16-17,21より、平遥古城が1997年に文化遺産として登録されたことが分かる。 また、『世界遺産 10』図版54に寺正面の写真が載っていた。 『世界遺産事典 2017改訂版』にも平遥古城の記載はあったが、双林寺についての記述はなし。 2.中国の歴史から調べる。『中国都市と建築の歴史』P247に記述あり。殿宇整然とし、寺内の彩色彫刻は高い芸術的価値をもっている、とのこと。 3.ガイドブックからもあたってみる。『地球の歩き方 D01』P186、『中国(ブルーガイドわがまま歩き19)』p111-112に概要が載っていた。 4.名称から調べる。中都:『大漢和辞典 巻1』p309に「山西省平遥県の西北にある地名」の記述あり。双林(雙林):『大漢和辞典 巻11』p1025に「沙羅双樹の林。転じて精舎・寺をいう。」との記述あり。 5.以上を利用者に報告。資料を紹介。 | ||||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||||||
備考 (Notes) | |||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 書誌的事項調査 | 内容種別 (Type of subject) | 地名 | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | ||||||||
登録番号 (Registration number) | 1000214802 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |