このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
国立国会図書館(National Diet Library) (1110001)管理番号
(Control number)
K150729094428
事例作成日
(Creation date)
2015/8/12登録日時
(Registration date)
2015年12月17日 00時30分更新日時
(Last update)
2015年12月17日 00時30分
質問
(Question)
日露戦争についての情報を探しています。日露戦争以前のロシア海軍についての英語の資料は貴館にありますか?日露戦争後のロシア皇帝海軍との比較資料はありますか?米国議会図書館で所蔵していないような、日露戦争に関する写真は所蔵していますか。
回答
(Answer)
 ご照会の所蔵を調査しましたので、以下のとおりa,b,cに分けて回答します。【】内は当館請求記号です。
a) 当館で所蔵している「日露戦争以前のロシア海軍についての英語資料」には、資料1-9があります。調査に際しては、当館のオンライン目録NDL-OPACで、キーワード「Russia Navy」、分類記号「AR4-651」(ロシアの国防・軍制)、件名「Russia Millitary History」等で検索し、本文が英語の資料にあたりました。
b) 「ロシア海軍の日露戦争前後の比較」を詳しくまとめた資料は見つけることができませんでした。
 資料4,11によると、日露戦争直後のロシアでは、1909年まで戦闘用艦艇を新造することができず第一次世界大戦開戦にも間に合わなかった旨の記述が見られます。
 資料8には、1898年時点での艦種別数、日露戦争での艦種別損害数、残る黒海艦隊に所属する艦艇数が、端的に記されています。
 ロシア海軍の戦闘用艦艇の開戦前と損害の状況については、資料3のvol.1に1902年時点の艦種別総数一覧、vol.3 Appendix 29に日露戦争での各艦艇の損害詳細があります。日本語資料では、資料10がロシア海軍(太平洋艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊)の戦艦クラスから駆逐艦クラスまでの各艦艇の艦名・所属・進水年等詳細と損害状況を網羅しています。
 また、資料11は日本語資料ですが、第一次世界大戦開戦直前のロシア海軍の戦闘用艦艇の艦種別数の記載があります。
c) 「日露戦争に関する写真を収録している資料」について、当館のオンライン目録NDL-OPACをキーワード「日露 and 写真」で検索すると、多くの資料がヒットします。資料12-15は国立国会図書館デジタルコレクションに収録されており、インターネットで公開されています。なお、当該資料に掲載されている写真を米国議会図書館が所蔵しているかは不明です。
資料1 Russia's sea-power, past and present; or, The rise of the Russian navy, by Colonel Sir George Sydenham Clarke. J. Murray, 1898. xix, 202 p.【111-65】
資料2 The imperial Russian navy; its past, present, and future, by Fred. T. Jane. With over 160 illustrations from sketches and drawings by the author and from photographs. New and rev. ed. W. Thacker & Co., 1904. 735 p. 【131-39a】 ※1st ed., 1899.【131-39】の改版。
資料3 Official history (naval and military) of the Russo-Japanese War / prepared by the Historical Section of the Committee of Imperial Defence.. Printed for H.M.S.O. by Harrison, 1910-1920. 3 v., v. 1. To 24th August, 1904 -- v. 2. Liao-yang, The Sha Ho, Port Arthur -- v. 3. San-de-pu, Mukden, the Sea of Japan.【GB441-A39】
 ※Internet Archive ( https://archive.org/) にvol.1とvol.3が電子化されて収録されている。
 Vol.1 p.34. "The Naval Strength of Japan and Russia in June, 1902" 両国の総艦艇数の比較。
 Vol.1 p.36. "The Naval Strength of Japan and Russia in February, 1904" 開戦前極東地域での両国の戦闘用艦艇数の比較。各艦詳細は巻末pp.502-511. "Appendix P. Russian War Vessels"参照。
 Vol.3 pp.lxxxvi-lxxxix. "Appendix 29. Losses in War Vessels from the Commencement of Hostilities to the End of the War" 両国の戦闘用艦艇の損害一覧。
資料4 The Russians at sea; a history of the Russian Navy. F.A. Praeger, [1966, c1965] 254 p.【AR4-651-5】pp.156-164."Chapter XIV 'The Old Corruptive Influences'(1905-1914)".
 ※p.160に、1905年以降ロシア海軍再建には議会が建艦予算を通さないなど暫く困難があったこと、1909年艦隊建造計画実施の記述あり。
資料5 The Navy of the Russian Empire / [team of authors, Liudmila Spiridonova, chief compiler, ... et al. ; translated from the Russian by Arthur Shkarovsky-Raffe]. Slavia, 1996. 287 p.【AR4-651-A37】
資料6 The Military history of Tsarist Russia / edited by Frederick W. Kagan and Robin Higham.. 1st ed. Palgrave, 2002. vi, 266 p.【AR4-651-A41】
 pp.151-182. "Chapter 9. The Imperial Russian Navy,1696-1900: The Ambiguous Legacy of Peter's "Second Arm" by Jacob W. Kipp".
資料7 A military history of Russia : from Ivan the Terrible to the war in Chechnya / David R. Stone. Praeger Security International, 2006. xiv, 259 p. 【GG812-B16】
 pp.159-192. "6. The Practicalities of Reinforcing the Pacific Ocean Squadron, 1898-1900".
 pp.193-225. "7. Alekseev's Operational Plan and Future Challenges, 1901-1902".
資料8  The A to Z of the Russo-Japanese War / Rotem Kowner. Scarecrow Press, 2009. lv, 567 p.【GB441-B96】 pp.256-258. "NAVY, IMPERIAL RUSSIAN"
資料9 Nicholas Papastratigakis. Russian imperialism and naval power : military strategy and the build-up to the Russo-Japanese war. Tauris, 2011. x, 342 p.【GG823-B22】
資料10  [国府種徳, 梅田又次郎] [編]. 日露戦史. 1(第1巻-第2巻). 文生書院, 2007.4. 224, 200p【GB441-H126】
第1巻pp.209-212.「附録一 日露戦役両国艦隊比較表」 ※日露戦史編輯部,1906年刊【20-109】の復刻。
資料11 セルゲイ・ゲオルギエビッチ・ゴルシコフ 著 ; 宮内邦子 訳. ロシア・ソ連海軍戦略. 原書房, 2010.5. 262p.【AR5-331-J1】
 ※原著はソ連海軍総司令官がソ連海軍機関誌『モルスコイ・スボルニク』誌に1972年2月-1973年2月に連載した論文「戦時と平時の海軍」(訳者あとがきより)。 pp.88-89に、日露戦争ののち財政困難のために艦隊建造が遅れたこと、1907年に艦隊整備・配置の方針が決定されたこと、1909年から順次戦艦建造に着手したが第一次世界大戦開戦時には間に合わなかった、との記述あり。
 p.90「第六表 戦争直前の海軍兵力比」第一次世界大戦開戦前の主要国別・艦種別の戦闘用艦艇数の一覧。ロシアは以下のとおり。
 主力艦(弩級艦及び巡洋戦艦)0主力艦(弩級艦以下)9巡洋艦12駆逐艦62潜水艦15
資料12 大本営写真班 撮影. 日露戦役写真帖. 小川一真出版部, 明37-39. 24冊. 陸地測量部蔵版.【400-96】
 第1巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774295
 第2巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774296
 第3巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774297
 第4巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774298
 第5巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774299 ※この巻は国会図書館館内のみの利用です。
 第6巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774300
 第7巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774301
 第8巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774302
 第9巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774303
 第10巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774304
 第11巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774305
 第12巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774306
 第13巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774307
 第14巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774308
 第15巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774309
 第16巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774310
 第17巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774311
 第18巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774312
 第19巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774313
 第20巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774314
 第21巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774315
 第22巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774316
 第23巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774317
 第24巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774318
資料13 従軍写真班 撮影. 日露戦争紀念帖. 第1-6輯. 関西写真製版印刷出版部, 明37.11. 6冊. 大本営幕僚蔵版.【特67-155】
 第1輯 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774397
 第2輯 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774398
 第3輯 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774399
 第4輯 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774400
 第5輯 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774401
 第6輯 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774402
資料14 久村敬次郎 編. 日露戦役紀念写真帖. 第1,2輯. 博文館, 明38. 2冊【83-352】
 第1輯 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774287
 第2輯 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774288
資料15 市岡太次郎 等撮影. 日露戦役海軍写真帖. 第1-4巻. 小川一真出版部, 明38【400-82】
 第一巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774276
 第二巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774277
 第三巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774278
 第四巻 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774279
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000185732解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter
このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!