レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2014/08/14 09:45
- 更新日時
- 2014/08/14 09:45
- 管理番号
- 浜松043
- 質問
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解決
戦国~江戸時代の女性の正式な座り方は、正座ではなくて片膝を立てて座るものだったのか?
- 回答
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今でいう「正座」が正しい座り方となったのは、明治以降。「修身」の教科書で定義され広まったとされる。
それ以前は女性でも古くは胡坐や、近世までは立て膝で座っていた。
ただし、正座の姿勢の起源は縄文時代にまで遡ることができる。
- 回答プロセス
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当館OPACにて「正座」「立て膝」「礼儀」をキーワードに検索。他NDL-OPACやCiNii等インターネット調査も。
「故事類苑 人部一」468頁『膝』、980頁『坐』
「日本人の坐り方」矢田部英正∥著 集英社
「正座と日本人」丁宗鐵∥著 講談社
入澤達吉『日本人の坐り方に就いて』(国会図書館近代デジタルライブラリ)
川本利恵『正座の源流』
- 事前調査事項
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家康の側室「阿茶局」の肖像画(コピー)を持参。確かに立て膝で座っている。
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000158222